Googleキーワードプランナーの初期設定(登録方法)と使い方【無料】

「Googleキーワードプランナーを使って、SEOで有利なキーワード選定をしたい。でも使い方が全くわかりません…。導入方法から使い方まで教えてください。できれば無料がいいな」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • Googleキーワードプランナーとは?
  • Googleキーワードプランナーの使い方

記事の信頼性

本記事を書いている私はブログ歴3年以上。アナリティクスをはじめ、SEOに関する記事も多数アップしています。

今回は、Googleキーワードプランナーの使い方を解説します。

SEO対策として、キーワード選定は重要で、ツールは必須です。

キーワード選定用ツールの中では、Googleキーワードプランナーが代表格なので、ぜひとも使いこなしたいところ。

とはいえ、キーワードプランナーの使い方がわからず、困ってる方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、キーワードキーワードプランナーの使い方をわかりやすく解説しました。

キーワード選定を行って、SEO対策したい方はぜひご覧ください。

目次

Googleキーワードプランナーとは?

Googleキーワードプランナーとは、Google広告(旧Googleアドワーズ)に付随するキーワード選定の支援ツールです。

キーワードプランナーのメリットは?

数あるキーワード選定ツールの中でGoogleキーワードプランナーを使うメリットは、キーワードの検索ボリュームがわかることです。

キーワードの検索ボリュームとは、そのキーワードがひと月あたりにGoogleで検索される回数でして、これを知らずして検索上位は狙えません。

なのでブログ中上級者は誰しも、Googleキーワードプランナーの利用をすすめるわけです。

キーワードプランナーの料金は?

Googleキーワードプランナーは無料と有料がありまして、無料版は有料版に比べて使える機能は限定的です。

本記事では無料でキーワードプランナーを使う方法を紹介します。

キーワードプランナー導入時の注意点

Googleキーワードプランナーの導入手順は、ちょっとだけ手間がかかります。

私の場合はいろんなサイトを調べながらやったので、1時間以上かかりました…。

でもご安心ください (`・ω・´)ゞ

私の実経験をもとに、本記事では、できるかぎりわかりやすく解説しましたから。

参考情報だけど重要!

Rank Tracker」という検索順位チェックツール(有料)を導入すれば、面倒な初期設定なしで、キーワードプランナーを使えます。なので、私のおすすめはRank Trackerを導入することです。詳しくは以下をご覧ください。
» Rank Trackerの値段や導入方法、使い方をまるごと解説!

「まずは、キーワードプランナーを無料で使いたい」という方は、引き続き、以下を読み進めてください。

Googleキーワードプランナーの初期設定(登録方法)

続いては、Googleキーワードプランナーの初期設定(登録方法)を紹介します。

本記事では「無料」で使うことが前提です。

  • 手順①:Googleアカウントを作成する
  • 手順②:広告キャンペーンを作成する
  • 手順③:広告キャンペーンを停止する
  • 手順④:エキスパートモードに切替える

順に見ていきます。

手順①:Googleアカウントを作成する

キーワードプランナーの登録には、Googleアカウント(Gmailアドレス)が必要です。

まだ取得していない方は、アカウントの作成ページにアクセスして、アカウントを作成しましょう。

手順②:広告キャンペーンを作成する

Google広告ログインページ(キーワードプランナー)にアクセスします。

以下の画面が出てきたら、[今すぐ開始]をクリックします。

[ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす]を選んで、[次へ]をクリックします。

[ビジネスの名前]にはあなたのサイトの名前を、[ウェブサイト]にはあなたのサイトのURLを入力して、[次へ]をクリックします。

最初に設定されている「日本」のままで(もしされていなければ[+地域を追加]から設定して)、[次へ]をクリックします。

キーワードのテーマ(あなたのブログのメインテーマ)を入力して、[次へ]をクリックします。

赤枠内の項目を適当に埋めたら、[次へ]をクリックします。

ここから先は、お金に関する設定になりますが、後述する「広告の停止」をすれば費用は発生しないので、ご安心ください。

[予算を自分で入力]をクリックします。

広告を出さずに無料で使うのであれば、最小金額を設定しておきましょう。赤字で表示される最小額より1円多い金額を入力して(私は198円)、[予算を設定]をクリックします。

先ほど設定した[カスタム予算]を選び、[次へ]をクリックします。

入力内容を確認してください。

最後に規約を読んで、よければ[送信]をクリックします。

以下の画面で出れば、設定は完了です。[キャンペーンを確認]をクリックします。

手順③:広告キャンペーンを停止する

キーワードプランナーを無料で使うなら、ここが必須の手順です。

上記の[キャンペーンを確認]をクリックした続きから説明します。もし一旦閉じてしまったなら、再度ログインして下さい。
» Google広告アカウントログインページ

[詳細]をクリックします。

有効の横の[▼ボタン]をクリックします。

[キャンペーンを一時停止する]をクリックします。

確認メッセージに対して、[キャンペーンを一時停止]をクリックします。

表示が[一時停止]に変わればOKです。

これで料金は発生せず、無料で使えるのでご安心下さい(^^)/

手順④:エキスパートモードに切替える

[設定] > [エキスパートモードに切り替える]をクリックします。

出てきたメッセージに対して、[エキスパートモードに切り替える」をクリックします。

[ツールと設定] > [キーワードプランナー]をクリックします。

以下の画面になれば、登録・初期設定は全て完了です!

