SWELLを購入したものの、次は何をすればいいかわかりません…。初期設定のやり方を教えてください。
こういった疑問に答えます。
今回は、SWELLの初期設定について解説します。
SWELLを購入したものの、初めてだと初期設定のやり方がわからないですよね。
そこで本記事では、初期設定のやり方を、実際の画像付きでやさしく解説しました。
ぜひご覧ください!
前提:SWELL公式サイトにマニュアルはある
SWELL公式サイトにマニュアルはあります。
» SWELL公式サイト
上記公式サイト内にある「設定マニュアル」のところですね。
上記のマニュアルを見ながら初期設定を行っても、もちろんOKです。
本記事では、上記マニュアルをふまえ、最初にやっておいたほうがいいものをピックアップしました。
最小限・短時間で初期設定をしたい、という方は、ひき続き本記事をご覧ください。
SWELLテーマのインストール
まずはSWELLテーマのインストールです。
流れとしては以下の3ステップ。
- Step1:親テーマのインストール
- Step2:子テーマのインストール
- Step3:子テーマの有効化
Step1:SWELL親テーマのインストール
WordPressの管理画面メニューから、「外観」>「テーマ」をクリックします。
「新規追加」をクリックします。
「テーマのアップロード」をクリックします。
「ファイルを選択」をクリックします。
「今すぐインストール」をクリックします。
「テーマページへ移動」をクリックします。
Step2:SWELL子テーマのインストール
続いては、SWELLの子テーマをインストールします。
手順はさきほどとほぼ同じです。
備考:下図の右側をご覧ください。SWELLの親テーマがインストールされてますね。
「新規追加」をクリックします。
「テーマのアップロード」をクリックします。
「ファイルを選択」をクリックします。
「今すぐインストール」をクリックします。
Step3:子テーマの有効化
子インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。
以下のように、子テーマ(SWELL CHILD)に「有効」と表示されていれば完了です!
サイトを表示してみよう
メニュー上部の「サイトを表示」をクリックしてみましょう。
すると、サイトデザインが大きく変わっているはずです。
おめでとうございます(^^)/
ユーザー認証
続いては、ユーザー認証です。
以下のように、「ユーザー認証が完了してません」と表示されてるはず。
ユーザー認証をしないと、SWELLテーマのアップデートができないので、ユーザー認証をやっておきましょう。
「SWELL設定」>「アクティベート」をクリックします。
SWELL購入時に登録したメールアドレスを入力して、「認証リクエストを送信」をクリックします。
上記で入力したアドレスに届いたメールを開き、認証用URLをクリックします。
開いた認証用ページで情報を入力します。
WordPress画面に戻り、「アクティベートを完了」をクリックします。
「認証完了」と表示されれば、ユーザー認証は完了です!
