【初心者向け】Googleサーチコンソールの使い方|2020年最新版

サーチコンソールを使いたい人「ブログを開設後、なんとかサーチコンソールの登録が終わった。いよいよ実際の運用だ。サーチコンソールの使い方を教えて下さい。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 【初心者向け】Googleサーチコンソールの使い方|2020年最新版
こんにちは、ヒデハルです。
ブログ歴は1年ほど。
Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、サイトの改善やSEO対策には欠かせないツール。ぜひとも使いこなしたいところです。
サーチコンソールの登録がまだの方は、別記事(Googleサーチコンソールとは?登録・設定を解説【初心者向け】)を参考に、サクッと済ませちゃいましょう。
本記事では、サーチコンソールの登録が済んだ初心者向けに、サーチコンソールの実用的な使い方を解説します。
【初心者向け】Googleサーチコンソールの使い方|2020年最新版

サーチコンソールは、2018年にリニューアルされ、見た目や機能名、操作性が変わりました。
新しいサーチコンソールの機能名(メニューの項目)は以下のとおり。
- その①:検査パフォーマンス
- その②:URL検査(旧Fetch as Google)
- その③:カバレッジ
- その④:サイトマップ
- その⑤:モバイルユーザビリティ
- その⑥:パンくずリスト
- その⑦:セキュリティと手動による対策
- その⑧:リンク
上記のとおり。
日頃よく使うのは①と②ですね。
その①:検査パフォーマンス

検査パフォーマンスとは
検査パフォーマンスは、流入キーワード確認用です。
どういったキーワードで訪問者が来ているのかを確認し、自分の狙いどおりになってるか「答え合わせ」をしましょう。
検査パフォーマンスの使い方
サーチコンソールにログインし、左のメニューから[検索パフォーマンス
]をクリックします↓
[合計クリック数
]と[合計表示回数
]に加えて、[平均CTR
]と[平均掲載順位
]にもチェックをつけましょう↓
4項目のアクセス結果が表示される↓
[日付
]をクリックすると、表示する期間を変更できるので、いろいろ試してみて下さい↓
下にスクロールすると、以下のような画面になります↓
上記のとおり、最初は [クエリ
] がアクティブになっています。
クエリとは、検索キーワードのことで、あなたのサイトにどういった検索キーワードで流入しているのかがわかるんです。
次に、[ページ
] をクリックします↓
あなたが分析したい記事をクリックしましょう↓
再度、[クエリ
] をクリックして下さい↓
すると、クエリが多い順に表示されます↓
最も多いクエリ(上図の赤枠)が、あなたが狙ったキーワードと一致していれば、狙い通りの記事が書けてるってこと。スバラシイ!
反対に、あなたが狙ったキーワードと一致していないときは、原因を分析して下さい。
その②:URL検査(旧Fetch as Google)

URL検査とは
このURL検査は、2018年以前の旧サーチコンソールで「Fetch as Google」と呼ばれていた機能ですね。
通常だと公開した記事はインデックスされるまでに時間がかかります(長くて3ヶ月)。
URL検査を使うことでクローラーが素早くインデックスしてくれるので(およそ24時間以内)、SEOに有利です。
URL検査の使い方
メニューから[URL検査
]をクリックします↓
入力欄に、[登録したい記事のURL
]を入力してEnterを押して下さい↓
未登録のケース
Googleに未登録の記事だと、以下のような表示が出るので、[インデックス登録をリクエスト
]をクリックしましょう↓
インデックス登録のリクエストが完了すると、以下の表示が出ます↓
登録済みのケース
登録済みの記事にインデックス登録をリクエストすると、以下の表示になります。このケースはこれでOK↓
登録済みであっても、リライトしたときは、なるべく早くGoogleに教えるために、[インデックス登録をリクエスト
]をクリックしましょう↓
問題ありのケース
インデックス登録をリクエストしたときに、もしも以下のような警告メッセージが出たときには、早めに問題を修正しましょう。
今後、あなたが記事を公開したら、まずはURL検査でインデックス登録をしましょう!
その③:カバレッジ

カバレッジとは
カバレッジは、エラーページをチェックする機能です。
カバレッジの使い方
カバレッジは、トップページで以下のように時間軸上のグラフが表示されてますが、より詳細には、メニューから[インデックス
] >[カバレッジ
]をクリックします↓
4つの判定結果が表示されます↓
カバレッジの判定結果
- エラー:インデックスに登録されていない。修正が必要。
- 警告あり:インデックスに登録されているが、注意すべき問題がある。
- 有効:正常にインデックスに登録されている。
- 除外:サイト運営者が、意図的にインデックスに登録していない可能性がある。
もしインデックスされていなければ、永久に検索画面に表示されることはないので、早急に対処しましょう!
下にスクロールすると、どのページがどんな理由でエラー表示されているかも分かります。各行をクリックして、エラー内容を確認して下さい↓
その④:サイトマップ

