ラッコキーワードの使い方を教えて
ブログ記事を書こうと思っても、「どんなキーワードを狙えばいいのかわからない…」と迷った経験はありませんか?
ただ思いつきで記事を書いても検索に表示されず、アクセスが伸びずに終わってしまうケースは少なくありません。
そこで役立つのが ラッコキーワード。関連語やサジェストを一瞬で集められるため、記事構成やSEO対策の土台づくりに欠かせない存在です。
この記事を読めば、基本的な操作方法から応用テクニック、無料版と有料版の違い、さらには他ツールとの組み合わせ方まで理解できます。
初心者でも実践しやすく、検索順位アップを狙える強力な武器になるでしょう。
\ キーワード選定の神ツール /
ラッコキーワードとは


この章では以下のポイントについて解説します。
- ラッコキーワードの概要と特徴
- Google キーワードプランナーとの違い
- ラッコキーワードが選ばれる理由と最新強化機能
ラッコキーワードの概要と特徴
ラッコキーワードは、キーワードリサーチに強みを持つオンラインツールです。
ブログ記事で検索上位を狙うには、ブログ記事の書き方とは|記事の構成要素6つと書き方の手順10で説明したとおり、キーワード選定が重要。
ラッコキーワードは、この検索キーワードに関連する情報を一括で取得でき、ブログ記事の構成に直結する情報を得やすいのが特徴です。
- 無料で使える
- 有料プランも月額990円~。高度なキーワード分析ツール(月額1万円~)と比較して格安
- 使ってる人が多いのでわからないことを周りに聞きやすい
- サイト設計・記事設計・ネタ探し・競合調査、様々なニーズに対応
- 関連キーワード取得/上位サイトの見出し抽出・共起語取得/検索流入キーワード取得/月間検索数取得/Q&A検索/ニュース検索/トレンド調査など
- AI機能による提案(記事タイトル・見出し・疑問キーワード等)も搭載
上記のように、キーワード発見から記事企画までつなげやすい設計になっているのが大きな特徴です。
日本語キーワード数は最大級で、27万人ユーザー突破。多くのブロガー・SEO担当者から支持されています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
ラッコキーワード 無料版と有料版の違い
ラッコキーワードには無料版と有料版があります。
有料版には「ライト」「スタンダード」「プロ」「エンタープライズ」がありますが、個人ブロガーには「ライト」までで十分。
無料版と有料版のライトプランをざっくり比較すると以下のとおり。
| 項目 | 無料版 | ライトプラン |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 990円/月(年払い) 1,650円/月(月払い) |
| サジェストキーワード | △ | ◯ |
| 関連キーワード | △ | ◯ |
| 検索ボリューム | ☓ | ◯ |
| SEO難易度 | ☓ | ◯ |
| フィルタ・ソート | ☓ | ◯ |
| 共起語・見出し抽出 | △ | ◯ |
| AI利用 | △ | ◯ |
| 検索順位チェック | △ | ◯ |
| 獲得キーワード調査 | △ | ◯ |
| 広告非表示機能 | ☓ | ◯ |
私はライトプランを利用中!
詳しくは公式サイトをご覧ください。
Google キーワードプランナーとの違い
ラッコキーワードは、Googleキーワードプランナーとよく比較されます。
※キーワードプランナーの詳細は以下をご覧ください。


