ブログで成果が出ません。やっぱ記事の検索順位が低いからかな…。リライトが重要らしいけど、やり方がわかりません…。SEOに効果的なリライト方法を教えてください
そんな疑問にお答えします。
今回は、SEO検索上位を狙うブログ記事のリライト方法を解説します。
ブログで成果を出すには、記事のリライトは欠かせません。
というのも、ブログで稼ぐには検索上位TOP10に入ることが重要ですが、初回でいきなり満点の記事を書くのは至難のわざ。
リライトしてこそ、読者にもGoogleにも評価される記事を書けるからです。
とはいえ初心者ブロガーにとっては、「リライトのやり方なんてさっぱり…」って感じですよね?
ご安心下さい。
リライトは根本を理解し、手順にそっていけば誰でもできるようになりますよ!
今回は、ブログ記事のリライトでSEO検索順位を上げる方法をわかりやすく解説しましたので、ぜひご覧ください。
ブログ記事をリライトする重要性
最初に、リライトの重要性を解説します。
リライトしてこそ検索順位が上がる
リライトとは、検索順位を上げることを目的に、ブログ記事を公開後に手直しすることです。
リライトで行う内容は、大別すると以下の2つ。
- SEO対策をする
- 読者満足度を高める
上記のリライトを行って、最終的には検索順位でTOP5、最低でもTOP10を狙いたいところです。
なぜなら、TOP10に入らないとアクセス数のアップを期待できないから。
とはいえ一回の執筆でTOP10に入るのは至難のわざ。リライトをしてこそ、読者にもGoogleにも評価される記事を書けるわけです。
だからこそリライトが重要!
より詳しくは、ブログのPVアップにはリライトが必須な訳【1回の執筆じゃムリ】で解説してますので、あわせてご覧ください。
リライトして検索順位が上がった例
私のリライト実績を紹介します。
サブドメインのブログで、[書道 手本 無料]
のキーワードを狙った記事をリライトした結果、検査順位をぐっとアップできました。
・記事の公開日:2020/04/20
・リライト日:2021/10/31
・現在順位:6位(2022/1/29)
・検索ボリューム:1,020
上記のとおり、リライトすれば、検索順位をジャンプアップさせることが可能です。
ブログ記事をリライトする前提は2つ
続いては、リライトを行う前提を解説します。
リライトをする方の条件は以下の2つ。
- ブログに100位以内の記事があること
- 検索順位測定ツールを使っていること
順に見ていきましょう。
リライトする前提①:100位以内の記事がある
リライトを行う前提その①は、ブログ内に100位以内の記事があること。
逆に、100位以内の記事がないならリライトは時期尚早です。
そんな方は以下のいずれかが原因かと。
- ブログ開設後まもない
- ジャンル選定に失敗してる
- SEOの基礎知識が不足してる
それぞれについて簡単に説明します。
100以内の記事がない原因1:ブログ開設後まもない
ブログ開設後まもないと、ブログ全体の評価(ドメインパワー)が弱く、順位がつかないことがあります。
ブログ開設後3か月以内とか、記事数が20以下とか。
この場合はリライトをするよりも、記事数を増やすことに注力しましょう。
100以内の記事がない原因2:ジャンル選定に失敗してる
ジャンル選定を失敗すると、順位がつかないことがあります。
2017年に実施されたGoogleアルゴリズムの変更により、YMYLのジャンルでは個人ブロガーが太刀打ちできなくなっています。
Google品質評価ガイドラインに記されているように、YMYLのジャンルでは特にE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が重視されるからですね。
この場合はリライトをするよりも、ジャンル選びを今一度みなおしてみましょう。
100以内の記事がない原因3:SEOの基礎知識が不足してる
SEOの基礎知識が不足していると、順位がつかないことがあります。
SEOの基礎としては以下あたり。
- キーワード選定(ロングテールキーワード)
- 検索意図を満たした内容(読者ファースト)
- タイトルや見出しにキーワードを入れる
- 本文内に関連ワードを網羅する
上記を見てピンとこないなら、リライトをするよりも、SEOの基礎を習得しましょう。
SEOの基礎を学ぶには、以下の本がおすすめです。
リライトする前提②:検索順位測定ツールを使っている
リライトを行う前提その②は、検索順位測定ツールを使っていること。
ブログ記事のリライトは、検索順位に応じてリライト方法を判断します。リライトが成功したかどうかも、検索順位を見て検証します。
よって、ブログ記事のリライトには検索順位測定ツールが欠かせません。
すでに検索順位測定ツールを導入済みならOK。
もし、検索順位測定ツールをまだ使ってないならリライトは時期尚早。まずはツールを導入しましょう。
