「Googleキーワードプランナーを使って、SEOで有利なキーワード選定をしたい。でも使い方が全くわかりません…。導入方法から使い方まで教えてください。できれば無料がいいな」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- Googleキーワードプランナーとは?
- Googleキーワードプランナーの使い方
記事の信頼性
今回は、Googleキーワードプランナーの使い方を解説します。
SEO対策として、キーワード選定は重要で、ツールは必須です。
キーワード選定用ツールの中では、Googleキーワードプランナーが代表格なので、ぜひとも使いこなしたいところ。
そこで本記事では、キーワードキーワードプランナーの使い方をわかりやすく解説しました。
キーワード選定を行って、SEO対策したい方はぜひご覧ください。
Googleキーワードプランナーとは?
Googleキーワードプランナーとは、Google広告(旧Googleアドワーズ)に付随するキーワード選定の支援ツールです。
キーワードプランナーのメリットは?
数あるキーワード選定ツールの中でGoogleキーワードプランナーを使うメリットは、キーワードの検索ボリュームがわかることです。
キーワードの検索ボリュームとは、そのキーワードがひと月あたりにGoogleで検索される回数でして、これを知らずして検索上位は狙えません。
キーワードプランナーの料金は?
Googleキーワードプランナーは無料と有料がありまして、無料版は有料版に比べて使える機能は限定的です。
本記事では無料でキーワードプランナーを使う方法を紹介します。
キーワードプランナー導入時の注意点
Googleキーワードプランナーの導入手順は、ちょっとだけ手間がかかります。
でもご安心ください (`・ω・´)ゞ
私の実経験をもとに、本記事では、できるかぎりわかりやすく解説しましたから。
参考情報だけど重要!
「Rank Tracker」という検索順位チェックツール(有料)を導入すれば、面倒な初期設定なしで、キーワードプランナーを使えます。なので、私のおすすめはRank Trackerを導入することです。詳しくは以下をご覧ください。
» Rank Trackerの値段や導入方法、使い方をまるごと解説!
「まずは、キーワードプランナーを無料で使いたい」という方は、引き続き、以下を読み進めてください。
Googleキーワードプランナーの初期設定(登録方法)
続いては、Googleキーワードプランナーの初期設定(登録方法)を紹介します。
本記事では「無料」で使うことが前提です。
- 手順①:Googleアカウントを作成する
- 手順②:広告キャンペーンを作成する
- 手順③:広告キャンペーンを停止する
- 手順④:エキスパートモードに切替える
順に見ていきます。
手順①:Googleアカウントを作成する
キーワードプランナーの登録には、Googleアカウント(Gmailアドレス)が必要です。
まだ取得していない方は、アカウントの作成ページにアクセスして、アカウントを作成しましょう。
手順②:広告キャンペーンを作成する
Google広告ログインページ(キーワードプランナー)にアクセスします。
以下の画面が出てきたら、[今すぐ開始]をクリックします。
[ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす]を選んで、[次へ]をクリックします。
[ビジネスの名前]にはあなたのサイトの名前を、[ウェブサイト]にはあなたのサイトのURLを入力して、[次へ]をクリックします。
最初に設定されている「日本」のままで(もしされていなければ[+地域を追加]から設定して)、[次へ]をクリックします。
キーワードのテーマ(あなたのブログのメインテーマ)を入力して、[次へ]をクリックします。
赤枠内の項目を適当に埋めたら、[次へ]をクリックします。
ここから先は、お金に関する設定になりますが、後述する「広告の停止」をすれば費用は発生しないので、ご安心ください。
[予算を自分で入力]をクリックします。
広告を出さずに無料で使うのであれば、最小金額を設定しておきましょう。赤字で表示される最小額より1円多い金額を入力して(私は198円)、[予算を設定]をクリックします。
先ほど設定した[カスタム予算]を選び、[次へ]をクリックします。
入力内容を確認してください。
最後に規約を読んで、よければ[送信]をクリックします。
以下の画面で出れば、設定は完了です。[キャンペーンを確認]をクリックします。
手順③:広告キャンペーンを停止する
上記の[キャンペーンを確認]をクリックした続きから説明します。もし一旦閉じてしまったなら、再度ログインして下さい。
» Google広告アカウントログインページ
[詳細]をクリックします。
有効の横の[▼ボタン]をクリックします。
[キャンペーンを一時停止する]をクリックします。
確認メッセージに対して、[キャンペーンを一時停止]をクリックします。
表示が[一時停止]に変わればOKです。
これで料金は発生せず、無料で使えるのでご安心下さい(^^)/
手順④:エキスパートモードに切替える
[設定] > [エキスパートモードに切り替える]をクリックします。
出てきたメッセージに対して、[エキスパートモードに切り替える」をクリックします。
[ツールと設定] > [キーワードプランナー]をクリックします。
以下の画面になれば、登録・初期設定は全て完了です!