ラッコキーワードとキーワードプランナーを比較した時、いちばんのポイントは検索ボリューム(キーワードの月間平均検索回数)を調べられるかどうか。
| ラッコキーワード (無料版) | ラッコキーワード (有料版) | キーワードプランナー (入稿無し時) | |
|---|---|---|---|
| 検索ボリューム | 取得不可 | 正確にわかる | ざっくりわかる |
上記のように、無料プラン利用時は、ラッコキーワード単体では検索ボリュームを取得できません。そのため、多くのユーザーが「ラッコキーワードで候補を拾い、キーワードプランナーで数値確認」をしています。
手順は次のとおりです:
- ラッコキーワードでキーワード候補を一括収集
- 「全キーワードコピー」でまとめてコピー
- キーワードプランナーに貼り付け、検索ボリューム・競合性を確認
この流れを踏むことで、語彙の広がりと定量データの両方を効率的に得られるのが大きな利点。
具体的な手順は以下の記事を参考にどうぞ。
>>COMPASSの評判・使い方まとめ|低価格のSEOキーワードツール
そんな方にはラッコキーワードの有料版がおすすめ!
ラッコキーワードの有料版なら検索ボリュームもわかるので、キーワード選定がラッコキーワードで完結!おまけに検索ボリュームも正確ですし。
ラッコキーワードのメリット
ラッコキーワードのメリットについて解説します。
- 無料スタート&柔軟な料金でコスパ良く始められる
- UIと操作性がシンプルで、初心者でも迷わず使える
- 関連語・サジェストを一括取得して、キーワード選定を高速化できる
- 上位見出し・共起語・質問系から「読者が知りたいこと」を可視化できる
- 日本語に強い抽出精度で表現のゆらぎを拾える
- 検索ボリュームと難易度を数値で可視化できる(有料版のみ)
メリット1:無料スタート&柔軟な料金でコスパ良く始められる
ラッコキーワードのメリットは、無料で始めて必要に応じて柔軟に拡張できることです。
まず無料で動作感とワークフローを確認し、必要が見えたらライトへ段階的に拡張できます。
年払い/月払いの選択やプラン変更もしやすく、更新量の波に合わせた調整が現実的に行えます。
無料では“候補の洗い出し〜骨子決め”、有料版では“数値で優先度付け→CSV管理”まで一気通貫で回せます。
メリット2:UIと操作性がシンプルで、初心者でも迷わず使える
検索窓にキーワードを入れて実行、結果はリストで一望――基本の流れがシンプルで初心者でも迷わず使えるのがラッコキーワードのメリットです。
画面遷移は最小限で、必要なボタンやメニューが視線の動線上にそろっているのも安心材料です。
抽出結果はソートやフィルタで素早く整えられます。含めたい語・除外したい語、語数や文字数などを直感的に指定できるので、「まず広げてから絞る」という王道の手順がテンポよく回ります。
見出し抽出・共起語・質問系など周辺機能もワンクリックで呼び出せる設計。別タブを行き来せずに、同じ画面で“次の一手”に移れるのは個人ブロガーにとって大きな時短です。
迷いにくい画面構成と素直な操作感で、調査→設計→執筆の流れを止めない——それが使いやすさのポイントです。
メリット3:関連語・サジェストを一括取得して、候補出しを高速化できる
検索窓に語句を入れて実行すると、関連候補が一気に並びます。待ち時間がほぼないので、着想をつないだまま次の判断へ進める心地よさがあります。
候補が多いほど、三語以上のロングテールや言い回しのゆらぎを拾いやすく、企画の射程が自然に広がります。媒体の切り替えや並べ替え、絞り込みにもつなげやすい設計です。
無料でも体感できますが、回数や件数の上限に当たると失速しがち。有料では取得回数・最大出力数が伸びるので、横展開のやり直しまで気軽に回せます。
大量の候補を素早く“見える化”できることが、記事づくりの初動をぐっと短縮してくれるんですよね。
メリット4:上位見出し・共起語・質問系から「読者が知りたいこと」を可視化できる
上位ページの見出しを一覧化すると、よく語られる論点と抜けがちな視点がひと目でわかります。構成の芯が早い段階で定まり、どこから書くかで迷いにくくなります。
共起語は、読者が同時に気にしやすい語を提示してくれます。無理に詰め込まず本文の流れに沿って自然に入れると、読みやすさも保てます。
質問キーワードを小見出しへ落とし込めば、Q&Aの形で疑問を回収できます。回遊性や読了率の改善にも効きやすいのがうれしいところです。
見出し抽出・共起語・質問系の合わせ技で、検索意図を“見える化”しながら構成の精度を一段引き上げられるわけです。
メリット5:日本語に強い抽出精度で表現のゆらぎを拾える
日本語は同じ意味でも「言い回し」「語順」「表記」が細かく揺れます。ラッコキーワードはこの揺れを前提にサジェストや関連語を広く拾えるので、言葉のバリエーションをまとめて可視化しやすいのがメリットです。
たとえば「ラッコキーワード 使い方/ラッコ キーワード 使い方」「やり方/手順/始め方」「初心者/ビギナー」などの言い換え、半角・全角やスペース有無、カタカナ・ひらがなの表記差まで一気に洗い出せます。候補が揃うほど、ロングテールや“ずらし”の切り口が見つけやすくなります。
さらに、見出し抽出や共起語、質問系の候補と組み合わせれば、検索されやすい聞き方・悩みのパターンを立体的に把握できます。これを下敷きに見出しを設計すると、抜けやダブりを減らしつつ、読者の疑問に沿った構成に整えられます。
このようにラッコキーワードは、揺れやすい日本語の表現をまとめて拾い、候補の取りこぼしを最小化できること。 個人ブロガーでも、短時間で“書くべき語”と“優先度の高い切り口”を見極めやすくなります。
メリット6:検索ボリュームと難易度を数値で可視化できる(有料版のみ)
有料プランなら月間検索数(検索ボリューム)や難易度の目安を確認できます。数字の裏付けがあると、着手順や公開タイミング(季節性のある語など)を決めやすくなります。
フィルタやソート、含む語/除く語をまとめて設定でき、候補の山を短時間で“使える束”へ整理可能。ここが作業テンポを崩さないポイントです。
複数テーマを並行しても、回数枠に余裕があるぶん頭打ちになりにくいのも実務では大きな差。判断材料がひと画面に集約され、タブの往復も減ります。
有料プランのラッコキーワードだと、「語彙の拡張」と「定量の判断」を同じ場所で完結できるので選定が速くなる、のがメリットです。
ラッコキーワードのデメリット
この章ではラッコキーワードのデメリットを解説します。
- 無料版だと機能が限られる
- 有料版の年払いは途中解約しても返金されない
- 検索順位は実質使えない。別ツールとの併用が必要
デメリット1:無料版だと機能が限られる
無料のままでも“まず試す”には十分ですが、ブログ運営として継続的に回すと上限の壁に当たりやすいのが現実です。
ゲスト(非ログイン)は1日に使える回数がごく少なく、関連語の抽出や再検索を数回くり返すだけですぐ上限に到達しやすい仕様になっています。
無料登録してログインすれば回数は緩和されますが、無料版では月間検索数(検索ボリューム)やSEO難易度の表示が不可など、定量判断に必要な機能がロックされています。調査を深掘りしたくなるフェーズほど物足りなさが出やすいでしょう。
また、各機能の出力件数やフィルタ系にも差が出ます。たとえばCSVの出力上限はプランで明確に分かれており、画面に多く表示されていても無料/ライトでは書き出しで“届かない”ケースがあります。
このように、無料は導入と軽い検証には向く一方、定量の裏付けや大量の一括処理が必要になると上限が作業のボトルネックになりがちです。
対して、有料化すれば“語彙拡張+定量判断”までワンストップで進められますが、当然コストは発生。最安のライトプランだと、月に990円(月払いなら月に1650円)かかります。
デメリット2:有料版の年払いは途中解約しても返金されない
1年間トータルで支払う料金は、年払いのほうが月払いよりも安くてお得。
ただし、年払いを途中で月払いに切り替えても、すでに支払った年額は返金されません。
プランや期間の買い間違い、自動更新OFFの失念も返金対象外で、“次回更新以降”の変更として扱われます。契約時は金額と期間を必ず確認しましょう。
はじめは月払いで使い勝手と回数枠の消費感を見極め、使い倒せる確信が持てたタイミングで年払いへ移行すると失敗が少なくなります。
年払いは“使い続ける前提の前払い”。途中でやめても戻らない——ここは最初に押さえておきたい要点です。
デメリット3:検索順位は実質使えない。別ツールとの併用が必要
ラッコキーワードにも「検索順位チェック」はありますが、基本はその都度のスポット確認向きです。
検索順位の取得は手動入力が必要だし、グラフ等で順位の推移を追えないので、本格的にブログ運営したい方にとっては実質使い物になりません。
なので、本格的にブログ運営するなら、本格的な検索順位チェック機能を有するツールを併用する必要があります。たとえば、以下のような。
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| GRC | 検索順位チェックチェックとしてメジャー。 だたし対応OSはWindosのみ。検査エンジンはYahooのみ。 |
| COMPASS | 買い切り型で安い。ただし順位チェック速度が遅い。 |
| RankTracker | 検索順位チェック含めて高機能。料金は少し高め。 本格的にブログ運用したい方におすすめ。 |
ラッコキーワードがおすすめな人
この章では以下のポイントについて解説します。
- 無料版がおすすめな人
- 有料版(ライト)がおすすめな人
無料版がおすすめな人
ラッコキーワードを始めて使う方や、ブログ運営にお金をかけたくないという方は無料版がおすすめです。
各機能の利用可能回数が少ないですが、はじめてキーワード調査に取り組む段階や、月に数本の更新ペースで基礎的なリサーチを回したい方であれば、無料版でも十分使いこなせます。
注意点としては、無料版は検索ボリュームを取得できないこと。よってラッコキーワードで調べたキーワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで取得することになります。2つのツールを併用するのは割と面倒ですが、その手間は気にならない方なら無料版でもよいでしょう。
迷う場合は、まず無料版で感触をつかみ、必要性が見えた段階でライトへ上げるのが無理のない進め方です。
有料版(ライト)がおすすめな人
本格的にブログ運営したい方や、キーワード選定をラッコキーワードに集約させて時短したい方には有料版がおすすめです。
有料版は、SEO難易度が表示されたり、最大出力キーワード数が増えたりするので、キーワード選定の精度が上がります。
また有料版は、検索ボリュームやSEO難易度が表示され、かつ月間利用回数が増えるので、キーワード選定をラッコキーワードで完結できます。おまけに、フィルタやマッチタイプなどの選定補助も使えるので、キーワードの仕分けがスムーズになります。このように、キーワード選定を短時間で効率よくできるってわけ。
もちろん、SemrushやAhrefsといった高機能なSEOツールは他にもありますが、それらは月額2万円ちかく。対して、ラッコキーワードのライトプランは月額990円と格安。
このように、ブログ運営で成果を出したい方や、キーワード選定を時短したい方は、ラッコキーワードのライトプランがコスパがよくておすすめです。
登録・ログイン・環境の準備
この章では以下のポイントについて解説します。
- 無料アカウント登録手順
- ログインとラッコIDの管理方法
- スマホ利用とアプリの可否(ブラウザ対応)
無料アカウント登録手順
ラッコキーワードを本格的に使うには、まず 無料アカウント(ラッコID)の登録が必要です。
登録にはメールアドレスだけを入力すればよく、1分もあれば本登録が完了します。
登録時点ではクレジットカード情報は不要で、誰でも無料で利用開始できます。 未登録状態だと検索回数が極端に制限されるため、アカウント登録は必須と言えます。


