物販用プラグインPochipp(ポチップ)の使い方がわかりません。教えてください。
hideこういった疑問に答えます。
ブログ、サイトで物販をするならぜひとも導入したいWordPressのプラグインがPochipp(ポチップ)です。
Rinkerを導入すれば、おしゃれな商品リンクを10秒でサクッと作成できます。
たとえばこんな感じで↓
ポチップ
今回は、そんなRinkerの設定方法から使い方までを、初心者の方にもわかりやすく解説しました。
物販アフィリエイトの成果をアップしたい方はぜひご覧ください。
ポチップとは
Pochipp(ポチップ)は、商品リンクを簡単に作成できるWordPressプラグインです。
たとえばこんな感じの商品リンクですね↓
ポチップ
しかし、全ての物販ツールをを使った私の経験上、ポチップがいちばんおすすめです！
ポチップを使うメリット
- アフィリエイトの成果アップが期待できる
- 時短になる
アフィリエイトの成果アップが期待できる
ポチップで作成した商品リンクは見た目もキレイだし、Amazon／楽天市場／Yahooショッピングという3大ショッピングサイトの購入先があるので、物販アフィリエイトの成果アップが期待できます。
時短になる
類似ツールのカエレバだと、商品検索をしたあとにHTMLソースをコピペする作業がありますが、ポチップではコピペ作業は不要です。
また、ポチップでいちど登録した商品リンクは、違う記事でも使いまわしできます。
情報を更新したい時も管理画面から一括変更できるので、記事ごとに直す手間もありません。
このように、ポチップを使うと時短になります！
ポチップの留意点
ポチップは、ブロックエディタ専用のプラグイン。
クラシックエディタでは使用できないので、ご注意ください。
後述するよくある質問（類似ツールと比べてポチップの強みって何ですか？）も参考にどうぞ。
ポチップをインストールして使えるようにする手順
ポイントをインストールして、使えるようにする手順を解説します。
- 手順①：ポチップをインストールして有効化する
- 手順②：ポチップのID設定について全体把握する
- 手順③：もしもIDを取得してRinkerに登録する
- 手順④：楽天アプリIDを取得してRinkerに登録する
順に見ていきましょう。
手順①：ポチップをインストールして有効化する
WordPressの管理画面から、「プラグイン」＞「新規プラグインを追加」をクリックします。
検索窓にpochippと入力すると、ポチップが表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストール完了後、「有効化」をクリックします。
プラグインの一覧画面で、下記のように表示されていれば、有効化完了です。
手順②：ポチップのID設定について全体把握する
ポチップのID設定には、「もしもアフィリエイトのID」と「楽天アプリID」の2種類を使います。
それぞれの使用目的は、下記のとおり。
- もしもアフィリエイトのID（必須）：Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのアフィリエイトをするために利用する
- 楽天アプリID（必須）：ポチップ内で楽天の商品検索機能を使うために利用する
「アフィリエイト用」と「商品検索用」の2つってことですね。
楽天アプリIDを取得する理由
「もしもアフィリエイトID」があれば3つともアフィリエイトができるのに、どうして楽天アプリIDを取得するのか？を補足します。
ポチップでは、APIと呼ばれる「ソフトウェア同士をつなげる機能」を使って、ポチップ内で楽天市場の商品検索ができるようになっています。
そこで、楽天アプリIDを取得してAPIを使わせてもらうわけです。
どうして、AmazonのAPIを使わないのかといえば、2019年にAmazonのAPI利用ポリシーが改悪されたことにより、APIの利用条件が厳しくなったからです。
手順③：もしもIDを取得してポチップに登録する
もしもアフィリエイトで各種IDを取得していきます。
登録していない人は、「もしもアフィリエイトの公式サイト」から無料登録しておきましょう。
もしもアフィリエイトで取得するのは、「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の3種類のIDです。
プロモーションを検索して提携する
もしもアフィリエイトの検索画面から、「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」をそれぞれ検索して提携しましょう。
下記のように、「提携中」と表示されていればOKです。
Amazon
楽天
Yahoo
広告IDを取得する
プロモーションページの「広告リンクへ」をクリックします。
下記のようなページになるので、ソースの欄にある、「a_id=の後ろの数字」をコピーします。これが、広告IDです。