- Windowsユーザー:Rank TrackerもしくはGRC
- Macユーザー:Rank Tracker
Rank Trackerについては以下の記事で解説してますのでご覧ください。
以上のように、リライトを行う前提は、
- ブログ内に100位以内の記事があり、
- 検索順位測定ツールを導入済なこと
この2つの条件を満たす方は、次の章をご覧ください。
ブログ記事をリライトする4ステップを理解しよう
続いては、ブログ記事をリライトする「全体の流れ」を解説します。
ブログ記事のリライトは以下の4ステップ。
- step1:リライトする記事を選ぶ
- step2:検索順位ごとのリライト
- step3:リライト直後の作業3つ
- step4:検索順位をモニタする
順に見ていきましょう。
step1:リライトする記事を選ぶ
リライトの流れstep1は、リライトする記事を選ぶこと。
リライトに適した記事とは以下の2つ。
- 検索順位が100位以内
- 記事公開から2か月経過している
それぞれ見ていきます。
リライトに適した記事1:検索順位が100位以内
リライトに適するのは、検索順位が100位以内の記事。
これは先ほどもふれましたね。
検索順位が100位圏外だと、リライトしても効果は低め…。
リライトするなら、100位以内の記事を対象にしましょう。
リライトに適した記事2:記事公開から2か月経過している
リライトに適した記事とは、記事公開から2か月以上が経過したもの。
なぜなら、検索順位が安定するには2か月以上かかるからです。
例を示しましょう。
以下は、私が[brackets プラグイン]
というキーワードを狙った記事の順位変動です。
記事リンク:Bracketsのプラグイン6選
記事順位:3位 ※2022/1/26時点
記事を公開したのは2020/08/13ですが、順位が安定したのは10月に入ってからと、約1か月半かかっているのがおわかり頂けるでしょう。
順位が変動する理由は、「公開→Gooleロボットがクロール→インデックス→順位調整」に2か月ほどかかるからですね。
この変動期間にリライトしてしまうと、何の要因で順位が変わったのかわかりません。たとえ運良く順位が上がったとしても、根拠がないので再現性もないですし・・。
よって、記事公開してから2か月以上が経過した記事をリライト対象にしましょう!
step2:検索順位ごとのリライト
step2では、ブログ記事をリライトしていきます。
ここでポイントとなるのが、SEO検索順位に応じてリライト内容を変えること。具体的には以下の3レベル。
- 51位〜100位の記事
- 21位〜50位の記事
- 6位〜20位の記事
具体的なリライト方法は、のちほど解説しますね。
step3:リライト直後の作業3つ
step3では、リライト直後に3つの作業を行います。
- リライト履歴をメモする
- ブログ記事にリライト日を記入
- インデックス登録のリクエスト
順に見ていきましょう。
作業①:リライト履歴をメモする
ブログ記事をリライトしたら、リライトした日にちと内容を「自分用」にメモしておきましょう。
日にちは、順位が安定するまでの期間を把握するため。
内容は、検索順位の変動と照らし合わせて効果を検証するためです。
メモのとり方はなんでもOK!
参考までに私の場合だと、Rank Trackerの[注意]の列にリライト履歴を残してます。
作業②:ブログ記事にリライト日を記入
ブログ記事にリライトした日にちを載せましょう。
というのも、更新日を書くことで、情報の新鮮度を読者やGoogleに示せるからですね。
私の場合、以下のように記事の冒頭に更新日を載せています。
作業③:インデックス登録のリクエスト
ブログ記事をリライトしたら、GoogleサーチコンソールのURL検査を使って、インデックス登録をリクエストしましょう。
インデックス登録をリクエストすると、クローラーが優先的にチェックしてくれて、SEOで有利になるからです。
URL検査の使い方は以下にまとめてますのでご覧ください。
step4:検索順位をモニタする
step4では、リライト後に検索順位をモニタしていきます。
検索順位測定ツール(Rank TrackerもしくはGRC)を使って、1週間おきに検索順位をチェックしましょう。
- リライト後、1か月間は順位が安定しない
- リライト直後は順位が落ちることがある
注意点1:リライト後、1か月間は順位が安定しない
前述のとおり、リライトして順位安定までには1か月ほどかかるので、その間はリライトせずに待ちましょう。
注意点2:リライト直後は順位が落ちることがある
リライト直後には一旦順位が落ちることがあります。
当ブログの例をご覧ください。
上記のとおり、リライト直後に順位が落ちてますね。
焦るかもですがご安心ください。
正しくリライトできていれば、順位は上下しながらいずれアップしますから!