どのサイトでも行うWordPress設定
続いては、(SWELLに限らず)どのサイトでも行ったほうがよいWordPress設定を紹介します。
設定項目は以下のとおり。
- サイトのタイトル設定
- ユーザー設定
- パーマリンク設定
- ディスカッション設定
順にみていきましょう。
サイトのタイトル設定
WordPressの管理画面から「設定」>「一般」をクリックします。
サイトのタイトルを設定しましょう。
キャッシュフレーズも設定しておくのがおすすめ。
最後に「変更を保存」をクリックします。
ユーザー設定
WordPressの管理画面から「ユーザー」をクリックします。
「編集」をクリックします。
ニックネーム/ブログ上の表示名
「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」を変更しましょう。
- ニックネーム:ユーザー名として表示させたい名前を入力
- ブログ上の表示名:入力したニックネームを選択
デフォルトだと、ニックネームはログインIDになっていて、セキュリティ的にあまりよくありません。早めに設定しておきましょう。
プロフィール情報/プロフィール画像
プロフィール情報と画像を設定しましょう。
まずプロフィールは以下の枠内に入力します。
次に画像。
以下の箇所で設定してもいいですけど、「Gravator」というサービスを使って設定するのは面倒なので、おすすめしません。
SWELLでは、「SWELL追加データ」の中に「カスタムアバター」という箇所があるので、こちらで画像を設定するのをおすすめします。
「カスタムアバター」の「画像を選択」をクリックして、プロフィール画像を設定します。
私の場合はこんな感じに。
最後にいちばん下の画面にある「プロフィールを更新」をクリックします。
ユーザー設定は以上で完了。
SWELLでは、上記の設定が、各記事の下の「この記事を書いた人」部分に表示されます。
パーマリンクの設定
パーマリンクはサイトのURL構造のことで、後で変更するとSEO的に問題がでます。最初に設定しておきましょう。
WordPressの管理画面メニューから、「設定」>「パーマリンク」をクリックします。
「投稿名」を選択します。
最後に「変更を保存」をクリックします。
ちなみに、上記の「投稿名」を選ぶ理由は、「パーマリンクは記事内容を示すわかりやすいものが良い」とGoogleが明言しているからですね。以下を参考にどうぞ。
わかりやすい URL を使用する:
Googleスターターガイド
URL の各部分はパンくずリストとして検索結果に表示できるので、ユーザーも URL から結果が役に立つかどうかを把握できます。Google では URL 中の言葉に基づいて自動的にパンくずリストを学習していますが、技術的には、構造化データによって影響を与えることもできます。ユーザーの役に立ちそうな言葉を URL に含めることをおすすめします。
ディスカッション設定
ディスカッション設定は、リンクを貼ったときに相手に通知する設定や、リンクを貼られたときの通知設定、コメント欄の承認設定を設定する箇所。
リンクの通知はわずらわしいのと、記事下のコメント欄は閉じているのと、の理由で私はすべてオフにしています。
設定方法
WordPressの管理画面から「設定」>「ディスカッション」をクリックします。
あくまで一例ですが、参考にしてください。
SWELL独自のWordPress設定
続いては、SWELL独自のWordPress設定を紹介します。
設定する項目は以下のとおり。
- 高速化の設定(推奨)
- セルフピンバックを停止(推奨)
- 画像の拡大表示機能を停止(任意)
- コアのサイトマップ機能を停止するオフ(任意)
- 目次の設定(任意)
- 記事一覧リストの設定(任意)
- コメントの表示(任意)
- サイドバーの設定(任意)
順にみていきましょう。
高速化の設定(推奨)
SWELLには、サイトの表示速度を高める機能が備わっているので、その設定を最適化しましょう。
WordPress管理画面で、「SWELL設定」>「高速化」タブをクリックします。
キャッシュ機能
チェックをすべてオンにします。
ファイルの読み込み
チェックはすべてオフにします。
遅延読み込み機能
「記事下コンテンツを遅延読み込みさせる」にオンにします。
ページ遷移高速化
「Prefetch」をオンにします。
最後に「変更を保存」をクリックします。
セルフピンバック機能を停止(推奨)
セルフピンバックとは、WordPressをやっている者同士で、お互いの記事を紹介するのを促進するためのもの。
でも、自分のサイト内で内部リンクを貼っているだけなのに、WordPressから「セルフピンバックしませんか?」というメールがきて、うざいだけ。よって、この機能を停止しましょう。
