【朗報!】Rank TrackerでCAPTCHA画面が出た時の対処法3つ

SEO検索順位チェックツールのRank Trackerを使っているけど、いきなりCAPTCHA画面が出て、順位計測ができなくなりました…。原因と対処法を教えてください

hide

こういった疑問に答えます。

Rank Trackerといえば、SEO検索順位をチェックする神ツールですよね。

そんなRank Trackerで、ある日突然、「検索エンジンのCAPTCHA画面」っていう真っ赤なメッセージが表示され、検索順位チェックができずに困ってませんか?

この赤いメッセージ↓

私もこの問題に直面し、アタフタしましたけど、なんとか解決することができました。

私と同じように、Rank Trackerで表示されるCAPTCHA画面に困ってる方向けに、その原因と対処法をお伝えします。

目次

Rank TrackerでCAPTCHA画面が出る症状とは?

まずは問題の症状を説明します(わかってると思いますけど)。

本問題は、SEO検索順位をチェックしたときに発生します。

SEO検索順位をチェックするとは、
①「ランクトラッキング」のメニューで、「すべてチェックする」を押したときとか↓

②「ランキングを確認」を押したときとか↓

③定期時刻の自動チェックを実行したときとか↓

その時に、「検索エンジンのCAPTCHA画面」っていう真っ赤なメッセージが右下に出ることです↓

メッセージの表示とともに、赤枠メッセージ内で、タイマーがカウントダウンしていきます。

タイマーがゼロになると、検索順位のチェックが失敗に終わります。

もしタイマーがゼロになる前に、赤枠メッセージをクリックすると、以下のような画面が表示されます↓

「私はロボットではありません」にチェックを入れると、次は以下のような画面が表示されます↓

う〜ん、
ウザすぎる。。。

Rank TrackerでCAPTCHA画面が出る原因とは?

原因は、あなたが検索順位をチェックした回数が、Rank Trackerに備えられたセーフクエリモード(CAPTCHA対策)の上限を超えてしまったからです。

は? 全然わからん…

hide

ご安心ください。1つずつ解説していきます

CAPTCHAとは?

CAPTCHA(キャプチャ)とは、サイトにアクセスしようとしているのが、不正なコンピュータなのか、人間なのかを判別するためのテストです。

Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart(完全に自動化された、コンピューターと人間を区別する公開チューリングテスト)の略字語です。

あなたもこれまで、「ゆがんだ文字列の画像を読み、正しい文字列を入力させられた」って経験はあるんじゃないでしょうか?

そのチェック機能が、CAPTCHAです。

今回、Rank Trackerで表示された画面は、reCAPTCHAと呼ばれるもので、従来のCAPTCHAよりも高度です。

16個の画像の中から質問に合致する画像を選ばせることで、コンピュータか人間かを判別しています。

ちなみにreCAPTCHAは、カーネギーメロン大学の研究者によって開発され、2009年にGoogleが買収しました。※ 参照元:CAPTCHAの仕組みとは?(外部サイト)

セーフクエリモードとは?

セーフクエリモードとは、Rank Trackerに設けられたCAPTCHA対策の機能で、Googleからのブロックを防いでくれます

あなたがやってることって、キーワードの検索順位を測ることとはいえ、Googleに大量アクセスしてることには変わりありません。

Googleは、大量かつ機械的にアクセスされると、不正コンピュータかもと疑い、先ほどの16分割の画面(=reCAPTCHA)を表示してきます。

このreCAPTCHA対策として、Rank Trackerのセーフクエリモードは、外部の複数台のパソコンから人間のようにGoogle検索してくれています。

なので、Rank Trackerのセーフクエリモードを使えば、16分割の画面(=reCAPTCHA)が表示されず、スムーズに検索順位をチェックできるというわけです。

なお、このセーフクエリモードは、有料版のみの機能です↓

※引用:Rank Trackerのサイトより

セーフクエリモードがONかどうかの確認方法

環境設定を開き、以下のチェックがついていれば、セーフクエリモードがONってことです。

有料版なら、デフォルトでONです。

セーフクエリモードを使ってるのに、なぜreCAPTCHA画面が出るの?

理由は、ひと月あたりのチェック回数が、セーフクエリモードの上限を超えてしまったからです。

Rank Trackerの有料版では、キーワードの登録数は無制限ですが、セーフクエリモードを使って検索順位をチェックする場合には、上限が設けられています。

チェック回数のカウント方法とは?