おつかれまでした(^^)/
Googleキーワードプランナーの使い方
続いては、Googleキーワードプランナーの使い方を紹介します。
まずキーワードプランナーにログインしてください。
» Google広告アカウントログインページ
[ツールと設定] > [プランニング] > [キーワードプランナー]をクリックします。
以下の画面になったら準備はOKです。
Googleキーワードプランナーには2つの使い方があります。
- 使い方①:検索ボリュームと関連キーワードを調べる
- 使い方②:広告出稿時のシミュレーションをする
主には①を使います。順にみていきましょう。
使い方①:検索ボリュームと関連キーワードを調べる
まず、左側の[新しいキーワードを見つける]をクリックします。
あなたが調べたいキーワードを入力しましょう。例として[キーワードプランナー]
を入力します。
Enterを押すと青色に変わります。複数のキーワードで調べたいなら続けて入力します。[結果を表示]をクリックします。
指定したキーワードの検索結果が表示されます。「キーワードプランナー」の例では、56個の関連キーワードが表示されました。
表示される項目を説明しましょう。
①:関連キーワード
関連キーワードを表示してくれます。今回の例だと、[キーワードプランナー 使い方]
や[キーワードプランナー 無料]
というキーワードの組み合わせが需要ありとわかります。
②:月間平均検索ボリューム
検索ボリュームはそのキーワードでひと月に検索される回数でして、無料で使うなら以下の4種類で表示されます。
- 10〜100(スモールキーワード)
- 100〜1,000(スモールキーワード)
- 1,000〜1万(ミドルキーワード)
- 1万〜10万(ビッグキーワード)
この検索ボリュームこそがキーワードプランナーを使う目的であり、SEOで大切なのは、適切な検索ボリュームのキーワードを見つけることです。
ちなみに、検索ボリュームは上記のとおりざっくりしてますよね?これは2016年頃にGoogleが無料版に対して機能制限を行ったためです。
対してキーワードプランナーの有料版(もしくはRank Tracker)を使えば、検索ボリュームは10単位で細かく表示されるので、キーワード選定の精度が高まります。
③競合性
広告出稿のライバルの多さ。競合が高いと、コンバージョンが見込めるキーワードである(=その分、広告費が高くなる)ということ。広告を出稿しないなら「ふ〜ん」でOKです。
④ページ上部に掲載された広告の入札単価
推奨されている入札単価。左側の列が「低額帯」、右側の列が「高額帯」です。ここも広告を出稿しないなら「ふ〜ん」でOKです笑。
以上、項目の説明でした。
以降では、便利な使い方を紹介しましょう。
参考:便利な使い方(フィルタ)
検索表示した後、[フィルター]をクリックします。
表示される項目を使ってフィルターしてみます。
以下は、[google]
というキーワードでフィルターしたときの例。ひと目でパッとわかって便利です。
参考:便利な使い方(csvのダウンロード)
[キーワード候補をダウンロード]を選択すると、検索結果がcsvファイルで出力されます。
以上、目当てのキーワードに対して、検索ボリュームと関連キーワードを調べる方法でした。
使い方②:広告出稿時のシミュレーションをする
使い方②は、広告を出稿するときのシミュレーション用です。ブログ初心者で広告を出す方は少ないと思うので、参考程度にご覧ください。
キーワードプランナーのトップページから、右側の[検索のボリュームと予測のデータを確認する]をクリックします。
赤枠内に、調べたいキーワードを入力して、[開始する]をクリックします。
シミュレーション結果が表示されます。広告出稿時にはこのデータを参考にするわけです。
上図で[過去の指標]をクリックすると、キーワードの検索ボリュームが一気にわかります。
以上、キーワードプランナーの使い方でした。
まとめ:Googleキーワードプランナーはサイト運営に必須です
記事のポイントをまとめます。
- Googleキーワードプランナーのメリットはキーワードの検索ボリュームがわかること。有料版よりは精度は粗いけど、無料で使える
- キーワードプランナーの初期設定は4ステップ:
1.Googleアカウントを作成、2.広告キャンペーン作成、3.広告キャンペーン停止(無料で使うなら必須)、4.エキスパートモードに切替える - キーワードプランナーの使い方は、「新しいキーワードを見つける」をクリックし、検索ボリュームと関連キーワードを調べること
といった感じ。
本記事を参考にして、キーワードプランナーをさっそく導入してみましょう。
ちなみに、検索ボリュームは4つのレンジで表示されますが、どのあたりを選ぶといいかご存知でしょうか? もし知らない方は、【SEO入門】ブログ初心者が最低限やるべきSEO対策5つの記事にある「ロングテール」をご覧ください。
キーワードプランナーの使い方はわかったけど、「やっぱり初期設定を省きたい」とか「検索ボリュームを正確に知りたい」という方は、「Rank Tracker」の導入をおすすめします。楽ちん&SEOに有利ですから。
» Rank Trackerの導入手順と使い方|おすすめ料金プランもご紹介!
また、SEOに関する記事は以下にまとめてますので、参考にどうぞ。
» 【ブロガー向け】SEO対策の完全マップ
今回は以上です。