メールアドレスを入力して、利用規約のチェックをつけ、「登録」をクリックします。


すると、以下の画面になります。


さきほど入力したメールアドレスにメールが届くので、メール内に記載された認証コードを確認します。
その認証コードを以下の画面に入力し、「本登録をする」をクリックします。


すると、以下の画面になり、ユーザ登録が完了します。


「ラッコキーワードにログインする」をクリックします。


以下の画面が表示されたら「ラッコキーワードにログインする」をクリックします。


ラッコキーワードにログインし、TOPページが表示されます。


次回以降のログインは、公式サイトの「ログイン」ボタンをクリックすればOK。


ログインとラッコIDの管理方法
登録後は、公式サイトの「ログイン」ボタンからアカウントにアクセスできます。
ラッコIDはラッコグループの複数サービスで共通利用できる仕組みになっているため、1つのIDで横断的に利用できます。
ログイン後は、利用状況や契約プランを管理画面で確認でき、プランの変更やクレジットカード登録なども同じ画面で操作できます。また、ログイン状態では右上にユーザー名が表示され、すぐに自分の環境へアクセスできます。
スマホ利用とアプリの可否(ブラウザ対応)
現在、ラッコキーワードには 公式のスマホアプリは存在しません。 代わりにブラウザ版がレスポンシブ対応しており、スマホやタブレットからでもPC版と同じ機能を利用できます。
スマホでの一般的な使い方は次のとおりです:
- Safari や Chrome で公式サイトにアクセス
- ログインしてサジェスト検索や関連語抽出を操作
- 必要に応じて「PC版表示」に切り替えて広い画面で操作
スマホでも基本機能は問題なく利用できますが、大量のキーワードを扱う場合はPCの方が効率的です。 将来的にアプリが登場すれば利便性はさらに高まりますが、現状ではブラウザ利用が前提です。
ラッコキーワードの使い方:サジェストキーワード
検索窓に自動表示される候補キーワードです。
その検索エンジン・サービス内で検索需要が高いキーワードである可能性が高いため、
キーワードから世の中の興味・関心・ニーズを知ることができます。
幅広い関連キーワードを得るには、単一キーワード(例:アフィリエイト)を検索しましょう。
複合キーワード(例:アフィリエイト 金融 おすすめ NISA)の場合は、HIT数が少ない・0になる場合があります。
HIT数を増やすには、単語数を減らして検索するか、潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)機能で検索需要が近い関連キーワードを探しましょう。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
調査したい語句を入力してサジェストを取得します。
たとえば「〇〇 使い方」や「ブログ 収益」といった具体的な語句を入力します。
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:アフィリエイト)。
プルダウンで「サジェストキーワード」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「サジェストキーワード」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し(例:アフィリエイト)、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
すると、以下のようにサジェストキーワード一覧が表示されます。


