物販用プラグインRinkerの使い方がわかりません。教えてください。
こういった疑問に答えます。
ブログ、サイトで物販をするなら絶対に導入すべきWordPressのプラグインが、「Rinker」(リンカー)です。
Rinkerを導入すれば、おしゃれな商品リンクを10秒でサクッと作成できます。
こんな感じで↓
今回は、そんなRinkerの設定方法から使い方までを、初心者の方にもわかりやすく解説しました。
Rinkerをダウンロードして使えるようにする手順
Rinkerをダウンロードして、使えるようにする手順を解説します。
- 手順①:Rinkerをダウンロードする
- 手順②:RinkerをWordPressにアップロードして有効化
- 手順③:RinkerのID設定について全体把握
- 手順④:もしもIDを取得してRinkerに登録
- 手順⑤:楽天アプリIDを取得してRinkerに登録
順に見ていきましょう。
手順①:Rinkerをダウンロードする
Rinkerのダウンロードには、Pixiv(ピクシブ)のアカウントが必要です。
Pixiv公式サイトから、無料アカウントを作成しておきましょう。
次に、BOOTH(ブース)というプラットフォームから、Rinkerをダウンロードします。
» Rinkerのダウンロードはこちら
ログインをクリックします。
以下をクリックしてログインします。
下記の「無料ダウンロード」をクリックします。
すると、「yyi-rinker-x.xx.x.zip」のようなファイル(.zip形式)がダウンロードされます。
このままWordPressにアップロードするので、ダブルクリックやファイル解凍はしないでください。
手順②:RinkerをWordPressにアップロードして有効化する
続いて、RinkerをWordPressにアップロードします。
WordPressの管理画面から、「プラグイン」>「新規プラグインを追加」>「プラグインのアップロード」をクリックします。
「ファイルを選択」をクリックして、先ほどダウンロードしたRinkerのファイル(.zip形式)を選択します。
下記のような画面になったら、「今すぐインストール」をクリックします。
インストール後は、「プラグインを有効化」をクリックします。
プラグインの一覧画面で、下記のように表示されていれば、有効化完了です。
手順③:RinkerのID設定について全体把握する
RinkerのID設定には、「もしもアフィリエイトのID」と「楽天アプリID」の2種類を使います。使用目的は、下記のとおり。
- もしもアフィリエイトのID(必須):Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのアフィリエイトをするために利用する
- 楽天アプリID(必須):Rinker内で楽天の商品検索機能を使うために利用する
「アフィリエイト用」と「商品検索用」の2つってことですね
楽天アプリIDを取得する理由
「もしもアフィリエイトID」があれば3つともアフィリエイトができるのに、どうして楽天アプリIDを取得するのか?を補足します。
Rinkerでは、APIと呼ばれる「ソフトウェア同士をつなげる機能」を使って、Rinker内で楽天市場の商品検索ができるようになっています。
そこで、楽天アプリIDを取得してAPIを使わせてもらうわけです。
どうして、AmazonのAPIを使わないのかといえば、2019年にAmazonのAPI利用ポリシーが改悪されたことにより、APIの利用条件が厳しくなったからです。
具体的には、Amazonで30日間売上が発生しないとAPIが使えなくなる致命的な制約ができました。
» API 利用ポリシーの変更について
手順④:もしもIDを取得してRinkerに登録する
もしもアフィリエイトで各種IDを取得していきます。
登録していない人は、「もしもアフィリエイトの公式サイト」から無料登録しておきましょう。
もしもアフィリエイトで取得するのは、「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の3種類のIDです。
プロモーションを検索して提携する
もしもアフィリエイトの検索画面から、「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」をそれぞれ検索して提携しましょう。
下記のように、「提携中」と表示されていればOKです。
Amazon
楽天
Yahoo
広告IDを取得する