Rank Trackerにおいて、1つのキーワードを1つの検索エンジンでチェックすると、1回とカウントされます。

たとえば1つのキーワードを
・Google
・Google(Mobile)
という2つの検索エンジンでチェックすると、2回とカウントされます。

よって1度の検索で、1000個のキーワードを2つの検索エンジンでチェックすると、
チェック回数:1000個×2=2000回 とカウントされます。

検索順位のチェック以外にカウントされるもの

キーワードの難易度(検索上位10ページをチェックして上位表示する難易度を計算してくれる機能)の更新もカウントされます。

検索順位をチェックするのでカウントされるわけです。

ただし、検索上位10ページをチェックするといっても、10回カウントされるわけではありません。検索エンジンごとに1カウントです。

チェック回数の上限とは?

Rank Trackerのライセンスによって、チェック回数の上限は異なっていて、以下のとおりです。

  • Professional版:70,000回/ 月
  • Enterprise版:180,000回/ 月

まとめると、セーフクエリモードを使っているにもかかわらず、reCAPTCHAの画面が出てしまう理由は、ひと月あたりのチェック回数が、上限を超えてしまったからです。

Rank TrackerでCAPTCHA画面が出たときの対処法3つ

お待たせしました。
では対処法をお伝えします。

当面の対処法

当面の対処法は、セーフクエリモードを使ったチェック回数がリセットされるのを待つことです。

注意点としては、チェック回数がリセットされるのは、毎月1日ではなく、「最初にライセンスキーの使用を開始した日」ってことです。

例えば、5月6日にライセンスキーを使い始めたなら、毎月に6日にリセットされます。

リセットされる日の確認方法

ライセンスキーを使い始めた日が不明なときは、以下のように、プロジェクトの「開始日」を参考にするといいでしょう↓

※ 私の場合、上記の「開始日」の翌日にリセットされました。

今後の対処法3つ

チェック回数がリセットされた以降は、ひと月あたりのチェック回数が、セーフクエリモードの上限を超えないように注意しましょう。

具体的な対処は以下のとおり。

  • 対処①:検索順位チェックの頻度を減らす
  • 対処②:検索エンジンの種類を減らす
  • 対処③:キーワードを厳選する

順に見ていきます。

対処①:検索順位チェックの頻度を減らす

もし1日に2回以上も検索順位をチェックしているならば、1日1回に頻度を減らしましょう。

Googleの検索順位は、半日程度ではそれほど変動しません。 1日に1回チェックすれば充分です。

対処②:検索エンジンの種類を減らす

もしも検索エンジンの種類を3つ以上登録しているなら、検索エンジンの数を減らしましょう。

例えば、Professional版(上限=70,000回/ 月)を使っていて、キーワード数が1000の場合、

検索エンジンが3つだと、一括検索できる回数は、
70,000 ÷ (1000×3) = 23回/月 ですが、

検索エンジンを3→2つに減らせば、
70,000 ÷ (1000×2) = 35回/月 となり、1日1回チェックできるわけです。

登録する検索エンジンは以下の2つで充分でしょう。Googleの1強なので。
・Google
・Google(mobile)

対処③:キーワードを厳選する

キーワードは、狙ったどんぴしゃのもの以外に、その周辺のキーワードも登録したほうがよいです。検索需要を把握できるので。

とはいえ、セーフクエリモードの上限を超えてしまうなら、登録するキーワードを厳選して減らしましょう。

たとえば、月間検索回数が10,000を超えるビックキーワードで、100位以内に一度も入っていないなら削除するとか。

上記のような対処を行い、ひと月あたりのチェック回数が、セーフクエリモードの上限を超えないようにしましょう。

それでもセーフクエリモードの上限を超えるようなら、Enterprise版へのアップグレードをご検討ください。
» Rank Trackerのサイトへ

まとめ:Rank TrackerでCAPTCHA画面が出てたらチェック頻度にご注意

記事のポイントをまとめます。

  • CAPTCHAとは、サイトにアクセスする者が、不正なコンピュータか人間なのかを判別するためのテスト
  • セーフクエリモードとは、Rank Trackerに設けられたCAPTCHA対策の機能で、Googleからのブロックを防いでくれる
  • セーフクエリモードでチェックできる回数には上限がある ・Professional版:70,000回/ 月 ・Enterprise版:180,000回/ 月
  • ひと月あたりのチェック回数が上限を超えると、CAPTCHAの画面が出て、検索順位チェックに失敗する
  • 対処法は、チェック回数が月に一度リセットされるまで待つこと
  • 月あたりのチェック回数が上限を超えないように、計画的にチェックすべし

といった感じです。

あなたの問題が解決できたなら幸いです。

参考

なお、Rank Trackerの使い方は以下の記事でまとめてます。ひょっとしたらRank Trackerの便利な機能を活用してないかもしれませんよ。ぜひご覧ください。
» Rank Trackerの導入手順と使い方|おすすめ料金プランもご紹介!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次