ブログを始めたはいいけど、どうやって記事を書けばいいかわかりません。初心者向けに記事の書き方を教えてください
こういった疑問に答えます。
今回は、ブログ記事の書き方を初心者向けに解説します。
具体的には
・ブログ記事の構成要素6つ
・それらをどの順で作っていけばよいのか
をわかりやすく解説しました。
本記事を読めば、ブログ初心者の方でもブログ記事を書けるようになるので、ぜひご覧ください。
ブログ記事を構成している6つの要素
まず、ブログ記事の構成要素からお伝えします。
ブログ記事は以下の6つの要素から構成されています。
- ①:記事タイトル
- ②:アイキャッチ画像
- ③:リード文
- ④:見出し
- ⑤:本文
- ⑥:まとめ
上記6つを1つずつ作っていけば、ブログ記事が完成します。
順にみていきましょう。
記事の要素①:記事タイトル
その名のとおり、記事のタイトルです。
読者は、この記事タイトルを見て、読むかどうかをまず判断します。
よって、記事タイトルは、記事の内容がわかるものでないといけません。
さらにいうと、その記事を読んでみたいと思わせるような魅力的なタイトルであればなお良しです。
また読者視点だけでなくSEO的にも、記事のタイトルは重要になります。
以上をふまえて、記事タイトルは以下の5つを心がけましょう。
- 記事内容を的確に示す
- 検索キーワードを入れる
- 記事を読むメリットを伝える
- 32文字前後を目安にする
- 具体的な数字を入れる
記事の要素②:アイキャッチ画像
続いてアイキャッチ画像です。
アイキャッチ画像とは、記事を開いたときに、タイトルのすぐ下に表示される画像のこと。
アイキャッチ画像を設定しないこともできますが、必ず設定しておきましょう。
PCでの検索画面にはアイキャッチ画面は表示されないことが多いですが、記事を開いたときに、読者の興味をひく画像が記事の冒頭にあると、「読んでみたい」という気分が高まるからです。
また、TwitterなどのSNSでブログ記事を紹介するときにはアイキャッチ画像が表示されるので、その意味でも、アイキャッチ画面は必須です。
アイキャッチ画像の入手方法
アイキャッチ画像に限らず、記事に挿入する画像は、画像サイトからゲットします。
無料の画像サイトだとO-DANがおすすめ!
より詳しくは以下の記事をご覧ください。
記事の要素③:リード文
続いては、リード文です。
リード文とは序文とも呼ばれ、本文に入る前の導入文のこと。
- 自己紹介
- 記事のターゲットは誰か?
- 記事を読むとどんなメリットがあるのか?
- 結論
などを説明します。
読者は、このリード文を読んで「この記事を読み続けるかどうか?」を決めるので、とても大事な要素です。
リード文では結論を早めに伝えよう
結論はリード文でさっさと書きましょう。
・商品のレビュー記事なら、おすすなのかそうじゃないのか
・なにかの手順を解説する記事なら、5ステップで簡単ですとか
結論をもったいぶってると、読者は離脱しちゃいますから。
記事の要素④:見出し
続いては、見出しです。
ビジネス文書では、章や項ごとに分けますよね?
ブログでも同様に、内容ごとに記事を区切ることで読みやすくなります。
その区切りの先頭につけるタイトル、それが見出しです。
見出しで実際に使うのはH2とH3
見出しには、以下があります。
H1見出し
H2見出し
H3見出し
H4見出し
…
H1見出しは記事タイトルに使われ、普段は意識することはありません。
見出しは階層が深くなりすぎると逆にわかりづらいので、H2とH3の見出しだけで十分です。使ってもH4までにしましょう。
この記事でいうと、以下のとおり。
WordPressのテキストエディタで記事を書く際には、見出しはHTMLのタグで囲んで以下のように記載します。
<h2>ここに見出しを書く</h2>
<h3>ここに見出しを書く</h3>
見出しはブログ記事のキモ!