検索順位とあわせてモニタする数字
テコ入れした項目の数字もモニタしていきましょう。
本記事で推奨するのが以下2つ。
テコ入れ箇所 | モニタに使用するツール |
---|---|
滞在時間 | Googleアナリティクス |
クリック率 | Googleサーチコンソール |
上記の数値を一週間おきにチェックしましょう!
詳しくはのちほど。
ここまでをおさらいしましょう。
- step1:リライトする記事を選ぶ
- step2:検索順位ごとのリライト
- step3:リライト直後の作業3つ
- step4:検索順位をモニタする
ブログ記事を検索順位ごとにリライトする方法
続いては、検索順位ごとのリライト方法を具体的に解説します。
リライト方針と施策は以下のとおり。
リライト対象の記事 | リライト方針 | 施策 |
---|---|---|
51位〜100位 | 基本的なSEO施策 | ・ロングテールkwを選ぶ ・検索意図にマッチさせる ・タイトルや見出しにkwを入れる ・本文内に関連ワードを入れる |
21位〜50位 | 滞在時間の改善 | ・目標の滞在時間を決める ・滞在時間の短い記事をGAで探す ・リライトする - ページの表示速度を早くする - リード文で読者の心をつかむ - 潜在ニーズの内容を追加する - サジェストkwを入れる - 画像を入れる/装飾する |
6位〜20位 | 滞在時間の改善 | 同上 |
CTRの改善 | ・目標のCTRを決める ・CTRの低い記事をサチコで探す ・リライトする - タイトルを改善する - メタディスクリプション改善 |
順に見ていきましょう。
51位〜100位の記事:基本的なSEO施策
検索順位が51位~100位のときは、基本的なSEO施策を行います。
51位~100位という低順位だと、表示回数が少ないですし、クリックして読まれることはほとんどありません。
クリック率データ(外部サイト)を見てもそうだし、あなただって、検索後に6ぺージ目以降(51位〜)の記事は見ないですよね?
読者のアクセスがなければ、Googleは読者の「行動データ」を評価の指標として使えないので、「記事内容」だけを評価基準とします。
で、51位~100位という低順位ということは、記事内容がイマイチということ。例えば、読者の検索意図と記事の内容がズレていたりとか…。
よって、51位~100位の記事は記事内容の改善が必要で、やるべきは基本的なSEO対策です!
- ロングテールキーワードを選んでいるか?
- 検索意図にマッチした記事になってるか?
- タイトルや見出しにキーワードがあるか?
- 本文内に関連ワードが網羅されているか?
※上記がピンとこない方は、まずは書籍でSEO基礎を学ぶといいですね。おすすめの本はこちら。
以下の記事も参考にご覧ください。
21位〜50位の記事:滞在時間を改善
検索順位が21位~50位の場合、滞在時間を改善しましょう。
21位〜50位になれば、記事へのアクセスは多少でてくるので、Googleは「記事内容」に加え、読者の「行動データ」を評価していきます。
そこで、読者の滞在時間を伸ばす工夫をしましょう!
「滞在時間が長い = 有益な情報が含まれていて、読者が記事をじっくり読んでいる」とGoogleが判断し、検索順位が上がるからです。
裏を返せば、「滞在時間が短い=記事の中身が魅力的ではなく、読者が読み進めるのをやめた」とGooleが判断し、検索順位が下がります。
※もちろん、滞在時間が短くても検索順位が高い記事はあります。読者がその記事を読んで満足し、検索を終えるケースですね。ただし傾向としては、滞在時間が長い方がSEOに有利です。
滞在時間を改善するには以下の3ステップで進めましょう!
- 目標の数値を決める
- 滞在時間の短い記事をアナリティクスで探す
- リライト(5つの施策)
順に見ていきましょう。
step1:目標の数値を決める
人が1分で読むのは400-600文字と言われています。ただし、ブログだと読者はけっこう読みとばすので、文字数と滞在時間の目安は以下のとおり。
・2,000文字: 3分くらい
・3,000文字: 4分くらい
・4,000文字: 5分くらい
上記の滞在時間よりも長くすることを目標にしましょう!