入力から数秒で、関連する多数の補完語が自動表示される点が、初心者にとって最大のメリット。
結果画面では「どの方向性のキーワードが多く出ているか」を俯瞰できるため、記事テーマを広げる参考になります。
検索結果画面では、検索エンジンの選択やキーワードを再検索、結果のコピー・ダウンロードなどが行えます。


キーワードを選ぶコツ・精査基準
大量の候補が表示されるため、初心者は取捨選択に迷いがちです。基準としては次が役立ちます:
- ロングテール(3〜4語以上)を優先
- メインテーマとの関連性が高いものを重視
- 競合が弱そうなキーワードから着手
- 疑問文や目的語付きのものを優先
キーワード選定のコツは「検索意図が明確で競合が少ない語を選ぶこと」に尽きます。
CSVエクスポート・コピー・保存方法
取得したキーワードは、コピーやCSV形式で保存できます。CSVファイルでは「No・階層・単語数・キーワード」が出力され、Excelやスプレッドシートでの分析が可能です。
- 全コピー(重複除去)
- CSVダウンロード(件数はプランにより500件〜3,000件)
- 保存して後で記事設計に利用可能
CSV出力を活用することで、候補を効率的に管理し記事作成に直結させられます。
ラッコキーワードの使い方:関連キーワード
検索したキーワードに関連するキーワードを一括取得するツールです。
取得したキーワードを月間検索数が多い順に表示します。
SEO難易度や月間検索数なども同時に調査できるため、効率良くキーワード選定が行えます。
※SEO難易度・月間検索数の取得はライトプラン(月額990円)以上の有料プランで利用できる限定機能
幅広い関連キーワードを得るには、単一キーワード(例:アフィリエイト)を検索しましょう。
複合キーワード(例:アフィリエイト 金融 おすすめ NISA)の場合は、HIT数が少ない・0になる場合があります。
HIT数を増やすには、単語数を減らして検索するか、潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)機能で検索需要が近い関連キーワードを探しましょう。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:アフィリエイト)。
プルダウンで「関連キーワード」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「関連キーワード」をクリックし、入力窓にキーワードを入力し(例:アフィリエイト)、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
すると、以下のように関連キーワード一覧が月間検索数が多い順に表示されます。


検索結果画面からは、キーワードの深堀調査・再検索や結果のコピー、CSVダウンロードなどができます。
- サジェストキーワードと関連キーワードの違いは?
-
- サジェストキーワード:各種検索エンジンのサジェストキーワード(検索窓に単語を入力した際、自動入力候補に表示されるキーワード)を取得するツール。
- 関連キーワード:関連するキーワードを取得するツール。月間検索数が多い順に表示される(月間検索数データがあるキーワードに限る)。サジェストキーワード機能よりも多くのキーワードを高速取得します。
ラッコキーワードの使い方:獲得キーワード調査
検索されたサイト・URLのSEO集客情報を表示するツールです。
- どのキーワードでGoogle検索からアクセスを獲得しているのか?
- どのページでGoogle検索からアクセスを獲得しているのか?
- 競合となるサイトはどのサイトか?
上記のようなデータを、ラッコキーワードのデータベースに保存されている情報をもとに推定値を表示します。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
「サイト調査」タブで、入力窓に調べたいサイトのURLを入力し、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「獲得キーワード調査」をクリックし、入力窓に調査したいURLを入力し、「検索」をクリックします。


検索結果画面の使い方
検索結果画面の上部には、指定したドメイン・URLに対する検索流入の推移グラフが表示されます。
このグラフでは、検索エンジン(Google)からの推定アクセス数(推定流入数)が、2024年1月以降にどのように推移しているかを確認できます。


以下のように、入力したURLの獲得キーワードが表示されます。


上記の結果を見ることで、
- どのキーワードでGoogle検索からアクセスを獲得しているのか?
- どのページでGoogle検索からアクセスを獲得しているのか?
- 競合となるサイトはどのサイトか?
を調べられます。
- キーワード:「どのキーワードでGoogleからアクセスを獲得しているのか?」がわかる
- ページ:「どのページでGoogleからアクセスを獲得しているのか?」がわかる
- 競合抽出:「競合(SEOキーワードが被っている)サイトはどれか?」がわかる
- 統計情報:サイトのSEO集客規模の詳細データがわかる
ラッコキーワードの使い方:見出し抽出
Google検索結果上位20サイトの見出し(h2, h3 等)を抽出できます。それらをみることで、
・検索上位表示に必要な見出し数・文字数はどれくらいか?
・検索上位表示するには、どのような要素を見出しに盛り込むべきか?
など、検索上位表示に求められるコンテンツを把握できます。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:ブログ 始め方)。
プルダウンで「見出し抽出」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「見出し抽出」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し(例:ブログ 始め方)、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
Google検索上位20サイトの記事構成が表示されます。
・検索上位表示に必要な見出し数・文字数はどれくらいか?
・検索上位表示するには、どのような要素を見出しに盛り込むべきか?
をチェックしましょう。


各記事の右側にある (v)ボタンををクリックすると、見出し構成の詳細を確認できます。


ラッコキーワードの使い方:共起語取得
共起語とは、特定のキーワードと一緒に使われることの多い言葉・単語のこと。
Googleなどの検索エンジンは、文中によく出現するキーワードと同時に使われる語句(共起語)を分析して記事内容を把握しています。
「Google検索で上位表示させるには、コンテンツにどのような単語を含めればよいのかを知りたい」
というときに便利です。
既に上位表示されている20サイトの共起語を把握し、自サイトの記事コンテンツに取り入れることで、検索結果上位表示を獲得できる可能性が高まります。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:スキンケア)。
プルダウンで「共起語」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「共起語」をクリックし、入力窓に調査したいキーワード(例:スキンケア)を入力し、「検索」をクリックします。