プロモーションページの「広告リンクへ」をクリックします。
下記のようなページになるので、ソースの欄にある、「a_id=の後ろの数字」をコピーします。これが、広告IDです。
広告IDをRinkerに貼り付ける
WordPressの管理画面から、「設定」>「Rinker設定」をクリックします。
ページの下のほうにある「もしもアフィリエイト設定」のところで、「AmazonID」「楽天ID」「YahooショッピングID」に、もしもアフィリエイトからコピーした広告IDをそれぞれペーストします。
「もしもリンク優先ショップ」は、あなたが使いたい商品リンクにチェックを入れます。
画面最下部の「変更を保存」をクリックします。
これで、もしもIDの設定は完了です。
手順⑤:楽天アプリIDを取得してRinkerに登録する
Rinkerで商品検索できるようにするために、楽天アプリIDを取得していきます。
まずは、楽天ウェブサービスへアクセスします。
右上の「+アプリID発行」をクリックします(サイトが英語表記になっている場合もあります)。
楽天アカウントのある方は、ユーザIDまたはメールアドレスを入力してログインします(楽天市場などで使っているものでOK)。
楽天アカウントのない方は、下の「楽天会員登録」から登録します。
アプリ新規作成フォームが出てくるので、「①任意のアプリ名(例:rinker-devなど)」と「サイトURL」を入力して「新規アプリを作成」をクリックします。
※サイトURLは、Rinkerを使いたいサイトやブログのURL
うまくいくと、下記のような画面になります。
「アプリID/デベロッパーID」が発行されるので、この数字をコピーします。
WordPressの管理画面から、「設定」>「Rinker設定」をクリックして、「楽天」の「アプリID/デベロッパーID」に、先ほどコピーしたアプリID/デベロッパーIDを貼り付けます。
画面最下部の「変更を保存」をクリックします。
楽天アプリIDの設定が完了です。
以上で、Rinkerの基本的な設定が完了しました。
Rinkerの使い方【商品リンクの使い方】
続いて、Rinkerで商品リンクを作る方法を紹介します。
記事に商品リンクを設置する方法は、以下の2とおりがあり、どちらでもOK。
- 投稿画面から直接記事に商品リンクを作成する
- 先に商品リンクを作成し、登録しておく
順に見ていきましょう。
方法1:投稿画面から直接記事に商品リンクを作成する
編集画面から「Rinker」のブロックを表示させます。
半角スラッシュ「/」を入力して、rinkerと打つとブロックが出てくるので、クリックします。
「商品リンク追加」をクリックします。
クラシックエディタの場合は、WordPressの編集画面にある「商品リンク追加」をクリックします。
すると、商品リンク追加の画面になるので、「楽天市場から商品検索」をクリックします。
リンクを作りたい商品名を打ち込んで、「検索」をクリックすると商品が表示されるので、「商品リンクを追加」をクリックします。
すると下記のように、投稿画面に商品リンクが反映されます(※下記はキャプチャ)。
ちなみに、「登録済み商品」というのは、すでに一度、商品リンクの追加をしたことがある商品です。
「登録済み商品」は、「登録済み商品リンクから検索」の中に登録されているので、こちらから商品リンクを追加すると商品名を検索する手間を省けます。
方法2: 先に商品リンクを作成し、登録しておく
WordPressの左メニューから「商品リンク」>「新規追加」をクリックします。
「商品情報の取得」をクリックします。
方法1と同様に、「楽天市場から商品検索」をクリックし、リンクを作りたい商品名を打ち込んで、「検索」をクリックします。すると商品が表示されるので、「商品リンクを追加」をクリックします。
すると内容が反映されるので、「確認」をクリックして、実際にリンクが機能しているか確認しておきましょう。
よければ画面内にある「公開」ボタンをクリックすると、ショートコードが生成されます。
このショートコードを、投稿画面に貼り付けることで、商品リンクが記事に表示されます(※下記はキャプチャ)。
以上、Rinkerで商品リンクを作成する方法でした。
Rinkerのカスタマイズ方法
Rinkerのカスタマイズ方法を紹介します。
- マイクロコピーを設置する
- 商品名を変更する
- ボタンデザインを変更する
- ボタンリンクを追加する
- 商品料金を非表示にする
カスタマイズ1:Rinkerにマイクロコピーを設置する