step2:滞在時間の短い記事をアナリティクスで探す
上記の目標値よりも滞在時間の短い記事をGoogleアナリティクスで探します。
Googleアナリティクスを開き、左メニューから [ライフサイクル] > [エンゲージメント] > [ページとスクリーン]をクリックします。
[平均エンゲージメント時間]を確認し、目標の数値よりも滞在時間の短い記事を洗い出しましょう。
step3:リライト(5つの施策)
上記で選んだ記事に対してリライトをします。
- ページの表示速度を速くする
- リード文で読者の心をつかむ
- 検索意図に沿った内容を追加
- サジェストキーワードを入れる
- 画像を入れる/適度に装飾する
順に見ていきましょう。
施策①:ページの表示速度を速くする
ページの読み込みに3秒以上かかると、53%の読者がしびれをきらして離脱します。
引用:マイナビ
ということで、滞在時間が極端に短いなら、手をいれるべきはまずはココ。
画像を軽くしたり、高性能なレンタルサーバーを使ったりして、ページの表示速度を速くしましょう。
画像を軽くする方法は、以下をご覧ください。
表示速度の早いレンタルサーバーは mixhostがおすすめ
施策②:リード文で読者の心をつかむ
30秒以内に離脱する原因は、リード文が魅力的でないケースがほとんどです。
読者の心をつかむようなリード文に改善し、本文へと読み進めてもらいましょう。滞在時間はぐっと上がります。
リード文の改善ポイントは以下の3つ。
- あなたのE-A-Tを示す ※
- 読者の悩みに共感する
- 結論ファースト
読者の悩みに結論ファーストで答える、については以下の記事を参考にしてください。
施策③:検索意図に沿った内容を追加
たとえば、[抜け毛 原因]
というキーワードの場合、読者の検索意図は抜け毛の原因を知りたいだけでしょうか?
そんなことはなくて、読者は髪の量の増やし方を知りはず。
つまり以下のように、読者のニーズには以下の2種類があるわけです。
読者のニーズ | ニーズの種別 |
---|---|
抜け毛の原因を知りたい | 顕在ニーズ |
髪の量を増やしたい | 潜在ニーズ |
こんな感じで、狙っているキーワードの検索意図で、不足しているコンテンツをないか?を再考して、追加しましょう。そうすれば、滞在時間が増えて検索順位も上がります。
おすすめなのは、検索順位TOP10の記事とあなたの記事を比較すること。
そうすれば、あなたの記事に足りないコンテンツが見えてくるので、それを記事に追加しましょう。
施策④:サジェストキーワードを盛り込む
サジェストキーワードとは、読者の検索データをもとにした関連ワードのこと。
Googleの検索窓にキーワードを入力すると出てくるコレです▼
サジェストキーワードの中で、重要そうなものがあれば、見出し化して追記しましょう。そうすれば、滞在時間のアップが期待できます。
なお、サジェストキーワードを調べるには、「ラッキキーワード」を使うのもよいですよ。詳しくは以下をご覧ください。
施策⑤:画像を入れる/適度に装飾する
いくら記事内容が有益でも、テキストオンリーだと読者が飽きて離脱しちゃいます…
適度に画像を入れたり、文字を装飾したりして、読者が見ていて心地よいページを目指しましょう。そうすれば、滞在時間が増えて検索順位も上がります。
おしゃれな画像は、無料だと「O-DAN」を使うのがおすすめ。詳しくは以下をご覧ください。
記事の装飾は、WordPressテーマを「SWELL
6位〜20位の記事:滞在時間とクリック率を改善
検索順位が6位〜20位の場合、滞在時間とクリック率を改善しましょう。
滞在時間の改善については、「21位〜50位での施策」と同じですので、そちらをご覧ください。
ここではもうひとつの施策、クリック率の改善について詳しく解説します。
6位〜20位の記事の特徴は、表示回数は増えてくるけど、クリック率はまだ低く、いまひとつPVがあがらないこと。
でも裏を返せば、クリック率を上げさえすれば、PVが増えて検索順位も上がるので、狙い目の記事ってこと!
ではクリック率を上げるにはどうすればよいの?
