GA4とLooker Studioはどう使い分ける?【メリットデメリットを比較】

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「サイト分析ツールを検討している。GA4とLooker Studioが有名みたいだけど、どう使い分けたらいいかわからない。両者のメリットデメリットを教えてほしい。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • GA4とLooker Studioをどう使いわけるか?
  • 両ツールのメリットデメリットとは?

記事の信頼性

本記事を書いている私はブログ歴3年以上。記事数は400を超えました。SEOに関する記事も多数アップしています。

今回は「GA4とLooker Studioをどう使いわけるか?」を解説します。

サイト分析ツールでは、GA4とLooker Studioが有名です。

このツールを利用すれば、ユーザーのサイト内行動を把握することができ、サイトを改善できます。

とはいえ、両者のツールをどう使い分けたらいいの?と悩んでる方もいるんじゃないでしょうか。

そこで本記事では、GA4とLooker Studioを比較し、ツール選定の考え方をわかりやすくまとめました。ぜひご覧ください!

目次

GA4とLooker Studioの概要

まずは、GA4とLooker Studioの概要を解説します。

GA4とは

GA4とは、Google Analytics4の略。
ユーザーのサイト内行動を分析できるツールです。

GA4は、大別すると

  • 標準レポート
  • データ探索

があります。

標準レポート

Googleがあらかじめ用意してくれたレポート。
自分でレポートを作る必要はなく便利です。
その反面、フォーマットは決まっていてカスタマイズ性はありません。

データ探索

利用者が自由に作るレポート。
7種類のレポートの中から好きなものを選び、見たい項目も自由に選択できます。

Looker Studioとは

Looker Studioとは、Googleが提供するサイト分析ツール。

GA4やサーチコンソール、YouTubeアナリティクスなど、Googleが提供するツール(と一部の提携ツール)のデータを取りこみ、レポートを作成できます。

表現やレイアウトの自由度が高いのが特徴です。

GA4とLooker Studioの比較表。メリットデメリットを詳細に解説

続いては、GA4とLooker Studioを比較し、メリットやデメリットを紹介します。

GA4とLooker Studioの比較表

GA4
標準レポート
GA4
データ探索
Looker
Studio
料金 無料
(有料版あり)
無料
(有料版あり)
無料
ディメンション数 167個※1 85個※1
指標数 163個※1 40個※1
ディメンションや
指標の独自作成
セグメント利用
サンプリング発生 発生しない 発生する 発生しない
しきい値の適用 適用される 適用される 適用される
(other)発生 発生 発生しない 発生
データ閲覧期間 制限なし 直近2ヶ月
or14ヶ月
※無料版の場合
制限なし
遷移分析
コホート分析
GA4以外のデータ取り込み
表現やレイアウト自由度
データの自動更新
BigQuery連携

※スマホは横スライド可
※12023/2/1時点

上記のとおり、それぞれメリットデメリットがあります。

各項目の詳細は、以下の記事をご覧ください。
» Looker Studio(旧:Googleデータポータル)の使い方|GAレポートを作ろう

GA4とLooker Studioをどう使いわけるか?

上記のメリットデメリットをふまえ、それぞれの使い分けの指針としては以下のとおり。

  • GA4標準レポート:サイト全体のデータを見て、気づきを得たいとき
  • GA4データ探索:特定の項目を深堀りしたいとき
    – 遷移分析したい
  • Looker Studio:特定の項目を深堀りしたいとき
    – 自由にレイアウトしたい
    – ディメンションや指標を新たに作りたい
    – GA4以外のデータも取り込みたい

上記のように使い分けるとよいです。

GA4とLooker Studioの関連記事やおすすめ本を紹介

では最後に、GA4とLooker Studioにおいて、当サイトの関連記事と、市販のおすすめ本を紹介します。

当サイトの関連記事

GA4の関連記事

以下がまとめ記事になっているので、こちらからどうぞ。
» Googleアナリティクス4(GA4)習得への完全マップ

Looker Studioの関連記事

以下がまとめ記事になっているので、こちらからどうぞ。
» Looker Studio(旧:Googleデータポータル)の使い方|GAレポートを作ろう

市販のおすすめ本

GA4のおすすめ本

以下の本がおすすめ。小川卓さん著です。

» アナリティクス4 設定・分析のすべてがわかる本

Looker Studioのおすすめ本

以下の本がおすすめ。小川卓さん監修です。
なお、データポータルとはLooker Studioのこと。前はこのツール名でした。

» Googleデータポータルによるレポート作成の教科書

もちろん私も購入済み。買って損しません。

まとめ

GA4とLooker Studioはどう使い分けるか?について解説しました。

それぞれメリットデメリットがあります。記事内の比較表を参考にしてください。

まとめとしては以下のとおり。

  • GA4標準レポート:サイト全体のデータを見て、気づきを得たいとき
  • GA4データ探索:特定の項目を深堀りしたいとき
    – 遷移分析したい
  • Looker Studio:特定の項目を深堀りしたいとき
    – 自由にレイアウトしたい
    – ディメンションや指標を新たに作りたい
    – GA4以外のデータも取り込みたい

記事内に関連記事を載せたので、あわせてご覧ください。

今回は以上です。

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