「記事を全て読まなくても、目次を読んでいけば、記事の内容がおおむねわかる」を目指すと、読者にとって読みやすい記事になります。
また、タイトルだけじゃなく、見出しにも検索キーワードを入れるとSEOで有利です。
見出しってホント大事ですよ!
記事の要素⑤:本文
ようやくここで、本文です。
「ブログ記事を書く=本文を書く=ここが大変」
というイメージを持ってる方は多いんじゃないでしょうか?
でも、最初の記事設計をしっかりしていれば、本文を書くのって実は難しくありません。
最初の記事設計とは、
- 誰のどんな悩みを解決する記事を書くかを決める
- 解決策を具体的に考える
- 見出しを全て考える
ことを指します。
ブログの記事作成においては上記が最も大切でして、本文を書くのは、見出しを肉付けしていくイメージ。
記事設計をしっかり行えば、本文はおのずと良いものができあがるわけです。
この記事設計については、後ほど改めて説明します
文字数の目安
読者の悩みを解決できるなら、文字の長さは関係ないですが、検索上位の記事を見ると、だいたい2,000字以上になってるはずです。
読者の悩みを解決すべく、わかりやすく丁寧に本文を書いていくと、それぐらいの文字数になるでしょうから。
とはいえ、最初は1000字くらいからでもOK
記事数をこなしていけば、そのうち、2,000字以上を普通に書けるようになりますよ。
記事の要素⑥:まとめ
最後に、まとめを書きます。
記事をふりかえって要点を書いたり、あるいは、結論だけ端的に書いたりなど。
また最後には、商品のリンクや関連記事を貼ることで、読み終わった読者を誘導してあげましょう。
実際にブログ記事を作るときの手順10
ブログ記事のそれぞれの要素がわかったところで、実際にブログ記事を書く手順をお伝えします。
さきほどの①〜⑥の要素を埋めていけばブログ記事は完成するわけですが、おすすめの記事作成手順を解説します。
- 手順1:誰のどんな悩みを解決するかを決める
- 手順2:読者の悩みを解決できる内容を考える
- 手順3:検索キーワードを決める
- 手順4:記事タイトルを仮で決める
- 手順5:全ての見出しを考える
- 手順6:見出しに沿って本文を書く
- 手順7:記事のまとめを書く
- 手順8:リード文を書く
- 手順9:タイトルを最終決定する
- 手順10:アイキャッチ画像を入れる
上記の順に従えば、読者満足度の高い記事を少ない手直しで作成できすますよ。
順にみていきましょう。
手順1:誰のどんな悩みを解決するかを決める
特に重要なのがこの手順1です!
ここが明確でないと、誰の役にもたたない自己満足な記事になっちゃうからです。
例えばこの記事ですと
- 誰の:ブログ初心者の
- どんな悩み:記事の書き方がわからない悩み
を決めてから記事を書いています。
手順2:読者の悩みを解決できる内容を考える
次に、手順1で考えた読者の悩みを解決できる内容をざっくりと考えます。
いくら読者の悩みを想定したところで、あなたが解決策を提示できないなら記事はかけませんから。
手順3:検索キーワードを決める
「想定した読者が、検索エンジンで入力するキーワードって何?」を考えます。
たとえばこの記事ですと、検索キーワードは、[ブログ 記事 書き方]
だと想定しました。
検索キーワードを決めるうえで大事なのが以下の3つです。
- ロングテールキーワードを狙う
- 狙ったキーワードで試しに調べてみる
- 関連する検索キーワードを調べる
ポイント1: ロングテールキーワードを狙う
検索するキーワードは「ロングテールキーワード」を狙うのがおすすめです。
ロングテールキーワードをひとことでいえば「細かいキーワード」ってことです。詳しくは以下をご覧ください。
ロングテールキーワードを考えるときには、「ラッコキーワード」が役に立ちます。詳しくは以下をご覧ください。
ロングテールキーワードを狙うときには、検索ボリュームも意識しましょう。