検索結果画面の使い方
Google検索の上位20サイトの共起語が抽出されます。


ラッコキーワードの使い方:一括キーワード調査
Google検索における月間検索数、SEO難易度などのキーワードデータを一括取得できます。
キーワードニーズやSEO難易度を把握することで価値のあるキーワードを見つけることができます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓の真ん中にあるプルダウンで「一括キーワード調査」をクリックします。


すると、以下の画面に遷移します。
入力窓に調べたいキーワードを入力し、「データ取得」をクリックします。
※複数のキーワードを調べる場合は、改行して記入します。


サイドメニューから検索する場合
「月間検索数/SEO難易度」をクリックします。


後は上述のやり方と同様で、入力窓に調べたいキーワードを入力し、「データ取得」をクリックします。
検索結果画面の使い方


- SEO難易度:そのキーワードで検索上位表示を狙う場合(SEO対策)の難易度を、ランク付け(1-100)で表現した指標です。値が高いほど難易度が高いキーワードの可能性が高まります。
- 月間検索数:そのキーワードのGoogle年間検索数を元に、月に平均してどのくらい検索されているかを示した値です。
初心者が検索上位を狙う場合、以下がおすすめ。
- SEO難易度:低(1~33)
- 月間検索数:1~1000
ラッコキーワードの使い方:検索順位チェック
入力したURL(複数)が入力したキーワード(複数)で今現在Googleで何位にランクインしているかをチェックできます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓の真ん中にあるプルダウンで「検索順位チェック」をクリックします。


すると、以下の画面に遷移します。
順位をチェックしたいURL・キーワードを入力し、「検索結果を取得する」ボタンをクリックします。
※複数のキーワードを調べる場合は、改行して記入します。


サイドメニューから検索する場合
「検索順位チェック」をクリックします。


後は上述のやり方と同様で、順位をチェックしたいURL・キーワードを入力し、「検索結果を取得する」ボタンをクリックします。
検索結果画面の使い方
すると以下のように表示されるので、「取得結果」をクリックします。


すると、どのURLが・どのキーワードで・Googleで何位にランクインしているか?」がわかります。


過去に取得したキーワード・URLの検索順位を再取得したい場合は、「取得履歴から選択(直近100件)」から選択するか、直近1年の取得履歴中の「再取得」ボタンをクリックします。


ラッコキーワードの使い方:記事タイトル生成(AI)
SEOを目的とした記事のタイトルの草案を生成するのに便利。
入力されたキーワードと、検索された時点でのGoogle検索結果上位のタイトル/ディスクリプション・検索意図をインプットした上で、SEOに強いタイトルをAIが生成してくれます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓の真ん中のプルダウンメニューから「AI記事タイトル生成」をクリックします。


すると以下の画面に遷移します。
入力窓に、検索上位を狙いたいキーワードを入力し、AIモデルを選び、「タイトル生成」をクリックします。


※AIモデルについて:
有料プランの方は、高精度なGPT4.1モデルのほうを選択しましょう。
GPTについて詳しく知りたい方は以下の姉妹サイトをご覧ください。
サイドメニューから検索する場合
「タイトル生成」をクリックします。その後は、上述の手順と同じです。


検索結果画面の使い方
以下のように、検索結果画面にはAI生成されたタイトルが表示されます。
気に入ったタイトルを採用しましょう。


ラッコキーワードの使い方:記事見出し生成(AI)
SEOを目的とした記事見出しの草案を生成するのに便利。
入力されたキーワードと、検索された時点でのGoogle検索結果上位の検索意図(タイトル/ディスクリプション/見出し構成など)をインプットした上で記事見出しをAI生成してくれます。
前章の「記事タイトル生成(AI)」で記事タイトルを検索した画面のつづき。
気に入ったタイトルを見つけたら、「見出し生成」ボタンをクリックします。


AIモデルを選択し、「見出し生成」をクリックします。


すると、SEOターゲットキーワード・SEOタイトルをもとに、検索意図を織り込んだ記事見出しをAI生成してくれます。気に入った見出しを見つけたら採用しましょう。


ラッコキーワードの使い方:記事本文生成(AI)
上位表示しやすいブログ記事の草案が欲しい方に便利。
SEO記事を入力したSEOキーワード・タイトル・見出しをもとに、記事本文の草案をAI生成してくれます。
前章の「記事見出し生成(AI)」で記事見出しを検索した画面のつづき。
気に入った見出しを見つけたら、「この見出しで記事本文を生成する」ボタンをクリックします。


AIモデルを選択し、「記事本文生成」をクリックします。


生成が終わり次第表示される、「生成結果」ボタンをクリックします。


すると、AI生成されたSEO記事の草案が表示されます。


ラッコキーワードの使い方:関連する疑問(AI)
キーワードの検索意図をインプットした上でユーザの疑問をAIが生成してくれます。
検索サイト利用者が実際に気になっている可能性の高い質問・疑問が出力されるため、取り入れることでキーワードの検索意図に沿ったコンテンツを作成できます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「関連する疑問(AI)」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
検索結果画面にはAI生成された質問・疑問が表示されます。
自分のコンテンツに取り入れたい質問・疑問を取り入れましょう。


ラッコキーワードの使い方:関連キーワード(AI)
関連するSEOキーワードを広く探すのに役立ちます。
AIが保持する辞書データ上の関連キーワードを把握できるため、検索意図に基づかない・広いキーワードを取得できます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「関連キーワード(AI)」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
検索結果画面にはAI生成された関連キーワードが表示されます。
周辺語・連想語では見つけられないような、広い発想でキーワードを取得することができます。


