WordPressブログで目次を作る方法【プラグインあり・なし】

初心者ブロガー「運営しているWordPressブログに目次を作ろうか迷ってる。目次ってあった方がいいの?もしそうなら、目次の作り方を教えてほしいな」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- WordPressブログに目次を作るメリット
- WordPressブログに目次を作る方法
記事の信頼性
今回は、WordPressブログに目次を作るメリットや目次の作り方を解説します。
ブログを始めたときは、こんなことを思いますよね?
私もそうでした。
結論をいうと、ブログに目次はあった方が絶対いいです。読者の満足度も上がるし、SEOでも有利だから。
本記事では、目次を設ける利点や、目次の作り方法をわかりやすく解説しました。
WordPressブログをさらに良くしていきたい方は、ぜひご覧ください。
目次
- ブログに目次を作るメリット2つ
- ブログに目次を作る方法(プラグインなし)
- WordPressブログに目次を作る方法(プラグインあり)
- クリック率が高まる最適な目次を作るコツ
- まとめ:WordPressブログに目次を作ろう
WordPressブログに目次を作るメリット2つ

まずは、WordPressブログに目次を作るメリットから解説します。
結論を言うと、目次はあった方が絶対いいです。
以下のメリットがあるからですね。
- 読者の利便性が向上する
- SEOで良い効果が期待できる
順に見ていきます。
メリット①:読者の利便性が向上する
WordPressブログに目次があると、読者の利便性が上がります。
というのも、読者は目次(=記事の全体像)を見れば、欲しい情報が記事内にあるかどうかをすぐに把握できるし、
さらに目次があれば、欲しい情報にすぐにたどりつけるからです。
データによる裏付け
当ブログのとある記事のヒートマップを示すと、以下のように、多くの読者が目次をクリックをしているのがわかるでしょう。
▽ヒートマップのデータ例
※クリックされた箇所が色濃くなる
上記のデータが証明するように、ブログに目次があると、読者の利便性が向上します。
メリット②:SEOで好影響が期待できる
WordPressブログに目次があると、SEOで好影響が期待できます。
先ほど、目次を作れば読者の利便性が向上するとお伝えしましたよね。
これって、読者に必要な情報をすばやく届けることであり、すなわち、Googleの目指すユーザーファースト
(以下参照)の理念と一致しているからです。
Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。Google が検索に変更を加えるのは、検索結果の利便性を高めるためです。
参考:Google検索の仕組み
途中離脱も防げる
また、目次を設けることで、欲しい情報にたどりつく前に読者が離脱するのを防止できます。
読者の途中離脱(&再検索)を防げば、記事に対するGoogleの評価も高まり、SEOで有利になります。
クリック率の向上も期待できる
目次を設けていると、検索結果に目次が表示されることがあります。この場合は、クリック率の向上が期待できます。
クリック率が高まれば、PV数のアップにつながり、副次的にSEOに有利になるでしょう。
以上お伝えしたように、ブログに目次があれば、
- 読者の利便性が向上する
- SEOで良い効果が期待できる
というメリットがあり、いいことだらけ。
ぜひともこの機に、目次を作りましょう!
ブログに目次を作る方法(プラグインなし)

続いては、ブログに目次を作る方法を解説します。
WordPressブログに目次を作成する方法としては、
- プラグインを使わずに目次を作る
- プラグインを使って目次を作る
の2とおりがあります。
おすすめは、プラグインを使う方法。
目次を作る時間を省けるから。
ただし、お使いのWordPressのテーマによっては、目次のデザインが崩れることがあります。
私がまさにそう。
WordPressテーマは、Manablog Copyを使っているんですが、
たとえば Easy Table of Contents というプラグインを使うと、下図のように、目次が左端によりすぎてカッコ悪くなっちゃうんですよね…。
というわけで、この項ではまず、プラグインを使わずに目次を作る方法を解説します。
この方法は、HTMLにコードを手動で記述するもので、具体的には以下の感じ。
見出し側
<ul>
<li><a href ="01">見出し1</a><li>
<li><a href ="02">見出し2</a><li>
<li><a href ="03">見出し3</a><li>
</ul>
本文側
<h2 id="01">見出し1</h2>
記事本文
<h2 id="02">見出し2</h2>
記事本文
<h2 id="03">見出し3</h2>
記事本文
上記の記述をすると、見出しが作成でき、その見出しをクリックすると、該当の見出しにジャンプできるようになります。
なお、本記事は上記方法で目次を作ってますので、実際の表示を見たい方は、記事の冒頭に戻ってご確認ください。
プラグインなしで目次を作るメリット
メリットは、目次を作る自由度が高いこと。
後述するプラグインを利用する方法だと、h2やh3タグに記述した文言がそのまま目次になっちゃいます。
なので
・このh2タグはあえて目次には載せない
・このh2タグの文言を目次では短縮したい
なんてことができません。
でもこの手動で目次を作る方法なら、上記のようなカスタマイズも自由自在です。
プラグインなしで目次を作るデメリット
デメリットは、ずばり面倒なこと。
上記のようなHMTL記述を書く毎回書く必要があるので、手間がかかります。
ただし、WordPressのプラグイン「AddQuicktag」を使い、上記のコードを登録しておけば、だいぶ省エネになります。私はこの方法ですね。
AddQuiktagの使い方は以下の記事にまとめてますので、参考にどうぞ。
» AddQuicktagの設定と使い方【WordPressプラグイン】
以上、プラグインなしで目次を作る方法でした。
WordPressブログに目次を作る方法(プラグインあり)

