子供の読解力をつけるには小学生のうちに本を読むこと

子供に読解力をつけさせたいママさん「子供の学力を向上させたい。それには読解力をつけるのが大切かなと思っている。子供の読解力をつけるには、何が大切でしょうか?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 子供の読解力をつけるには、小学生のうちに本を読むこと
こんにちは、ヒデハルです。
子育てに気を使う40代会社員で、娘が2人(小6、中3)。
2人とも国語は得意です。
答えは「本をたくさん読むこと」です。
これは予想した答えかもしれませんが、暗記科目じゃないだけに、数日で効果が出るわけじゃありません。
でも本をたくさん読めば、読解力はきっとあがるでしょう。
ただし大切なのは「小学生のうちにできるだけ読むこと」と「親がそのきっか作りをすること」ですね。
このあたりを解説していきます。
子供の読解力をつけるには小学生のうちに本を読むこと

子供の読解力をつけるには、「本をたくさん読むこと」です。
そこを理解して頂くために、以下の流れで説明します。
- その①:学校まかせだと読解力は落ちる
- その②:読書によって読解力がつく訳は?
- その③:なぜ小学生のうちに読むべきか?
- その④:子供が本を読むには何をすべきか?
その①:学校まかせだと読解力は落ちる
現代の子供の読解力は、どんどん低下しています。
下図をご覧ください。
15歳の読解力について、学習到達度調査(PISA)の結果結果です。(引用元:日経新聞)

この結果から言えることは、
「学校まかせにしていると、読解力は低下していくだけ」ということです。
その②:読書によって読解力がつく訳は?
本を読むと読解力がつきます。
教育社会学者の舞田敏彦氏は、学習到達度調査(PISA)から、読書頻度と学力平均点の関連を導き出しました。
それが下の表です。(引用元:日経DUAL)

例えばフィクションでいえば、
週に数回読む群(576点)は、ほとんど読まない群(501点)よりも、平均点が70点以上も高くなってます。
この結果は、「本を読む子供ほど読解力が高い」というのに充分ではないでしょうか?
その③:なぜ小学生のうちに読むべきか?
本は小学生のうちになるべく多く読むのが効果的です。
理由は以下の2つ。
- 理由①:読書で伸びる能力には旬がある
- 理由②:中学生になると時間がない
理由①:読書で伸びる能力には旬がある
「読書によって伸びる能力は、学年に応じて変化する」と言われています。
小学生低学年のうちは、読書量に応じて飛躍的に語彙力が伸びるものの、文章を理解する能力の向上にはそれほど貢献しません。
しかし、低学年のうちに語彙力を確保することで、中学年・高学年へと進級したときに、文章理解力の向上につながっていくのです。(引用元:こどもまなびラボ)
このように、読書で伸びる能力には旬があるので、小学生の早いうちから本をたくさん読むのが効果的です。
理由②:中学生になると時間がない
小学生のうちは、割と時間に余裕がありますが、中学生になると、急に忙しくなります。
なので、中学生になって本をじっくり読もうとしても、時間の確保が難しいでしょう。
以上の2つの理由から、
小学生のうちになるべく多く本を読むのが効果的です。
その④:子供が本を読むには何をすべきか?
子供がたくさんの本を読むためには、「本を好きになってもらうこと」です。
本が好きになれば、自分から進んで本を読み、楽しいからまた次の本、というように好循環が生まれます。
ではどうすれば子供が本好きになるというと、
「親が子供に良書を買い与えて、そのきっかけをつくってあげること」です。
また良い本を子供自身で探させるのは酷でしょう…。
ワクワクするような本を、親のあなたが選別して、お子さんに与えてあげましょう。
本の選び方は、子供を本好きに育てる8つの方法にまとめているので、ご覧ください。
まとめ:子供の読解力をつけるには小学生のうちに本をたくさん読むこと

記事のポイントをまとめます。
- 子供の読解力をつけるには読書量を増やすこと
- 読書量に比例して読解力が上がる調査結果あり
- 小学生のうちに本をたくさん読むと効果的
- 理由①:読書で伸びる能力には旬がある
- 理由②:中学生になると読む時間がない
- 良書を与えて本好きになるきっかけを親が作る
あなたの力で、お子さんの読解力UPを!
参考になれば幸いです😌