広告IDをポチップに貼り付ける
WordPressの管理画面から、「ポチップ管理」＞「ポチップ設定」をクリックします。
「もしも」タブをクリックします。
「もしもアフィリエイト設定」の「アフィリエイト設定」ところで、「AmazonID」「楽天ID」「YahooショッピングID」に、もしもアフィリエイトからコピーした広告IDをそれぞれペーストします。
ペースト後に、「変更を保存」をクリックします。
これで、もしもIDの設定は完了です。
手順④：楽天アプリIDを取得してポチップに登録する
ポチップで商品検索できるようにするために、楽天アプリIDを取得していきます。
まずは、楽天ウェブサービスへアクセスします。
右上の「＋アプリID発行」をクリックします（サイトが英語表記になっている場合もあります）。
楽天アカウントのある方は、ユーザIDまたはメールアドレスを入力してログインします（楽天市場などで使っているものでOK）。
楽天アカウントのない方は、下の「楽天会員登録」から登録します。
アプリ新規作成フォームが出てくるので、「①任意のアプリ名（例：rinker-devなど）」と「サイトURL」を入力して「新規アプリを作成」をクリックします。
※サイトURLは、ポチップを使いたいサイトやブログのURL
うまくいくと、下記のような画面になります。
「アプリID/デベロッパーID」が発行されるので、この数字をコピーします。
WordPressの管理画面から、「ポチップ管理」＞「ポチップ設定」をクリックした後、「楽天市場」のタブをクリックします。
「楽天設定」の「検索設定」の欄にある「アプリID(デベロッパーID)」に、先ほどコピーしたアプリID/デベロッパーIDを貼り付けます。
最後に「変更を保存」をクリックしたら、楽天アプリIDの設定は完了です。
以上、ポチップをインストールして使えるようにする手順でした。
ポチップの使い方【商品リンクの使い方】
続いて、ポチップで商品リンクを作る方法を紹介します。
記事に商品リンクを設置する方法は、以下の２とおりがあり、どちらでもOK。
- 方法1: 投稿画面から直接記事に商品リンクを作成する
- 方法2: 先に商品リンクを作成し、登録しておく
順に見ていきましょう。
方法1：投稿画面から直接記事に商品リンクを作成する
WordPressの記事の編集画面で、「ポチップ」のブロックを表示させてみましょう。
半角スラッシュ「/」を入力して、「ポチップ」と打つとブロックが出てくるので、クリックします。
「商品を検索」をクリックします。
すると、商品リンク追加の画面になるので、「楽天市場で検索」タブをクリックします。
リンクを作りたい商品名を打ち込んでEnterキーを押すと商品が表示されるので、「この商品を選択」をクリックします。
すると下記のように、投稿画面に商品リンクが反映されます。
商品に間違いがなければ、「商品データをポチップ管理画面に登録する」をクリックします。
すると、以下の画面に変わります（※下記は実際の物販リンク）。
ポチップ
ちなみに、「登録済み商品」というのは、すでに一度、商品リンクの追加をしたことがある商品です。
「登録済み商品」は、「登録済み商品から検索」の中に登録されているので、こちらから商品リンクを追加すると商品名を検索する手間を省けます。
方法2: 先に商品リンクを作成し、登録しておく
商品リンクを作成する方法の２つ目を紹介します。
WordPressの左メニューから「ポチップ管理」＞「新規投稿を追加」をクリックします。
「商品を検索」をクリックします。
方法１と同様に、「楽天市場で検索」をクリックし、リンクを作りたい商品名を打ち込んで、Enterキーを押します。すると商品が表示されるので、「この商品を選択」をクリックします。
すると内容が反映されるので、「確認」をクリックして、実際にリンクが機能しているか確認しておきましょう。
よければ画面内にある「公開」ボタンをクリックします。
次に、商品リンクを掲載したい記事の編集画面を開き、商品リンクを設定しましょう。
hideやり方を２とおり紹介します。
ブロックを呼びだす方法(方法1と同じ)
半角スラッシュ「/」を入力して、「ポチップ」と打つとブロックが出てくるので、クリックします。
すると、「登録済み商品を検索」の中に、さきほど登録した商品リンクがあるので、「この商品を選択」をクリックします。
ショートコードを使う方法
記事の編集画面で商品リンクを設定したい場合に、と入力します。
「ポチップ管理ID」の箇所は、ポチップ管理画面に記載されたこの数字を記入します。
実際の編集画面だと、こんな感じでショートコードを記載します。
プレビューで確認すると商品リンクが表示されます。
こんな感じで（※下記は実際の物販リンク）↓
ポチップ
以上、ポチップで商品リンクを作成する方法でした。
ポチップのカスタマイズ方法
ポチップのカスタマイズ方法を紹介します。