検索ボリュームを調べるには「キーワードプランナー」が便利です。詳しくは以下をご覧ください。
ポイント2: 狙った検索キーワードで試しに調べてみる
狙った検索キーワードで、実際にググってみましょう。
検索上位の記事は、読者の満足度が高い記事なので、参考になるはずです。
あなたが書こうしていた内容で足りない部分があれば、補完しましょう。
ポイント3: 関連する検索キーワードを調べる
関連する検索キーワードを記事内に網羅できると、SEO的に有利になります。
関連する検索キーワードを調べるには、さきほど紹介した「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」を使いましょう。
手順4:記事タイトルを仮で決める
次に、記事タイトルを決めます。
記事タイトルには、手順4で決めた検索キーワードを入れましょう。
検索キーワードを入れることも含め、タイトルで気をつけるのは以下のとおり。
- 記事内容を的確に示す
- 検索キーワードを入れる
- 記事を読むメリットを伝える
- 32文字前後を目安にする
- 具体的な数字を入れる
手順5:全ての見出しを考える
次に、全ての見出しを考えます。
見出しは全て考えるのが大切!
というのも、全ての見出しを考えるというのは、「記事全体を設計すること」だからです。
記事全体を設計できれば、本文をスムーズに執筆できます。
裏を返せば、全ての見出しを考えず、いきなり記事を書き始めると、途中で手が止まったり、なんども書き直しが必要になったり、と迷走します。気をつけましょう。
手順6:見出しに沿って本文を書く
いよいよ本文を書きます。
手順5で、見出しを全て作る(=記事全体を設計する)をしておけば、本文は肉付け作業のようなもの。
手順7:記事のまとめを書く
本文を書き終えたら、記事のまとめを書きます。
記事を振りかえって要点を書いたり、商品のリンクや関連記事を貼ったりしましょう。
手順8:リード文を書く
リード文はここで書きます。
リード文を最初に書け、という人もなかにはいます。
ただ私は、本文を書き終えてから書くことをおすすめします。その方がリード文の書き直しの手間を減らせるからです。
たとえ手順5で記事の全体像を設計したとしても、本文を書いているうちに、記事の追加や構成の変更などは発生するもの。
もし最初にリード文を書いてしまうと、本文を書き終えてから、リード文を書き直す手間が発生しちゃうんですよね…
なので、リード文は本文を書き終えてから書くのがおすすめ!
手順9:タイトルを最終決定する
手順5で決めたタイトルを最終的に決めます。
タイトルを修正する例としては
- 仮のタイトル:xxする手順を解説
- 最終タイトル:xxする方法を5ステップで解説【3分で簡単】
みたいな感じで具体的な数字を入れるケースとか。
前述のとおり、タイトルには数字を入れた方が、記事のイメージがつきやすくおすすめですが、具体的な数字は記事を書き終えてから決まったりしますからね。
手順10:アイキャッチ画像を入れる
最後にアイキャッチ画像を入れます。
アイキャッチ画像は最初ではなく最後に入れることをおすすめします。その方が、記事のイメージにあった画像を選ぶことができるから。
アイキャッチ画像の入力するには「O-DAN」がおすすめです。詳しくは以下をご覧ください。
まとめ:ブログ記事の基本を理解したらどんどん書いていこう
今回はブログ記事の書き方を説明しました。
具体的には、
・ブログ記事の構成要素6つ
・ブログ記事の作成手順10ステップ
を解説しました。
ブログ記事の構成要素についていうと、検索上位の記事はどれもこの構成になってるはず。
ブログ記事の作成手順は、人によって多少の違いはあれど、今回紹介した10ステップをおすすめします。
このステップに従うと、読者満足度の高い記事を少ない手直しで作成できるからです。
本記事を参考にして、どんどん記事を書いていきましょう!