おつかれまでした(^^)/

Googleキーワードプランナーの使い方

続いては、Googleキーワードプランナーの使い方を紹介します。

まずキーワードプランナーにログインしてください。
» Google広告アカウントログインページ

[ツールと設定] > [プランニング] > [キーワードプランナー]をクリックします。

以下の画面になったら準備はOKです。

Googleキーワードプランナーには2つの使い方があります。

  • 使い方①:検索ボリュームと関連キーワードを調べる
  • 使い方②:広告出稿時のシミュレーションをする

主には①を使います。順にみていきましょう。

使い方①:検索ボリュームと関連キーワードを調べる

まず、左側の[新しいキーワードを見つける]をクリックします。

あなたが調べたいキーワードを入力しましょう。例として[キーワードプランナー]を入力します。

Enterを押すと青色に変わります。複数のキーワードで調べたいなら続けて入力します。[結果を表示]をクリックします。

指定したキーワードの検索結果が表示されます。「キーワードプランナー」の例では、56個の関連キーワードが表示されました。

表示される項目を説明しましょう。

①:関連キーワード

関連キーワードを表示してくれます。今回の例だと、[キーワードプランナー 使い方][キーワードプランナー 無料]というキーワードの組み合わせが需要ありとわかります。

②:月間平均検索ボリューム

検索ボリュームはそのキーワードでひと月に検索される回数でして、無料で使うなら以下の4種類で表示されます。

  • 10〜100(スモールキーワード)
  • 100〜1,000(スモールキーワード)
  • 1,000〜1万(ミドルキーワード)
  • 1万〜10万(ビッグキーワード)

この検索ボリュームこそがキーワードプランナーを使う目的であり、SEOで大切なのは、適切な検索ボリュームのキーワードを見つけることです。

ちなみに、検索ボリュームは上記のとおりざっくりしてますよね?これは2016年頃にGoogleが無料版に対して機能制限を行ったためです。

対してキーワードプランナーの有料版(もしくはRank Tracker)を使えば、検索ボリュームは10単位で細かく表示されるので、キーワード選定の精度が高まります。

③競合性

広告出稿のライバルの多さ。競合が高いと、コンバージョンが見込めるキーワードである(=その分、広告費が高くなる)ということ。広告を出稿しないなら「ふ〜ん」でOKです。

④ページ上部に掲載された広告の入札単価

推奨されている入札単価。左側の列が「低額帯」、右側の列が「高額帯」です。ここも広告を出稿しないなら「ふ〜ん」でOKです笑。

以上、項目の説明でした。
以降では、便利な使い方を紹介しましょう。

参考:便利な使い方(フィルタ)

検索表示した後、[フィルター]をクリックします。

表示される項目を使ってフィルターしてみます。

以下は、[google]というキーワードでフィルターしたときの例。ひと目でパッとわかって便利です。

参考:便利な使い方(csvのダウンロード)

[キーワード候補をダウンロード]を選択すると、検索結果がcsvファイルで出力されます。

csvファイルで出力しておくと、次回以降のキーワード選定に活用できます。

以上、目当てのキーワードに対して、検索ボリューム関連キーワードを調べる方法でした。

使い方②:広告出稿時のシミュレーションをする

使い方②は、広告を出稿するときのシミュレーション用です。ブログ初心者で広告を出す方は少ないと思うので、参考程度にご覧ください。

キーワードプランナーのトップページから、右側の[検索のボリュームと予測のデータを確認する]をクリックします。

赤枠内に、調べたいキーワードを入力して、[開始する]をクリックします。

なお、上図のようにキーワードを複数行入力できるので、まとめて検索ボリュームを調べたいときに便利です。

シミュレーション結果が表示されます。広告出稿時にはこのデータを参考にするわけです。

上図で[過去の指標]をクリックすると、キーワードの検索ボリュームが一気にわかります。

以上、キーワードプランナーの使い方でした。

まとめ:Googleキーワードプランナーはサイト運営に必須です

記事のポイントをまとめます。

  • Googleキーワードプランナーのメリットはキーワードの検索ボリュームがわかること。有料版よりは精度は粗いけど、無料で使える
  • キーワードプランナーの初期設定は4ステップ:
    1.Googleアカウントを作成、2.広告キャンペーン作成、3.広告キャンペーン停止(無料で使うなら必須)、4.エキスパートモードに切替える
  • キーワードプランナーの使い方は、「新しいキーワードを見つける」をクリックし、検索ボリュームと関連キーワードを調べること

といった感じ。

本記事を参考にして、キーワードプランナーをさっそく導入してみましょう。

ちなみに、検索ボリュームは4つのレンジで表示されますが、どのあたりを選ぶといいかご存知でしょうか? もし知らない方は、【SEO入門】ブログ初心者が最低限やるべきSEO対策5つの記事にある「ロングテール」をご覧ください。

キーワードプランナーの使い方はわかったけど、「やっぱり初期設定を省きたい」とか「検索ボリュームを正確に知りたい」という方は、「Rank Tracker」の導入をおすすめします。楽ちん&SEOに有利ですから。
» Rank Trackerの導入手順と使い方|おすすめ料金プランもご紹介!

また、SEOに関する記事は以下にまとめてますので、参考にどうぞ。
» 【ブロガー向け】SEO対策の完全マップ

今回は以上です。

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