ポチップのカスタマイズ方法は以下の２とおり。
- 方法1: 全体の設定を管理画面で行う
- 方法2: 記事ごとの設定を編集画面から行う
順に見ていきましょう。
カスタマイズ方法1: 全体の設定を管理画面で行う
カスタマイズ方法の１つ目は、すべの商品リンクの設定を一括して変更するというもの。
WordPressの管理画面から、「ポチップ管理」＞「ポチップ設定」をクリックします。
基本設定
「基本設定」のタブを開きます。
ここでは以下などをカスタマイズできます。
- ボタンのデザイン
- ボタンの表示テキスト
- 別ウィンドウで開くかどうか
たとえば、ボタンのスタイルを「アウトライン」に変更して、「変更を保存」をクリックします。
すると、デザインの変更が商品リンクに一括で反映されます。
セール情報
「セール情報」のタブを開きます。
ここではセール情報を設定できます。
以下のように、表示したいテキストと表示期間を設定して、「変更を保存」ボタンをクリックします。
すると、セール情報が全ての商品リンクに一括で表示されるようになります。
セールの開始と終了を一括設定できると、「設定し忘れの防止」「工数の削減」につながるので、とても便利！
また、楽天とYahooにおいては、以下のチェックをつけておくと、毎月固定のセールを自動で表示してくれます。
上記のセール情報に関する機能は、類似ツールの「Rinker」や「カエレバ」には無く、ポチップならではの強みです！
カスタマイズ方法2: 記事ごとの設定を編集画面から行う
カスタマイズ方法の２つ目は、商品リンクの設定を記事ごとに変更するというもの。
商品リンクをカスタマイズしたい記事の編集画面を開いてください。
商品リンクのブロックを選択し、右側エリアで、カスタマイズができます。
ここでは、以下などを変更できます。
- 商品タイトルを変更する
- タイトル下のテキストを変更する
- ボタンを非表示にする
「商品リンクを他の記事でも使いまわしている、なおかつ、この記事だけカスタマイズしたい」ときに、この方法を使いましょう。
以上、ポチップのカスタマイズ方法でした。
他の物販ツールから移行する方法
ポチップは2021年にリリースされた新しい商品リンクプラグインです。
そのため、既に Rinkerや カエレバといった類似ツールを使用している方も多いでしょう。
そんな方がスムーズにポチップに移行できるよう配慮された移行用プラグインがあるので紹介します。
ポチップへの移行用プラグイン
以下の3種類です。
使い方はそれぞれのプラグインのページで解説されています。
他プラグインを使っていた方は、上記の移行用プラグインを活用してください。
ワンクリックで移行できるのでとっても簡単です。
ポチップへの移行するときはバックアップをとっておく
移行時にはWordPressのバックアップをとることが公式からも推奨されています。
公式サイトでバックアップの取得方法を解説されているので参考にしてください。
» ポチレバ・ポチリン・ポチもし使用前に！WordPressのバックアップを取る方法
上記の記事内には、「BackWPup」の使用をすすめています。
「BackWPup」の使い方の詳細は、当ブログでも詳しく解説してますので参考にしてください。
» BackWPupの設定・使い方｜WordPressの復元(バックアップ)プラグイン！
ポチップの有料版 Pochipp Pro
ポチップは無料で使えて十分に使いやすいですが、有料版のPochipp Proもあるので、紹介しておきます。
「Pochipp Pro」はサブスク型の有料プラグインで、2021/7/11に登場しました。
Pochipp Proの料金
ポチッププロの支払方法は、以下の２パターン。
- 月額550円
- 年額5,000円
年払いだと 、年間で1,600円お得です。
Pochipp Proを導入するメリット
Pochipp Proを導入すると以下のようなメリットがあります。
- セール情報を複数設定できる
- 商品画像を自由に変更できる
- セールイベントを自動で取得できる
- 設置したブロックごとにクリック率を計測できる
- お知らせバーにセール情報を表示できる（SWELLユーザーのみ）
上記のように、Pochipp Proを導入すると、物販アフィリエイトのさらなる成果向上を見込めます。
少しだけ補足しましょう。
セールイベントを自動で取得できる
Amazonプライムデーや楽天スーパーセールなど不定期開催のセール情報も自動で表示することができます。
お知らせバーにセール情報を表示できる（SWELLユーザーのみ）
SWELLというのは、WordPressテーマのこと。
SWELLを使っている方で、Pochipp Proを導入すると、お知らせバーにセール情報を自動で表示できます。
こんな感じで
ポチップとSWELLは、開発者が同じなので、相性が抜群なんですよね。
Pochipp Proの導入方法