サイトマップとは
サイトマップとは、ユーザーや検索エンジンが迷子にならないよう、サイトに何があるのか書いた全体の地図のようなものですね。
サーチコンソールで対応するのは検索エンジン向けであり、「XMLサイトマップ」と呼ばれます。
XMLサイトマップをGoogleに送信することで、どんなサイトなのか理解しやすくなるため、早く的確にサイト情報を認識してもらえるわけです。
サイトマップの使い方
手順は以下のとおり。
- 手順①:サイトマップの作成
- 手順②:サイトマップの送信
手順①:サイトマップの作成
サイトマップの作成はWordPressで行います。
WordPressのメニューで、[プラグイン
]→[新規追加
]をクリックし、検索窓に「Google XML Sitemaps」と入力します。
Google XML Sitemapsをが出てくるので、インストールして有効化しましょう↓
カンタンですね。
手順②:サイトマップの送信
サーチコンソールに戻り、メニューの[サイトマップ
]をクリックします↓
[新しいサイトマップの追加
]のところに、「sitemap.xml
」と入力し、送信ボタンを押して下さい↓
以下の表示が出れば成功です↓
送信履歴が表示されます↓
同様の手順で、次は「feed
」を入力し、送信ボタンを押して下さい。↓
最後に「sitemap.xml.gz
」を入力し、送信ボタンを押します↓
3つのサイトマップがGoogleに送信されたら完了です↓
このXMLサイトマップは一度やってしまえば、以降は触らなくてOK。自動でやってくれますから。
その⑤:モバイルユーザビリティ

モバイルユーザビリティとは
モバイルページ(スマホ)で表示した時に、問題がないかをチェックする機能です。
モバイルユーザビリティの使い方
メニューから[モバイルユーザビリティ
]をクリックすると、[エラー
]と[有効
]が表示されます↓
「③カバレッジ」と同じような画面ですね。こちらも各項目をクリックすることで、詳細に内容を確認できます。
エラーが表示されている場合は、モバイル対応が行われていません。
現在は、モバイル対応をしていることが、順位に影響を及ばすようになっているので、対処しときましょう。
その⑥:パンくずリスト

パンくずリストとは
パンくずリストのエラーをチェックする機能です。
パンくずリストとはこんなやつですね↓
パンくずリストの使い方
メニューから[パンくずリスト
]をクリックすると、[エラー
]と[警告あり
]と[有効
]が表示されます↓
[エラー
]と[警告あり
]については、詳細を確認して、対処しましょう。
その⑦:セキュリティと手動による対策

セキュリティと手動による対策とは
手動による対策とは、Googleの担当者が目視でサイトを確認して、ウェブマスター向けガイドライン(品質によるガイドライン)に違反していないかを確かめて対策を行うことです。
もしサイト全体に対策が実施されてしまうと、すべてのページが検索結果に表示されなくなってしまいます。
セキュリティと手動による対策の使い方
メニューから[手動による対策
]と[セキュリティの問題
]をクリックして、以下の画面がでれば問題ありません↓
その⑧:リンク

リンクとは
自サイトがどれだけ被リンクをもらっているか確認できる機能です。
リンクの使い方
メニューから[リンク
]をクリックすると、[外部リンク
]、[上位のリンク元サイト
]、[内部リンク
]が表示されます↓
確認できることは以下のとおり。
- 外部リンク:自サイト以外のサイトがリンクしてくれたページのランキングとリンク数
- 上位のリンク元サイト:外部からリンクしてくれているサイトのランキングとリンク数
- 内部リンク:自サイト内の各ページ同士でリンクを貼ったランキングとリンク数
外部リンクは、GoogleがWebサイトの評価で重要視する項目です。どんなサイトから被リンクされているかはチェックしておきましょう。
怪しいサイトからの被リンクは注意!
悪質なサイトから被リンクをされているときは、リンクの否認をしましょう。被リンクの否認方法は以下の記事をご覧下さい。
» サーチコンソールを使って低品質な被リンクを確認&否認する方法
まとめ:【初心者向け】Googleサーチコンソールの使い方|2020年最新版

新しくなったGoogleサーチコンソールの使い方を紹介しました。
本記事のおさらいをします。
サーチコンソールの使い方とは
- その①:検査パフォーマンス:キーワード流入を確認する
- その②:URL検査(旧Fetch as Google):記事を素早く登録する
- その③:カバレッジ:エラーページをチェックする
- その④:サイトマップ:Googleにサイトの全体像を理解してもらう
- その⑤:モバイルユーザビリティ:スマホでのエラーを確認する
- その⑥:パンくずリスト:パンくずリストのエラーを確認する
- その⑦:セキュリティと手動による対策:セキュリティーのエラーを確認する
- その⑧:リンク:外部/内部リンクの数や被リンク元を確認する
サーチコンソールは、サイトの改善やSEO対策には欠かせないツールです。
使い方をマスターして、日々活用して下さい。
参考になれば幸いです😌
参考Google Analytics(アナリティクス)の使い方とは?【初心者向け】