AddQuicktagの設定と使い方【WordPressプラグイン】

AddQuicktagを使いたい人「WordPressのおすすめプラグインのひとつにAddQuicktagがあるらしい。でも使い方がさっぱり…。AddQuicktagの具体的な設定や使い方を教えてください」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- AddQuicktagの設定と使い方
記事の信頼性
今回は、AddQuicktagの設定・使い方を解説します。
AddQuicktagは、よく使うHTMLコードをワンクリックで簡単に挿入できるプラグイン。
WordPressでの記事執筆スピードが上がるので、ぜひ活用したいところ。
そこで今回は、AddQuicktagの設定と使い方をわかりやすく解説しました。WordPressブロガーさんはぜひご覧ください。
目次
AddQuicktagとは

AddQuicktagとは、よく使うHTMLコードをあらかじめ「クイックタグ」として登録しておき、記事作成時にワンクリックで挿入できるようにするプラグインです。
クイックタグとはこんなのですね。
HTMLコードを手打ちしたり、メモ帳からコピペする必要がないので、記事作成スピードがアップします。
クラシックエディタについて補足
先ほどの表示は、クラシックエディタ(のテキストエディタ)です。
WordPress5.0からはGutenberg(グーテンベルク)というエディタがデフォルトになったので、クラシックエディタは、古い形式のエディタ。
でも、使ってる割合はこんな感じで、クラシックエディタ派の方がまだ主流みたいです。
WordPressで投稿記事を書く時、あなたがよく利用しているエディタはどれですか?
— WordPressテーマTCD (@tcd_jp) March 23, 2020
クラシックエディタを導入したい方は、WordPressの無料おすすめプラグイン10選【ブログ初心者必見】をご覧ください。
「いや、グーテンベルクでOK」という方は、本記事の後半、新エディタのグーテンベルグでAddQuicktagを使う方法 を参照ください。
クイックタグを試しに使ってみる
プラグインのAddQuicktagを使う前に、デフォルトで入っているクイックタグを使って、イメージをつかみましょう。
テキストエディタ(クラシックエディタ)の場合
例えば「ブログを始めよう!」という文字を太字にする場合、その文字列を選択した後、[b]
ボタンをクリックします。
すると、「ブログを始めよう!」の前後にHTMLコードが挿入されます。
[プレビュー]ボタンを押すと、「ブログを始めよう!」が太字になりますね。
こんな感じで、クイックタグを使えば、HTMLコードを手打ちする手間を省けて、記事執筆スピードがアップします。
そして、AddQuicktagを使えば、あなた独自のクイックタグを作れるので、さらに便利になるというわけです。
ビジュアルエディタ(クラシックエディタ)の場合
例えば以下のように[B]
ボタンをクリックするだけなので。
ですけど、テキストエディタと同様に、クイックタグをカスタマイズできればさらに便利になるので、引き続きご覧ください。
AddQuicktagの設定・使い方

クイックタグのイメージをつかめたところで、AddQuicktagの設定や使い方を解説します。
AddQuicktagのインストール
まずはインストールから。
WordPressの管理画面を開き、[プラグイン] > [新規追加]をクリックします。

検索窓に「AddQuicktag」と入力します。
AddQuicktagが表示されるので、[今すぐインストール]をクリックします。
インストールが終わったら、[有効化]をクリックします。
AddQuicktagを使って、クイックタグを新規追加する
メニュー > [プラグイン] > AddQuicktagの[設定]をクリックします。
AddQuicktagの設定画面が表示されます。
<h2></h2>
)を追加してみます。ボタンのラベルは「大見出し(H2)」として(任意)、開始タグに<h2>
を、終了タグに</h2>
を入力します。いちばん右側のチェックボックスにチェックを入れます。
ダッシュアイコン、ラベル名、アクセスキー、順番は、空欄のままでもOK。
最後に、画面下の方にある[変更を保存]をクリックします。
新規追加はこれでOK!
AddQuicktagで新規追加したクイックタグを使ってみる
テキストエディタ(クラシックエディタ)の場合
記事の編集ページを開いてみましょう。[大見出し(H2)]ボタンが新規に追加されてますね。
ではこのクイックタグを使ってみましょう。
「ブログの始め方」をいう文字をH2タグに設定したい場合、その文字列を選択して、[大見出し(H2)]ボタンをクリックします。
すると、「ブログの始め方」の前後にHTMLコードが挿入されます。
[プレビュー]ボタンを押すと、「ブログの始め方」がH2見出しになりました(注:お使いのブログテーマごとに装飾は異なります)。
ビジュアルエディタの場合(クラシックエディタ版)
まずは「ツールバー切り替えボタン」をクリックしてください。
すると、クイックタグが表示されますね。
先ほどと同様に、H2見出しにしたい文字列を選択して、クイックタグのプルダウンから[大見出し(H2)]をクリックします。
すると、表示が変わります。
[プレビュー]ボタンを押すと、H2見出しになってことが確認できるでしょう(注:お使いのブログテーマごとに装飾は異なります)。
クイックタグを削除する
クイックタグを削除する方法も紹介しておきます。
あなたが追加したクイックタグを削除する方法
一時的に無効にするだけなら、チェックを全て外して、画面下にある[変更を保存]をクリックすればOK。
完全に削除にするなら、あなたが入力した項目を全て削除して、画面下にある[変更を保存]をクリックします。
デフォルトのクイックタグを削除する方法
元から入ってるデフォルトのクイックタグを非表示にするなら、以下の箇所で、チェックをつければOK。
AddQuicktagを使って、定型文をクイックタグに追加する
クイックタグへの登録は、なにもHTMLコードに限定する必要はなく、定型文でもOKです。
例えば、よく使う導入の自己紹介文を登録しておくなど。終了タグは必須ではありませんので。
こんな感じで楽ちん↓
新エディタのグーテンベルグでAddQuicktagを使う方法
2020/8月時点、AddQuicktagはグーテンベルグに対応してません。それでも使える方法があるので紹介します。
記事投稿画面で、+ボタン
をクリックして↓
ブロック選択画面の中から、[フォーマット]をクリックします。
[クラシック]をクリックします。
すると、クイックタグが表示されます。これで、グーテンベルグでもAddQuicktagが使えますね。
以上、AddQuicktagの設定・使い方でした。
まとめ:AddQuicktagを使うとWordPressの記事執筆が速くなる!

AddQuicktagの設定と使い方を紹介しました。
AddQuicktagを使えば、よく使うHTMLコードをワンクリックで挿入できるので、WordPressでの記事執筆スピードがアップ!
クラシックエディタ(ビジュアルエディタ・テキストエディタ)とグーテンベルグのどちらでも、AddQuicktagを使用できます。
WordPressを使っているブロガーさんは、ぜひAddQuicktagを使ってみてください。
» WordPressの無料おすすめプラグイン10選【ブログ初心者必見】
なお、WordPressに関する記事は以下にまとめてますので、あわせてご覧ください。
» 【ブロガー向け】WordPress習得への完全マップ
今回は以上です。