先ほどと同じ「機能停止」のタブの中に、「WordPressの機能」というカテゴリがあります。「セルフピンバックを停止する」をオンしましょう。
「変更を保存」ボタンをクリックして完了です。
画像の拡大表示機能を停止(任意)
SWELLのデフォルト設定では、記事内の画像をクリックすると、拡大表示されます。
便利だなと思う方はそのままでよいですが、「いまいち…」と思う方は、この機能をオフしましょう。
WordPress管理画面で、「SWELL設定」>「機能停止」タブをクリックします。
「投稿画像をクリックで拡大表示する機能を停止する」にチェックを入れて、「変更を保存」ボタンをクリックしましょう。
目次の設定(任意)
カスタマイザーを開きます。
「投稿・固定ページ」>「目次」を開き、お好みで目次の設定をしましょう。
私は、「ulタグ」を選ぶことが多いです。
記事一覧リストの設定(任意)
カスタマイザーを開きます。
「記事一覧リスト」を開き、お好みの設定をしましょう。
私の場合、投稿情報の表示設定は「更新日を表示する」にチェックを入れ、抜粋文の文字数は「非表示」に設定します。
コメントの表示(任意)
カスタマイザーを開きます。
「投稿・固定ページ」>「記事下エリア」を開きます。
下のほうにある「コメントエリアの設定」で、「コメントエリアを表示」のチェックを外します。
サイドバーの設定(任意)
WordPressの左メニューから「外観」>「ウィジェット」を開きます。
「追尾サイドバー」に「目次」をドラッグアンドドロップして設定します。
フォントの設定(任意)
WordPressの左メニューから「外観」>「カスタマイズ」>「サイトの全体設定」>「基本デザイン」を開きます。
この「基本デザイン」メニューの中に「■ フォント設定」という設定エリアがあり、以下のようにフォントの種類を設定できるセレクトボックスがあります。
上記の4種類からフォントを設定可能。
お好きなのをどうぞ。
SWELLに適したプラグイン設定
続いては、WordPressプラグインの導入です。
SWELL自身に備わった機能とバッティングしないように、WordPressプラグインの導入は、慎重かつ最低限にすべき。
そこで、以下の3つの分類でプラグインを紹介します。
- SWELLでは必須のプラグイン
- おすすめのプラグイン
- SWELLでは不要なプラグイン
順にみていきましょう。
SWELLでは必須のプラグイン
以下の2つは、SEO的に重要で、SWELL開発者もおすすめしているので、導入しておきましょう。
- SEO SIMPLE PACK
- XML Sitemap & Google News
SEO SIMPLE PACK
SEO SIMPLE PACKは、SWELL開発者が作成したプラグインで、SEO関連の設定をその名のとおりシンプルに行うことができるのが特徴。
SWELLを使うなら、SEO SIMPLE PACKは必ず導入しておきましょう。
SEO SIMPLE PACKでは、
・Googleアナリティクス
・Googleサーチコンソール
の設定も簡単にできますよ。
設定方法の詳細は以下の記事をご覧ください。
XML Sitemap & Google News
XML Sitemap & Google Newsは、XMLサイトマップを作成してくれるプラグインです。
XMLサイトマップをGoogleに通知すれば、クローラビリティーを促進して、SEOで有利になります。
XML Sitemap & Google Newsの設定方法や使い方は以下をご覧ください。
おすすめのプラグイン
以下は、SWELL開発者や私がおすすめするプラグインです。
- WP Multibyte Patch
- Akismet Anti-Spamh
- Broken Link Checker
- BackWPup
- WPS Hide Login
- WP Revisions Control
- Contact Form by WPForms
- Useful Blocks
- Pochipp
SWELL開発者が上記をおすすめする理由は、以下の公式サイトをご覧ください。
» 推奨プラグイン(SWELLサイト)
プラグインのインストールと設定の方法は以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
SWELLでは不要なプラグイン
以下は、SWELL自身の機能とバッティングして、不具合が発生したりパフォーマンスが低下したりするので不要です。すでに導入している方は、削除しましょう。
- All in One SEO
- Gutenberg
- Classic Editor