ラッコキーワードの使い方:類語・同義語取得
類語・同義語(ある言葉と同じような意味を持つ、または似た意味を持つ単語)を取得できます。
「言葉がしっくりこない・・・」というときにおすすめ。たくさんの言い換え先候補としっくり来ない単語を差し替えることで、文章のリズム感が改善され、読者の興味を維持しやすくなります。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「類語・同義語」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
類語・同義語が表示されます。
「言葉がしっくりこない・・・」というときに、より文章にマッチする単語を選びましょう。


ラッコキーワードの使い方:周辺語・連想語取得
検索されたキーワードと関連性が高いと判断された単語
Wikipediaの記事から関連性が高いと判断されたタイトルを順に最大50件表示されます。
関連性が浅いものも結果に含まれます。
キーワードに関連する単語を探したり、話題を広げたりするのに便利です。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「周辺語・連想語」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
周辺語を活用して、コンテンツを拡充しましょう。連想語から話題を広げて見ましょう。


ラッコキーワードの使い方:Q&A取得
質問サイトである「Yahoo!知恵袋」「教えてGoo」の関連する質問を横断検索します。
Q&Aサイトの悩み・質問からはニーズを汲み取ることができるため、コンテンツ制作をする上で大きなヒントになります。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「Q&Aサイト」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
そのキーワードに関連する悩み、質問、疑問が一覧で表示されます。
キーワードに関連するお悩みを把握し、記事に盛り込み検索意図を満たすことで検索順位アップを狙いましょう。


ラッコキーワードの使い方:ニュース/話題の記事取得
キーワードに関連する最新のニュース・話題の記事を調査します。
新規性・話題性の高い情報が手に入るため、ネタ集めに役立ちます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「ニュース・話題の記事」をクリックします。


検索結果画面の使い方
ニュースや話題の記事が一覧表示されます。
ニュースを引用しつつ、自身の見解や独自の切り口を盛り込んだ投稿を作りましょう。


ラッコキーワードの使い方:潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)
LSI(Latent Semantic Indexing)キーワードは、他の人はこちらも検索(関連性の高い検索)に表示されるキーワードを指します。
例:「犬 しつけ」で検索すると、「犬 しつけ 噛む」など、関連するキーワードが表示されます。
実際のユーザーが次に検索しそうな関連キーワードをGoogleが分析して表示しているため、ユーザーの検索意図の分析に役立ちます。
PAA(People Also Ask)は、他の人はこちらも質問に表示される質問を指します。
例:「犬 しつけ」で検索すると「犬のしつけでやってはいけないことは何ですか?」などの質問が表示されます。
ユーザーが知りたがっている情報をGoogleが分析して表示しているため、こちらもユーザーの検索意図の分析に役立ちます。
検索したユーザーが次に検索するであろうとGoogleが推測した情報を抽出します。
Google検索結果上に表示される「他のキーワード」や「他の人はこちらも検索」を再帰的に2層目まで取得します。
また過程で発見した「他の人はこちらも質問」(PAA)も抽出します。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:ブログ 始め方)。
プルダウンで「潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「LSI/PAA」をクリックし、入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
LSI/PAAの結果を見ることで、キーワードの検索意図を読み解いたり、ユーザーが感じている疑問を把握したりすることができます。取得したデータをSEOに活かしましょう。


ラッコキーワードの使い方:同時ランクインキーワード
上位表示されているページが他にランクインしているキーワードを自動的に抽出します。
SEO難易度が高い・競合が強いなどの理由で上位表示を諦めていたキーワードを検索してみましょう。検索意図が近く競合が弱い(SEO難易度が低い)関連キーワードが見つかる可能性があります。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
入力窓にキーワードを入力します(例:ブログアフィリエイト)。
プルダウンで「同時ランクインキーワード」を選び、「無料で調査」をクリックします。


サイドメニューから検索する場合
「ランクインキーワード」をクリックし、入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
人気キーワードでは競合が激しく上位表示が難しい場合があります。しかし、同じ検索意図を持つ中で、競合が少なくSEO難易度が低いキーワードをこの機能で見つけることができます。


ラッコキーワードの使い方:Googleトレンド
Googleトレンドをもとに、過去5年間の人気度の推移や、地域別の関心度合いを調べることができます。
使い方を見ていきましょう。
検索方法
トップ画面から検索する場合
検索する方法は無し。サイドメニューから検索しましょう。
サイドメニューから検索する場合
「Googleトレンド」をクリックします。