答えは以下の3ステップ。
- 目標の数値を決める
- クリック率の短い記事をサーチコンソールで探す
- リライト(タイトルとメタディスクリプションを改善)
順に見ていきましょう。
step1:目標の数値を決める
クリック率を上げるうえでは、まず目標の数値を決めましょう。
参考となるのが「検索順位ごとの平均クリック率」で、6位〜20位だと以下の値です。(※引用:WILL CREWS、2021年5月、モバイル)
検索順位 | クリック率 |
---|---|
6位 | 3.8% |
7位 | 2.8% |
8位 | 2.1% |
9位 | 1.6% |
10位 | 1.2% |
11位〜20位 | 1.2% |
上記の「検索順位別 平均クリック率」を上回ることを目標にしましょう。
step2:クリック率の低い記事をサーチコンソールで探す
次に、上記の目標値よりもクリック率の低い記事をGoogleサーチコンソールで探します。
サーチコンソールを開き、[検索パフォーマンス]をクリックし、[平均CTR]と[平均掲載順位]にチェックを入れます。
すると、各キーワードごとのCTR(クリック率)と掲載順位が表示されます。
ここで、先ほどの設定した目標のクリック率よりも低い記事を探します。
例えば、検索順位6位だと目標のクリック率は3.8%なので、それよりもクリック率の低い記事(赤枠)がリライト対象だとわかるわけです。
step3:リライト(タイトルとメタディスクリプションを改善)
上記で選んだ記事に対してリライトをします。
クリック率を上げる施策は以下の2つ。
- タイトルの改善
- メタディスクリプションの改善
順に見ていきましょう。
施策①:タイトルの改善
タイトルの改善としては、Googleの検索結果に表示された10記事のうち、読者の目を引くような魅力的なタイトルをつけることです。
と言われても「はて…」という感じでしょうから、参考として、検索上位TOP5の記事のタイトルを見てみましょう。
その中で、「このタイトルはいいな〜」というのをマネしてタイトルを作ってみてください。
あとは、セールコピーの書籍を読んでみると、プロの知識が身につきます。おすすめは以下の本。Amazonのレビューで5点中4.5!
施策②:メタディスクリプションの改善
次にタイトルのクリック率を改善するために、メタディスクリプションを改善しましょう。
メタディスクリプションとは、検索した際に、タイトルの下に表示される記事の説明文のこと。
※上記は[ranktrakcer captcha]
で検索したときの画面(当ブログの記事が1位)。検索キーワードは太字で表示されます。
メタディスクリプションをしっかり書けば、クリック率は1〜2%ほどアップします(引用:バズ部)。
もし検索結果を1万人が見たなら、そのうちの100〜200人が記事を読んでくれるようになるので、バカにできません。
具体的なメタディスクリプションの改善方法は以下にまとめたので、そちらをご覧ください。
» SEOで有利なメタディスクリプションの書き方3つ【実例付き】
以上、6位〜20位のリライト方法でした。
おさらいしましょう。
リライト対象の記事 | リライト方針 | 施策 |
---|---|---|
51位〜100位 | 基本的なSEO施策 | ・ロングテールkwを選ぶ ・検索意図にマッチさせる ・タイトルや見出しにkwを入れる ・本文内に関連ワードを入れる |
21位〜50位 | 滞在時間の改善 | ・目標の滞在時間を決める ・滞在時間の短い記事をGAで探す ・リライトする - ページの表示速度を早くする - リード文で読者の心をつかむ - 潜在ニーズの内容を追加する - サジェストkwを入れる - 画像を入れる/装飾する |
6位〜20位 | 滞在時間の改善 | 同上 |
CTRの改善 | ・目標のCTRを決める ・CTRの低い記事をサチコで探す ・リライトする - タイトルを改善する - メタディスクリプション改善 |
ブログ記事をリライトするときの注意点
最後にリライトの注意点を解説します。
リライトの注意点とは、リライトを複数回しても順位が上がらないことがあること。
この場合は、記事内容の問題だけではなく、ドメインパワーで負けている可能性があります。
このドメインパワーが負けていると、いくらリライトをしても検索順位はなかなか上がりません。
よって、リライトを繰り返しても順位があがらないときは、ドメインパワーの向上に努めましょう。
- 関連記事数を増やす
- 被リンクを獲得する
それぞれ簡単に説明しましょう。
関連記事数を増やす
関連する記事を増やし、記事同士を内部リンクでつなぎましょう。
2021年以降のSEOでは、内部リンクでつながった記事群が重要視されるので。
被リンクを獲得する
他サイトからリンクを貼ってもらえると、ドメインパワーがぐっと上がります。
代表的なのは、SNSを活用してブログの存在を認知してもらうこと。相手側の行動に依存するので、なかなか難しいですけどね。
以上、ブログリライトの注意点でした。
まとめ:定期的にブログ記事のリライトをして検索順位TOP5を狙おう!
ブログ記事を検索順位ごとにリライトする方法を解説しました。
ブログ記事は一度書いて終わりにしてはいけません。
定期的にリライトしてこそ検索順位TOP10に入れ、アクセス数や収益を増やせるわけですから。
おさらいすると、リライトする記事とは検索順位が100位以内で、公開から2か月が経過したもの。そして、検索順位に応じてリライトすることでしたね。
リライトしたあとも、また1か月後を目安にリライトをくり返し、TOP5を狙いましょう!
リライトは地道な作業ですが、本記事で解説したようにやるべきことは明確なので、コツコツ取り組んでSEO順位をアップさせましょう!
参考
リライトに必須のツール、Rank Trackerとサーチコンソールは、以下をご覧ください。