Pochipp Proを導入するには、ポチップ公式サイトへ行き、月額制か年額制を選んで購入する、という手順です。
Pochipp Proの導入方法や使い方の詳細は以下の記事にまとめたので、興味ある方はそちらをご覧ください。
ポチップに関するQ&A
ポチップでよくある質問にお答えします。
- ポチップはクラシックエディタでも使える？
- 類似ツールと比べてポチップの強みって何？
- ポチップは無料で使える？
- ポチップと相性のよいWordPressテーマは？
- Pochipp Assistって何？
- Pochipp-Assistを導入したのに、Amazonの検索でエラーが出るのはなぜ？
- AmazonアソシエイトIDともしもアフィリエイトIDを両方設定するとどちらが優先？
- ポチップはクラシックエディタでも使えますか？
-
いいえ。
ポチップはブロックエディタ専用のプラグインなので、クラシックエディタでは使えません。クラシックエディタを使用している方は、カエレバか Rinkerの利用をご検討ください。
あるいは、この機にブロックエディタに移行してみてはどうでしょうか。
» WordPressはクラシックエディタよりブロックエディタがおすすめ！ - 類似ツールと比べてポチップの強みって何ですか？
-
「カエレバ」は最低限の機能しかないので比較するまでもないですが、「Rinker」と比較するとポチップの強みは以下のとおり。
- ボタンのデザイン変更が簡単
- 記事ごとにボタンを非表示にするのが簡単
- 「セール情報」機能が便利。売上アップや時短につながる
- 有料版のPochipp Proを利用すると、更に売上アップが見込める
- 類似ツールと比べてポチップの弱みって何ですか？
-
「Rinker」はブロックエディタとクラシックエディタのどちらでも利用できますが、ポチップはブロックエディタでしか利用できません。
ただし、WordPress5.0以降はブロックエディタが標準であり、クラシックエディタは今後サポートがなくなるおそれがあるので、ポチップのデメリットにはなりえないでしょう。
» WordPressはクラシックエディタよりブロックエディタがおすすめ！ - ポチップは無料で使えますか？
-
はい、ポチップは無料で利用できます。
ポチップの機能を拡張した有料版「Pochipp Pro」もあります。
売りあげを更にアップしたい方は、利用してみてはどうでしょうか。Pochipp Proの導入方法は以下の記事をご覧ください。
>> Pochipp Pro(有料版)の導入方法と使い方 - ポチップと相性のよいWordPressテーマは？
-
結論、SWELL です。
SWELLとポチップは同じ開発者ですから。
ポチップ・SWELLともに、デザインがシンプルなので、統一感がありブログの見た目もきれいになります！
SWELLはホントおすすめのWordPressテーマなので、テーマでお悩みの方は導入してはどうでしょうか。
» WordPressテーマSWELLのレビュー【評判どおり最強だった】 - Pochipp Assistって何？
-
Pochipp Assistは、ポチップと同じ開発者が作成しているプラグインで、Amazonアソシエイトの審査に合格しなくても、Amazonの商品検索を可能にするもの。
Pochipp Assistは、2021/7/25から無料プランと通常プランの2つに分かれました。
ただ本記事で紹介した手順をふめば、Pochipp Assistを使う必要はありません。
アフィリエイト用には「もしもアフィリエイトのID」を使うし、商品検索用には「楽天アプリID」を使うので。
- Pochipp-Assistを導入したのに、Amazonの検索でエラーが出るのはなぜ？
-
検索ができない時は少し時間を置いてみましょう。
公式サイトでも以下のようにアナウンスされてます。原因はいくつか考えられますが、システムの仕組み上、20分ほど時間を置いて再検索すると動くようになっている可能性が高いです。
- AmazonアソシエイトIDともしもアフィリエイトIDを両方設定するとどちらが優先？
-
もしもアフィリエイトが優先されます。
両方に設定がされている場合、もしもアフィリエイトの設定が優先されます
公式サイト
以上、よくある質問への回答でした。
まとめ：ポチップを使ってブログ収益をあげよう！
物販用プラグイン「Pochipp(ポチップ)」の初期設定と使い方を解説しました。
ブログの収益を上げるためには、関連した商品を紹介するのが近道です。
そして、様々なネットショップのリンクを提供することでユーザービリティが向上します。
ぜひポチップを活用して、サイト収益を向上させましょう！
参考：ポチップの有料版
ポチップの有料版を使うと、物販収益化をさらに向上できます。
詳しくは以下をご覧ください。
参考：他のWordPressおすすめプラグイン
こちらの記事をどうぞ。