入力窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックします。


検索結果画面の使い方
過去1年~5年間の人気度の動向を確認したり、関連トピック・関連キーワードを確認できます。


ラッコキーワードで実践するキーワード選定フロー
この章では以下のポイントについて解説します。
- 目的と読者像を先に固める
- ラッコキーワードで種語から関連語を一気に広げる(無料で可)
- フィルタと除外語で候補を素早く整える(ライト以上の有料機能)
- 見出し抽出・共起語・質問キーワードで意図を可視化(無料でも可/上限あり)
- 検索ボリュームと難易度で優先順位を決め、構成へ落とし込む(ライト以上の有料機能)
- 公開前に整えるキーワード台帳の作り方と更新ルール
目的と読者像を先に固める
最初に「誰の、どんな疑問を、どんな価値で解くか」を一文で決めます。たとえば「ラッコキーワード 使い方|初心者が初投稿まで迷わず進む」のようにゴールを明確化すると、判断がぶれません。
読者の状況(初心者か中級か)、用語理解の深さ、解決の緊急度(今日すぐ/じっくり)をメモ化しておきましょう。
競合が強い語でも、読者像を具体化すれば勝ち筋は作れます。「副業ブロガー×週末二時間」など前提を足すだけで、切り口と見出しが定まりやすくなります。
“誰に・何を・どこまで”を先に固定すると、この後の候補出しと絞り込みが一貫して速くなります。
ラッコキーワードで種語から関連語を一気に広げる(無料で可)
ラッコキーワードのメリットは、関連語やサジェストを一括で大量取得できることです(無料でも利用可)。まずは量を確保して発想を止めないのがコツ。
用途(使い方/登録/ログイン/無料/有料/検索ボリューム)や悩み(できない/見れない/どこ/違い)といった軸で派生を広げ、媒体(Google/YouTubeなど)も切り替えて拾い漏れを減らします。
取得一覧は語尾・表記ゆれ単位で軽く束ね、似た語は近くに寄せ、文脈が違う語は分けておくと後工程が楽です。
要するに、最初は候補を広く集め、のちに基準で絞る——この順番が広がりとスピードを両立させます。
フィルタと除外語で候補を素早く整える(ライト以上の有料機能)
ラッコキーワードのメリットは、含む語・除外語、語数や文字数、完全一致/部分一致などのフィルタで一気にふるい分けできることです。
ここではノイズを機械的に削ります。たとえば「ログイン できない」は残し、「ログイン Twitter/インスタ」は除外、のように文脈基準で進めます。
意味が同じ語は代表形に寄せ、意図が違う語は別グループに分ければ、見出し設計が迷いにくくなります。
基準に沿って不要な語を思い切って削れば、残ったキーワード群がそのままH2/H3の見出し案として使えます。
見出し抽出・共起語・質問キーワードで意図を可視化(無料でも可/上限あり)
ラッコキーワードのメリットは、上位ページの見出し抽出・共起語・質問キーワードで読者が知りたいことを可視化できることです(いずれも無料で可/日次上限あり)。
見出し抽出で“必ず触れられている項目”と“抜けがちな視点”を把握し、共起語で一緒に語られやすい周辺語を拾います。
質問系(〜とは/〜やり方/〜比較など)を小見出しに落とし込めば、Q&Aで疑問を回収でき、本文の流れも整えやすくなります。
三つの機能を合わせると、迷いの少ない骨子が半自動で立ち上がります。
検索ボリュームと難易度で優先順位を決め、構成へ落とし込む(ライト以上の有料機能)
ラッコキーワードのメリットは、ライト以上で月間検索数(検索ボリューム)とSEO難易度を見ながら優先順位づけできることです(無料では非表示)。
数値で裏付けたうえで、近い狙いの語は代表語に集約し、ロングテールは小見出しやFAQで回収します。
タイトルは「読者の状況+到達点+主要語」、H2は章のゴール、H3は行動単位に分解するのが基本設計です。
“数値で当たりをつける→構成に落とす”まで同じ場で完結できるので、手戻りが少なくなります。
公開前に整えるキーワード台帳の作り方と更新ルール
出発点は、ラッコキーワードの抽出結果をCSVで書き出し、スプレッドシートに整えることです。
推奨カラムは「キーワード/検索意図(HowTo・比較・トラブルなど)/クラスター(親語・子語)/優先度/想定タイトル/状態(調査・執筆・公開予定)/担当/期限」。
運用ルールはシンプルで十分です。公開日に状態を“公開予定”→“公開”へ、代表語決定で子語を紐づけ、3か月以内に公開できない候補は“保留”へ退避——のように流れを固定します。
ポイントは、公開“前”の設計と進行管理を台帳で一元化し、誰が見ても同じ基準で動ける状態にしておくことです。
記事公開後の改善戦略
この章では以下のポイントについて解説します。
- 定期的な見直しで効果を持続させる方法
- 季節性とネタの棚卸しでリライト機会を逃さない
- 公開後の改善ループを仕組み化する
定期的な見直しで効果を持続させる方法
ブログ運営で成果を出すには、公開後の「データ計測」と「リライト」を定例化することが不可欠です。
計測するのは、検索順位/表示回数/クリック数/CTR/平均掲載順位/アクセス数。
検索順位は、専用のツールを1つ(GRC/RankTracker/COMPASSのいずれか)選んで運用しましょう。
というのも、ラッコキーワードの無料版では計測できないですし、有料版の順位チェックもその都度のスポット確認向きで、長期の自動追跡や大量キーワードの常時監視には不十分だから。
※料金は月に約2,200円と少し高めですがおすすめはRankTracker。詳しくは以下の記事をご覧ください。


アクセス数はGoogle Analyticsで把握します。どのページにどれくらい人が来て、どこで離脱しているかを時系列で見ていきます。
※Google Analyticsの使い方の詳細は以下の姉妹サイトをご覧ください。
検索キーワードごとの表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位は、Google サーチコンソールの「検索パフォーマンス」で確認できます。こちらは検索結果での見え方を改善するヒントの宝庫です。
※サーチコンソールの使い方の詳細は以下をご覧ください。


週次の見直しでは、サーチコンソールの表示回数と順位ツールの平均順位を並べてチェックし、どのリライトを実施するかを決めます。
- 表示回数↑・クリック率↓ → タイトル/スニペットの軽リライト(主要語の前方化、数字・ベネフィット明確化、メタ説明の具体化)。
- 平均順位が11〜20位で停滞 → 構成の部分リライト(H2/H3の再配置、重複見出しの統合、内部リンクで関連深掘り記事へ導線補強)。
- 競合の新提案が増加 → 情報更新リライト(最新手順・価格・仕様を追記、古い記述の削除)。
隔週〜月次では、Google Analyticsで流入と滞在を俯瞰し、深いリライトの要否を判断します。
- 直帰率が高い/スクロール浅い → 導入〜第1H2の書き換え(読者像と到達点を先出し、手順や結論の前倒し)。
- 滞在は長いがコンバージョン弱い → CTA周辺の追記・配置見直し(比較表・FAQ・内部リンクの位置最適化)。
- クエリが分散 → 記事の分割 or クラスター再編(意図の異なる語は別記事化し、親子リンクで連結)。
※リライト手順の詳細は以下の記事をご覧ください。