続いては、WordPressブログに、プラグインを使って目次を作る方法を紹介します。
プラグインを使うと、目次を自動で作ることができ、記事作成を効率化できるのでおすすめ。
ただし、前述のとおり、おつかいのWordPressテーマによっては、目次のデザインが崩れることもあります。
とはいえ目次のデザインが崩れた場合は、プラグインを使わなければいいだけなので、まずは試してみましょう。
おすすめのプラグインは、以下3つ。
ポップなデザインがお好みなら、Rich Table of Contents がおすすめ(^^)/
プラグインの導入手順
プラグインの導入手順は、基本的にはどれも同じです。
WordPressの管理画面で、[プラグイン] > [新規追加]をクリックします。
右上の検索窓に、導入したいプラグイン名を入力します。
該当のプラグイン名が表示されるので、[今すぐインストール]をクリックして、次に[有効化]をクリックします。
・Table of Contents Plus
・Easy Table of Contents
この2つは、有効化した時点で、目次が自動で作成されるでしょう(※注:記事内にh2やh3タグがあれば)。
・Rich Table of Contents
このプラグインは、有効化しただけでは目次は表示されないので補足します。
まず設定メニューは、WordPressの管理画面で、
「RTOC設定」という箇所です(※設定メニューの中じゃないのでご注意を)。
基本設定の中にある「表示条件」をご覧ください。
デフォルトだと「10」になっています。これって、つまりh2タグが10個以上ないと、目次を自動で作らないってこと。
なので、この数字を「1」に変更して、最下部にある[変更を保存]をクリックします。
私が試したときは、この時点でもまだ目次は表示されなかったので、記事の作成途中でしたが、公開してみました。
すると、ようやく目次が自動で作成されました。こんな感じで↓
おすすめのプラグインはどれ?
紹介した3つのプラグインは、どれもおすすめなので、試しに使ってみてお好きなのをどうぞ。
「あえてひとつを教えて」と聞かれれば、
をおすすめします。
デザインがポップでおしゃれだから(^^)/
プラグインを利用して目次を作るメリット
メリットは、手間をかけずに目次を作れること。
これにつきます。
プラグインを利用して目次を作るデメリット
デメリットは、自由度が少ないこと。
・このh2タグはあえて目次には載せない
・このh2タグの文言を目次では短縮したい
なんてことはできません。
とはいえ、上記ケースはそれほど多くないので、もしWordPressテーマのデザインと干渉しないのであれば、プラグインを利用することをおすすめします。
以上、WordPressブログで、プラグインを使って目次を作る方法でした。
クリック率が高まる最適な目次を作るコツ

最後に、クリック率が高まる最適な目次を作るコツを紹介します。
そのコツとは以下の4つ。
- 目次は常に開いておく
- 記事の要点をまとめる
- 階層はh3タグまでにする
- 具体的な数字を入れる
順に見ていきます。
コツ①:目次は常に開いておく
デフォルトの表示で、目次を閉じる設定にしていると、目次の存在に気づいてもらえないことがあります。
それじゃ、せっかく目次を作ったのに意味ないですよね。
なので、目次は最初から開く設定にしておきましょう。
コツ②:記事の要点をまとめる
目次の文面は、長すぎると読んでもらえないし、短すぎても意図が伝わりません。
なので、記事の要点を適切な分量でまとめましょう。
目次を見れば、記事の全体像がわかるのが理想です。
また、PCで見ると適切に見えても、スマホで見ると長たらしく感じることがあります。スマホでの見え方もチェックしましょう。
コツ③:階層はh3タグまでにする
目次の階層が深すぎると、かえってわかりづらくなります。
目次の階層は、h2タグだけ、あるいは、h3タグまでにしましょう。
コツ④:目次に数字を入れる
目次に数字があると、読者にイメージが伝わりやすくなります。
「簡単にできる」よりも
「1分でできる」の方がわかりやすいですよね?
項目が3つあるなら、
「コツ3つ」「おすすめ3選」
と書いたりとか、
手順を示すなら、
「手順1:〜」
「手順2:〜」
と書いたりとか。
こんな感じで、目次に具体的な数字を入れましょう。
以上、クリック率が高まる最適な目次を作るコツ4つでした。
まとめ:WordPressブログに目次を作ろう

WordPressブログに目次を作るメリットと、目次の作り方を解説しました。
WordPressブログに目次を設けると、
・読者の利便性が向上する
・SEOで良い効果が期待できる
というメリットがあるので、ぜひこの機に作りましょう!
目次の作り方には2パターンあって、プラグインを使う方法と使わない方法。
お使いのWordPressテーマと干渉しないのであれば、プラグインを使って自動で目次を作ることをおすすめします。
Rich Table of Contents というプラグインがおしゃれでおすすめ。
» WordPressの無料おすすめプラグイン10選【ブログ初心者必見】
また、WordPressに関する記事は以下にまとめてますので、参考にどうぞ。
» 【ブロガー向け】WordPress習得への完全マップ
今回は以上です。