Googleアナリティクスの登録・設定方法【初心者向け】

ブログ初心者「Google Analytics(アナリティクス)を使ってみたいけど、登録・設定方法が全くわかりません。初心者向けに教えてください」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
本記事を書いてる私は、大手メーカーで自社のWebサイトを分析したりSEO施策を考えたりしています。個人では当サイトを運営して1年で月間1万PVを達成しました。こうした経験から、SEOに関してノウハウをシェアしていきます。
Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールで、サイトを改善していくには必須のツールです。
本記事では、Googleアナリティクスの登録・設定方法をわかりやすく解説しましたので、参考にしてください。
» GA4(Google Analytics4)の導入方法と初期設定【2022年版】
Google Analytics(アナリティクス)の登録・設定方法

Googleアナリティクスの導入手順は以下の3ステップ。
- 手順①:Googleアカウントの作成
- 手順②:Googleアナリティクスの登録
- 手順③:トラッキングコードの設置
上記のとおりで、10分もあればできる簡単な作業です。
手順①:Googleアカウントの作成
Googleアナリティクスの登録には、Googleアカウント(Gmailアドレス)が必要です。まだ取得していない方は、アカウントの作成ページにアクセスし、登録しましょう。
手順②:Googleアナリティクスの登録
Googleアナリティクスの登録ページに行き、[無料で利用する
]をクリックして下さい。
アカウント名(何でもOK)を入力し、画面下部にある[次へ]をクリックします。
[ウェブ
]を選んで、画面下部にある[次へ]をクリックします。
以下の4項目を入力しましょう。
- ウェブサイトの名前:自分のWebサイトの名前を入れる。当サイトなら「hideharu blog」
- ウェブサイトのURL:自分のWebサイトのURLを入力する。http:// or https://を選択し、残りのURLを入力。末尾のスラッシュ/は不要。
- 業種:自分のサイトのジャンルに近いものを選ぶ。なければ「その他」でOK。
- レポートのタイムゾーン:日本
上記を入力したら[作成
]をクリックします。
利用規約では[日本
]を選び、2箇所にチェックマークを入れて、画面下部にある[同意する
]をクリックして下さい。
手順③:トラッキングコードの設置
利用規約に同意すると、トラッキングIDとトラッキングコードが表示された画面に切り替わります。
ここからはWordPressの設定になります。
プラグンイン「All in One SEO」を使っている人
メニューから[All in One SEO
] > [一般設定
]をクリックし、[GoogleアナリティクスID
]のところに、前述のトラッキングIDを貼り付けましょう。
以上で、アナリティクスの設定は全て完了です!
プラグンイン「All in One SEO」を使っていない人
WordPressのダッシュボード(管理画面)を開き、メニューから[外観
] > [テーマエディター
]をクリックします。
[テーマヘッダー
]をクリックして下さい。
[/head
]の直前に、先ほどのトラッキングコードを貼り付けましょう。
一番下にある[ファイルを更新する
]を押せば、アナリティクスの設定は全て完了です!
登録・設定が成功しているかの確認方法
まず別のタブやウィンドウで、計測したいWebサイトを開きましょう。
次に、Googleアナリティクスを開き、メニューから[ホーム
]をクリックします。
上記の右側にある[アクティブ ユーザーのリアルタイム
]が、0以外の数値になっていればOKです! リアルタイムは現在のサイトにいる人数を表示する機能でして、1になっていれば、あなたがカウントされている証拠ですから。
Googleアナリティクス導入時にやっておきたい設定