- AddQuicktag
- TinyMCE Advanced
- 目次生成プラグイン
- 画像遅延読み込みプラグイン
- キャッシュ系プラグイン
- ふきだしプラグイン
- EWWW Image Optimizer
- All in One SEO
-
前述したとおり、SWELLを使うならSEO系は「SEO SIMPLE PACK」を導入しましょう。有名な「All in One SEO」は不要です。
- Gutenberg
-
プラグインの「Gutenberg」は、テーマやプラグインの開発者たちが最新のブロックエディター機能をテストするためのもの。不要です。
- Classic Editor
-
SWELLを使うなら、クラシックエディターよりもブロックエディターを使うほうが効率的でおすすめ。ブロックエディターを使うなら「Classic Editor」は不要です。
- AddQuicktag
-
SWELLでブロックエディターを使うなら、「AddQuicktag」は不要です。
- TinyMCE Advanced
-
SWELLでブロックエディターを使うなら、「TinyMCE Advanced」は不要です。SWELLの機能が使えなくなるおそれがあるので、入れないこと。
- 目次生成プラグイン
-
SWELLには目次生成の機能が標準装備されてます。「Table of Contents Plus」や「RTOC」などは不要です。
- 画像遅延読み込みプラグイン
-
SWELLには画像遅延読み込みの機能が標準装備されてます。「Lazy Load」などは不要です。詳細は前述のWordPress設定をご覧ください。
- キャッシュ系プラグイン
-
SWELLでは独自のキャッシュ機能があるので、そちらをオンするだけでも十分な表示速度は出ます。「WP Super Cache」「W3 Total Cache」「WP Fastest Cache」などは入れなくてもよいかと。詳細は前述のWordPress設定をご覧ください。
- ふきだしプラグイン
-
SWELLにはふきだしの機能が標準装備されてます。「Speech bubble」などは不要です。
- EWWW Image Optimizer
-
画像容量を最適化してくれるこのプラグインは有名で便利ですが、画像をアップロードできなくなる場合があるそう。公式サイトのマニュアルを以下に転記します。
常時有効化していることで問題になるので、必要な時だけONにして画像圧縮に使う、という使い方は問題なくできるかと思います。他にも画像圧縮系プラグインはありますので、問題がなさそうなものをご利用ください。
Google AnalyticsなどのWeb分析ツールの設定
Google AnalyticsなどのWeb分析ツールを設定するには、分析用のタグの設定が必要です。
詳しくは前述した、プラグイン「SEO SIMPLE PACK」の設定をご覧ください。
参考:どのサイトでも用意すべきページ
最後に、(初期設定とはちょっと違うかもですが)どのサイトでも最初に用意すべきページを紹介します。
以下3つのページは、用意しておくとよいです。
- プロフィール
- プライバシーポリシー・免責事項
- お問い合わせ
上記は、WordPress管理画面で「固定ページ」をクリックして記事を作成します。
順にみていきましょう。
プロフィール
その名のとおり、あなた自身のプロフィールを紹介するページ。
特に決まりはないので自由に書きましょう。
ちなみに、当サイトのプロフィールはこちら。
» ヒデハルのプロフィール
プライバシーポリシー・免責事項
プライバシーポリシーは、個人情報保護の方針を読者に伝えるもの。
免責事項はあらかじめ理解してもらいたいことを伝えるもの。
無用なトラブルを避けることができます。
ちなみに、当サイトのページはこちら。
» プライバシーポリシー・免責
ページの作成方法はこちらの記事を参考にどうぞ。
» ブログに必須!プライバシーポリシーの書き方・作り方【雛形コピペOK】
お問い合わせ
その名のとおり、あなたにお問い合わせを送信できるページ。
読者から質問がくれば、サイト改善にもつながります。
サイトが成長するに従い、ASPからアフィリエイト案件の打診もきたりします。
ちなみに、当サイトのページはこちら。
» お問い合わせフォーム
お問い合わせページの作成方法は以下の記事を参考にどうぞ。
» WordPressのお問い合わせフォーム設置方法|Contact Form 7の使い方
最後に
SWELLの初期設定を解説しました。
初期設定のなかでも、とくにこれだけは最初にやっておくべし、というものに絞りました。
今回の初期設定ができたなら、つぎは外観の設定ですね。
以下の記事をご覧のうえ、お好みに外観にしてみてください。