実施したリライトは1枚のスプレッドシートに記録します。
列は「URL/狙いキーワード/最新順位・前週差(順位ツール)/表示回数・クリック・CTR(サチコ)/セッション数(GA)/リライト内容(軽・部分・深)/実施日/結果」。更新タイミング(例:毎週月曜AM)を固定し、「着手→結果」を1行で残す習慣をつけると、再現性が上がります。
「計測→原因仮説→リライト→再計測」を週次・月次のリズムで回すことが、継続的に成果を積み上げる最短ルートです。
季節性とネタの棚卸しでリライト機会を逃さない
季節語は、過去のピークより1〜2か月前から準備すると余裕が出ます。昨年の台帳と公開後の実績を見比べ、“前倒しで出す語”と“直前で差す語”を決めておきます。
月次の棚卸しでは、公開済み記事の取りこぼし語をラッコキーワードで再抽出し、Q&Aや小見出しで追記。
検索意図が動くジャンルは、見出し抽出で上位の語り口を再確認し、FAQが増えていればQ&Aを厚く、比較要素が増えていれば表や箇条書きを整えます。
要は、季節前に仕込み、季節中は機動的に増補し、季節後は不要な文言を片づける——この三段で機会損失を減らせます。
公開後の改善ループを仕組み化する
公開後は「計測→判断→リライト→検証」をカレンダーに固定し、迷いなく回せる仕組みにします。
週次で数値を見たら、その場で“今週のリライト”を一つだけ確定。翌週の数値で効果を検証し、次の一手へつなげます。毎週の計測に基づき、必ず何か一つリライトする——この小さな積み重ねが伸びを生みます。
運用の型はシンプルで十分です。タスク管理に「軽いリライト/部分リライト/深いリライト」の三分類を用意し、優先度と期限をセット。前節で定義した判断基準(CTR低下・11〜20位停滞・情報更新の必要など)に当てはめ、今週はどの深さで直すかだけ決めます。詳細の施策内容は前節の手順に従い、ここでは“いつ・どれを・どの深さで”直すかの意思決定に集中します。
記録は1枚のスプレッドシートに統一します。行ごとに「URL/狙い語/最新数値(順位・表示回数・クリック・CTR・セッション)/リライト種別(軽・部分・深)/実施日/結果」を追記。前回との差分(タイトル変更・見出し再配置・追記量など)を短くメモし、成功・不発の再現条件を残しておくと、次の判断が速くなります。
最後に、月次で“リライトの在庫”を棚卸ししましょう。未着手の候補、効果が弱かった施策、季節語の前倒し案件を見直し、翌月のリライト枠を先に確保。記事追加よりも、既存記事を磨き続けるラインを常設することで、公開後の伸びを安定させられます。
ラッコキーワードでよくある質問(FAQ)
ラッコキーワードでよくある質問への回答をします。
- アプリ版はある? スマホでどう使う?
-
現時点でラッコキーワードには公式アプリは存在せず、スマホブラウザでの利用が基本です。画面はレスポンシブ対応でPC版と同等の操作が可能ですが、大量データの閲覧にはやや不便があります。
スマホでの利用は「ブラウザ版で全機能を使えるが、作業効率はPCに劣る」という点を理解しておくことが大切です。
- ログインできない・認証失敗時の対処は?
-
ログインができない場合は、メール認証リンクの期限切れや入力ミス、迷惑メール振り分けが原因のことが多いです。また、登録していないアドレスでログインを試しているケースもあります。
ログイン問題は「認証メールの確認・再送」「パスワードリセット」「サポート問い合わせ」で解決できるケースが大半です。
- プランの途中変更や契約解除は可能?
-
有料プランの変更や解約はマイページから操作可能ですが、年払いは途中返金ができない場合があります。契約方式によって柔軟性が異なるため、申し込み前に確認しておく必要があります。
プラン選択時には「年払いは割安だが途中変更が難しい」という特徴を理解するのが安全策です。
- CSVエクスポートできない/制限超過時
-
CSV出力ができない場合、出力件数の制限超過や接続エラー、ブラウザの不具合が原因である可能性が高いです。別ブラウザやフィルタをかけた再出力を試すと解決できる場合があります。
CSVエクスポート問題の多くは「制限超過またはブラウザ環境依存」が原因であり、環境を変えることで改善することが多いです。
- 検索ボリュームが “0” と表示される原因は?
-
検索ボリュームが “0” と表示される場合でも、必ずしも検索がないわけではありません。非常に少ない件数が四捨五入されてゼロになる場合や、データ未収録で反映されていない場合があります。
“0”表示は即除外を意味しないため、文脈上重要なら補助的に利用する価値があります。
- プランの変更・アップグレード/ダウングレード方法は?
-
プランの変更はマイページから簡単に行えます。
- ログイン後、契約管理ページへアクセス
- 現在のプランを確認し、アップグレード/ダウングレードを選択
- 支払い方法を決定して実行
ただし、年払いプランは途中変更や返金ができない場合があるため注意が必要です。 利用頻度を見極めた上で契約形態を選ぶことが大切です。
- 使用回数が上限に達したらどうすればいい?
-
以下のいずれか。
・翌月まで我慢する
・使用回数をリセットする
・プランをアップグレードする。使用回数をリセットする方は以下をご覧ください。
まとめ|ラッコキーワードの特徴を活かして今日から動き出す
この記事では、ラッコキーワードの使い方を“選定→計測→リライト”の流れで成果に結びつける手順を解説しました。ポイントを整理すると、以下のとおりです。
- 関連語・サジェストを一括で大量収集でき、ロングテールまで拾える。
- 見出し抽出/共起語/質問キーワードで読者ニーズを可視化できる。
- ライトプランなら検索ボリューム・SEO難易度・フィルタで優先順位づけができる。
- CSV書き出しで台帳化しやすく、再利用と検証がスムーズ。
- 日本語の表現ゆらぎに強いうえ、直感的UIで迷いにくい。
迷ったら、まず“1テーマ”で試してみてください。
ラッコキーワードで候補を集め、台帳に整理し、1本公開して、来週の数値で軽くリライト。
この小さな一巡が、検索流入を確実に前へ進めます。
\ キーワード選定の神ツール /


