サーチコンソール「検出−インデックス未登録」の原因と対処法

Googleサーチコンソールで「検出−インデックス未登録」という指摘をされたけど、原因と対処法がわかりません。教えてください。

hideharu

こんな疑問にお答えします。

本記事では、Googleサーチコンソールで「検出−インデックス未登録」という指摘の原因と対処法を解説します。

Googleサーチコンソールで、「インデックス」>「ページ」をクリックすると、インデックス済みの記事と未登録の記事が表示されます。

インデックス未登録の記事がある場合、要因のひとつとして「検出−インデックス未登録」と表示される、というのが今回のケースです。

上記のサーチコンソールの使い方について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
>> Googleサーチコンソールの導入・設定方法・使い方をやさしく解説

記事がインデックスされないと、どんなに良い記事を書いても(書いたつもりになっても)、検索結果に表示されることはありません。

なので、インデックス未登録のエラーは早めに対処しましょう

本記事では、このエラーの原因と対処法をわかりやすく解説しましたので、ぜひご覧ください。

目次

サーチコンソール「検出−インデックス未登録」の原因とは

サーチコンソールのインデックス機能で、「検出−インデックス未登録」というエラーが出る原因は以下の2つです。

  • サイトへの過負荷を予想しクロールを中止した
  • インデックスする価値が無いページと判断した

順に見ていきましょう。

原因①:サイトへの過負荷を予想しクロールを中止した

原因のひとつめは、クローラはページの検出をしたものの、クロールすることで、サイトに過負荷を与えると判断し、クロールを中止したことです。(参照元:サーチコンソールヘルプ

原因②:インデックスする価値が無いページと判断した

原因のふたつめは、クローラ(Googleのbot)はページの検出をしたものの、「インデックスする価値が無い」と判断したことです。

というのも、2019年の情報ではありますが、Googleスタッフのジョンミューラー氏が動画でコメントしているからです(参照元:動画はこちら)。

インデックスする価値がないページとは以下を指します。

  • 内部リンクが少ない
  • URLが重複してる
  • 品質が低い

内部リンクが少ない

該当ページへの内部リンクが少ないと、重要ではない、すなわちインデックスする価値が無いと判断されることがあります。

サイト内のどこからもリンクされていない”孤立した”ページは、運よくインデックスされたとしても、すぐに消えてしまうことが少なくありません。

URLが重複してる

該当ページのURLが他のページのURLと似ていると、既にあるページだとGoogleは判断して、インデックスされないことがあります。

品質が低い

該当ページの品質が低いと、インデックスされないことがあります。

ここでいう低品質なページとは、オリジナル性が乏しく、ユーザーに有益な情報のないページのこと。

サーチコンソール「検出−インデックス未登録」の対処法

記事の後半では、この「検出−インデックス未登録」の対処法を解説します。

対策する前には、指摘の内容を記録しておくとよいですね。そうすれば、あなたの行った改善が効果あったのかを検証できますから。

対策①:インデックス登録をリクエストする

原因①(クローラはページの検出をしたものの、クロールすることで、サイトに過負荷を与えると判断し、クロールを中止した)への対処法は、インデックス登録をリクエストすることです。