ここまでの設定を行えば、Googleアナリティクスは使えるようになります。
加えて、以下の設定を導入時にやっておくことをおすすめします。
- ユーザーの年齢や性別をわかるようにする
- 自分のアクセスを除外(フィルタ)する
- サーチコンソールと連携する
順に見ていきます。
ユーザーの年齢や性別をわかるようにする
この設定を行っておけば、サイトを訪れるユーザの年齢や性別、興味をわかるようになるので、サイト改善に役立ちます。
手順は、まずアナリティクスを開きます。
次に左メニューにある[ユーザー] > [ユーザー属性] > [概要]をクリックし、[有効化]をクリックします。
以下の表示になれば設定完了です。
上記に記載のとおり、データが反映されるまで、24時間ほど待ちましょう。
自分のアクセスを除外(フィルタ)する
アナリティクスのアクセス解析結果には、自分のアクセスが含まれないように設定しましょう。自分のアクセスが含まれてしまうと、その分アクセス数が増えてしまいますが、そんな水増ししたデータを見てもしょうがないですよね?
自分のアクセスを除外する方法は2つあるので、お好きな方で設定してください。
方法①:IPアドレスで除外
この方法は、お使いのデバイスのIPアドレスで除外するというもの。
- メリット:使用ブラウザに関わらず、確実に除外できる
- デメリット:IPアドレスが変わると、設定も変える必要がある
設定手順としては、まずアナリティクスの左メニューにある歯車マークをクリックします。つぎに、[ビュー]にある[フィルタ]をクリックしましょう。
[フィルタを追加]をクリックします。
[フィルタ名]に任意の名前を入力し、[フィルタの種類]は[カスタム]を選びます。[フィルタフィールド]に[IPアドレス]を選び、[フィルタパターン]に、お使いのデバイス(PCなど)のIPアドレスを入力します。
もしIPアドレスがわからない方は、ググってみればすぐにわかるはず。最後に[保存]をクリックすれば完了です。
方法②:プラグインを使って除外
この方法は、ブラウザとしてGoogle Chromeを使ってる方におすすめで、Google公式のプラグインを使って除外するというもの。
- メリット:IPアドレスが変わっても、設定し直さなくてよい
- デメリット:スマホやタブレットからのアクセスを除外できない。PCでGoogle Chromeのブラウザを使う方が対象
設定手順としては、まずGoogleのプラグインをダウンロードページにいきます。
» Googleのページにいく
「Googleアナリティクス オプトアウト アドオン」というプラグインをダウンロードします。
[Chromeに追加]をクリックします。
[拡張機能を追加]をクリックします。
以下のメッセージがでれば、設定は完了です。
サーチコンソールと連携する
アナリティクスをサーチコンソールと連携しておけば、サーチコンソールのデータをアナリティクスで見れて、利便性が上がります。
アナリティクスの左メニューで、[集客] > [Search Console] > [ランディングページ]をクリックします。
[Search Consoleのデータ共有を設定]をクリックします。
画面下の方にある[Search Consolを調整]をクリックします。
Search Consolのサイトが「なし」になっているので、[追加]をクリックします。
連携させたいサイトを選択し、[保存]をクリックします。
[OK]をクリックします。
アナリティクスの画面に戻りましょう。
ページの更新をして下さい(F5ボタンを押すなど)。
連携させたいサイトが表示されていればOK。[保存]をクリックします。
以上で設定は完了です。
連携できている確認する
アナリティクスのメニューから[集客] > [Search Console] > [検索クエリ]をクリックします。
Search Consoleで見れる「検索クエリ」のデータが確認できれば、連携は成功です!
以上、アナリティクス導入時にやっておきたい設定でした。
まとめ

今回は、Web運営に必須のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」の登録・設定方法を解説しました。
トラッキングコードの埋め込みに少しとまどうかもですが、そこを乗り切らないと永久にブログ初心者のまま。本記事を読んで、ぜひアナリティクスの導入を完了させましょう。
アナリティクスを導入したなら、次は実践です。アナリティクスの使い方については、Googleアナリティクスの使い方【初心者はこれさえみればOKです】の記事にわかりやすく解説しましたので、そちらをご覧ください。
なお、SEOに関する記事は以下にまとめてますので、参考にどうぞ。
» 【ブロガー向け】SEO対策の完全マップ
今回は以上です。