商品リンクの上にマイクロコピーを入れる方法を紹介します。
マイクロコピーとは、商品リンクの周辺に読者の背中を押すために書くテキストのこと。セール情報や、無料体験などを訴求するのに使います。
WordPress管理画面から、「商品リンク」>「変更したい商品」をクリックします。
下にスクロールして、「フリーHTML」にマイクロコピーを記入します。
「フリーHTML」にマイクロコピーを記入したら、「更新」をクリックします。
すると、こんな感じで表示されます。
なお、「商品1つ1つにマイクロコピーを入れたり、セール情報ごとに変えるのが面倒」という方は、有料プラグインの「COPIA(コピア)」の導入を検討するといいでしょう。
» Amazon楽天Yahooのセール中に マイクロコピー自動表示 キャンペーン配信プラグイン「COPIA(コピア)」について
カスタマイズ2: Rinkerの商品名を変更する
WordPress管理画面から、「商品リンク」>「変更したい商品」をクリックします。
編集画面になったら、商品名を好きな長さに変更します。
たとえば、こんな感じに。
商品名を変更したら、「更新」をクリックします。
すると、下記のように反映されます。
カスタマイズ3: Rinkerのボタンデザインを変更する
WordPress管理画面で、「設定」>「Rinker設定」>「デザイン設定」をクリックし、「デザイン」の中から好きなものを選びます。
好きなものを選んだら「変更を保存」をクリックします。
カスタマイズ4: Rinkerにボタンリンクを追加する
WordPress管理画面から、「商品リンク」>「変更したい商品」をクリックします。
「自由URLボタン名1」にボタンリンクに書く言葉を、「自由URL1」にはリンク先を記入します。
「更新」をクリックすると、下記のように新しいボタンが追加されます。
カスタマイズ5: の商品料金を非表示にする
WordPress管理画面で、「設定」>「Rinker設定」をクリックし、「価格を非表示にする」にチェックを入れます。
画面最下部の「変更を保存」をクリックします。
すると、値段が非表示になります(※以下はキャプチャ)。
Rinkerに関するQ&A
Rinkerでよくある質問にお答えします。
- Rinkerは無料なの?
- セール情報をマイクロコピーに自動反映させる方法はある?
- 商品リンクがきれいに表示されない。型くずれする。なぜ?
- Rinkerは無料なの?
-
はい、無料です。
ただ、有料もあるので以下で紹介します。
Fanboxを経由してRinkerの開発支援をすると、専用のプラグインをダウンロードできるようになります。月額199円。
追加される機能は以下など。
- 画像リンクや文字リンクの作成機能
- ボタンテキストの一括変更
- Rinkerのボタンデザインの追加
- PCでtarhet=”_blank”を付与
- Created by Rinkerが消える
- セール情報をマイクロコピーに自動反映させる方法はある?
-
有料プラグイン「COPIA」を使えば、セール情報をマイクロコピーに自動反映できます。
詳しくは、下記をご覧ください。
» Amazon楽天Yahooのセール中に マイクロコピー自動表示 キャンペーン配信プラグイン「COPIA(コピア)」について - 商品リンクがきれいに表示されない。型くずれする。なぜ?
-
ご使用のWordPressテーマとの相性の問題でうまく表示されないことがあります。
実は私も本ブログでは、Rinkerの表示が枠からはみ出ちゃうんですよね・・。
なので、私は本ブログだと、「カエレバ」とうツールを使ってます。もし、商品リンクがうまく表示されないときは、カエレバを使ってみてください。
あるいは、この機にWordPressテーマの変更を検討してみてはどうでしょう?
おすすめのWordPressテーマは「SWELL
」です。
» WordPressテーマSWELLのレビュー【評判どおり最強だった】
まとめ:Rinkerを使ってサイト・ブログの収益をあげよう!
物販用プラグイン「Rinker」の初期設定と使い方を解説しました。
ブログの収益を上げるためには、関連した商品を紹介するのが近道です。
そして、様々なネットショップのリンクを提供することでユーザービリティが向上します。
ぜひRinkerを活用して、サイト収益を向上させましょう!
参考:他のWordPressおすすめプラグイン
こちらの記事をどうぞ↓
» WordPressの無料おすすめプラグイン13選【ブログ初心者必見】