インデックス登録をリクエストする方法は、GoogleサーチコンソールのURL検査の機能を使うことです。

URL検査の方法は以下の記事をご覧ください。

あとはクローラが回ってくるのを待ち、「検出−インデックス未登録」から表示されなくなるのを確認しましょう。

もし表示され続けた場合は、原因②の「重要でないページだと見なされた」可能性が高いので、後述する対策②をご覧ください。

対策②:インデックスする価値を高める

原因②(インデックスする価値が無いページと判断された)への対処法は、インデックスする価値を高めることです。

前述のとおり、原因②の3つの要素がありましたよね。それぞれに対する対処方法は以下のとおり。

インデックスする価値を高める対処法
  • 他ページから内部リンクを貼る
  • URLを変更する
  • 記事の品質を上げる

対策②-1:他ページから内部リンクを貼る

原因②(内部リンクが少ない)への対処法は、他ページから内部リンクを貼ることです。

なぜなら、他ページから内部リンクが貼られているページは重要なページだとGoogleに判断してもらえるからです。

ただし、記事内容に関連が無いのに、該当ページに対して内部リンクを貼るのはNG。

いまいちど記事同士の関連性をチェックして、関連性があるならば、内部リンクを貼りましょう

Googleのスターターガイドにも以下のように記述があります。

関係のあるリソースにリンクする
リンクを使用することで、ユーザーや検索エンジンを自分のサイトの他の部分や、他のサイトの関連するページにつなげることができます。Google でも、新たなページの発見のほとんどはリンクを通じて行われています。Google が発見して検索結果に表示できるように、ぜひともリンクの使用を検討してください。またリンクは、執筆内容の裏付けとなる別のコンテンツにユーザーや Google をつなげるという点でも価値があります。

SEOスターターガイド

なお、各ページに対する内部リンク数はサーチコンソールの「リンク」機能を使えば確認できます。手順は以下の記事をご覧ください。

対策②-2:URLを変更する

原因②(URLが重複している)への対処法は、記事内容に見合ったURLに変更することです。

該当ページのURLが他のページのURLと類似していると、Googleはすでにあるページだと判断してインデックスしないことがあるからですね。

ただし、インデックスしてほしいがために、記事内容とは関係のないURLに変更するのはNG。

もし該当ページが、内容的に他のページと類似しているなら、そもそも該当ページが必要なのか?を見直しましょう。もし、他のページと統合できるなら統合するとか。

対策②-3:記事の品質を上げる

原因②(記事の品質が低く、インデックスする価値が無いページと判断されている)への対処法は、記事の品質を上げることです。

記事の品質を上げるとは、主に以下をさします。

  • 読みやすい文章にする
  • コンテンツに独自性を出す
  • コンテンツを最新にする
  • ユーザに有益な情報を載せる

上記はGoogleがスターターガイドで明言しており、参考までに以下に転記します。

【興味深く有益なサイトにする】
文章が読みやすく、よく整理されている:
文章をよく練り、わかりやすく自然な言葉を使い、誤字脱字や文法的な誤りをなくします。長い文章は段落や章などに分け、全体を見通せるように見出しを付けてください。
コンテンツに独自性がある:
新規のコンテンツを作成する際は、たとえ一部であっても他人のコンテンツをコピーしないでください。ご自身の知識に基づいて、自分で作成してください。誰かが公開したコンテンツの焼き直しはしないでください。
コンテンツが最新:
公開済みのコンテンツを確認し、必要なら更新し、的外れになったら削除します。
コンテンツが有用で信頼性が高くユーザーを第一に考えている:
読者から役に立ち信頼できると思われるようなコンテンツを作ってください。たとえば、専門知識や豊富な経験を持つ情報発信者が書いた記事であれば、記事の専門性を理解してもらえます。

SEOスターターガイド

参考記事を紹介

読みやすい文章にするには、以下の記事をご覧ください。

読者にとって有用な記事を書くコツは、以下の記事をご覧ください。


以上、サーチコンソール「検出−インデックス未登録」の対処法でした。

まとめ:「検出−インデックス未登録」のエラーは早めに対処しよう

サーチコンソールで「検出−インデックス未登録」が指摘される原因と対策を解説しました。

原因対処法
サイトへの過負荷を予想しGoogleがクロールを中止したインデックス登録をリクエストする
インデックスする価値が無いページとGoogleが判断した・他ページから内部リンクを貼る
・URLを変更する
・記事の品質を上げる
インデックス未登録の原因と対策

記事がインデックスされないと、どんなに良い記事を書いても(書いたつもりになっても)、検索結果に表示されることはありません。

なので、インデックス未登録のエラーは早めに対処しましょう

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