【厳選2冊】幼児教育におすすめの本と内容比較

Book EDUCATION

小さいお子さんを持つ親御さん:
「子供の教育でどんなことに気をつければいいかを知りたい。おすすめの本はありますか?」
「育児でおすすめの教育者の方いますか?」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. 『できる子の親がしている70の習慣』 七田眞
  2. 『頭のいい子に育てる10歳までのハッピーバイブル』『天才は10歳までにつくられる』 横峯吉文
  3. 七田さんと横峯さんの比較

この記事を書いてる私は40代半ば。娘が2人(中2・小5)います。

長女が1歳になった頃から、育児に関する本に関心を持ち始め、本屋でいろんな本を見比べてきました。

最終的には計5冊の本を購入し、何度も読み返し、実際に試しながら子育てしてきました。

小さいお子さん(特に最初のお子さん)を持つ親御さんで
「子供の教育でどんなことに気をつければいいかを知りたい。おすすめの本は?」
「育児でおすすめの教育者は?」
という疑問を持ってる方はいませんか?

そこで今回は、私の経験をもとに、育児のおすすめ本をご紹介します。
もし、概要をサッと知りたいだけの方は「3.七田さんと横峯さんの比較」を始めに見るのがよいかと。

1. 『できる子の親がしている70の習慣』 七田眞

1冊目は子供教育の第一人者、七田さんの本です。

七田眞さんのプロフィール

  • 七田式教育を提唱した教育家で、右脳教育の第一人者
  • 七田式幼児教育を実践している教室が全国で400を超える
  • 1997年に社会文化功労賞を受賞
  • 親からの愛情が子供の成長に不可欠という考えから「認めてほめて愛して育てる」を教育理念とする

『できる子の親がしている70の習慣』の概要

本の概要を紹介します。

  • お母さん達に絶大な信頼を得ている「七田式」のノウハウの中から、頭のよい子、心の豊かな子が育つ70のヒントを厳選して紹介
  • 親の役割を見直し、0歳から6歳までの間にできるはたらきかけを、右脳教育の第一人者が教えている
  • 「きっとできると励ます」「小さな用事を頼んでホメる種まきを」など、プラス思考で子どもを伸ばす知恵と具体例を公開
  • 才能は伸ばしたいけれど、つめこみ教育はしたくない。そんなあなたにおすすめの1冊
  • 子供の個性を認め、可能性を信じて、自己肯定感を強く持てるよう育てるという論旨は受け入れやすい
  • 愛→厳しさ→信頼の順で伝える、やる気の後押しする、親が見本を見せるなど。親の変革を促すという意味では自己啓発書的

私が特に参考にした点

私が参考にしたところをジャンルごとに抜粋します。

人としての育て方

  • 人間として1番大切なのは「徳」である。徳とは人を思いやって行動すること
  • 「清さ」「明るさ」「素直さ」が育っていることが心の育った状態であり、教育で1番大切なのは、自己中心性をとること、つまりワガママに育てないこと
  • 認めてホメれば、明るい自信になる。子供は認めて、ホメて育てるのがよい

家族の中での育て方

  • 対等な友達みたいに接するのではなく、親を敬うように育てる。親は子供が悪いことをした時に叱れる存在でなければならない
  • 家庭教育で1番大切なのは、一家の長である父親に家族の「敬」が示されること。父親に「敬」が示されている家庭の子供は、心が正しく素直に育つ
  • 年長者を敬うこと。例えばミカンをくばる際、年長者から配り、最後が子供。最初に子供から配るようではダメ

父親のあり方

  • 父親が家庭で敬されるためには父親が敬されるに足る生き方を示す。子供は父親と接することによって人格や性格をつくる
  • 父親がしっかり子供の相手をしてあげて、子供に父親の「愛」と「敬」を伝える。我が家のルールの中で、一家のボスは父親であることを、子供が小さい時に理解させる

しかり方

  • いけないことをしたらきちんとしかること。叱るのは1分以内に収める。クドクドとしかり続けると子供は聞く耳を持たなくなる
  • 家族にはルールが必要で、きちんと決めておく。子供がルールに違反したら叱る。ルール無しで一方的に親の気分で叱ってはダメ

読書・国語の大切さ

  • 自分で考える力をもち、創造性が豊かな子供を育てるには、読書の好きな子に育てることが基本
  • 小学校低学年のうちの読書量で子供の知能の発育が決まる。読書量が多いほど考える力がつき、想像力が豊かになる。小学校低学年のうちに読書習慣を身につけさせる
  • 全ての学力の基本は国語力。読書力を育て、漢字力を育て、表現力を育てよう。そのために本を読み文章を書こう

競争

  • 「他の子に負けるな」ではなく「自分に負けるな」と教えよう

2. 『頭のいい子に育てる10歳までのハッピーバイブル』『天才は10歳までにつくられる』 横峯吉文

2冊目は一時期テレビに取り上げられた、横峯さんの本です。

横峯吉文さんのプロフィール

  • 鹿児島にて社会福祉法人純真福祉会「通山保育園」を設立。現在3つの保育園などの理事長をつとめる
  • 女子プロゴルファー横峯さくらの叔父
  • 読み・書き・計算の自学自習をベースにしたユニークな「ヨコミネ式」教育法は全国的に有名で、全国200箇所以上で採用される
  • フジテレビの特集番組「エチカの鏡」にて「ヨコミネ式」の内容が放送され、エチカ史上最高の視聴率を記録
  • 全国各地での講演も大人気。その力強く温かいメッセージは「勇気をもらえる」と厚い支持を得ている

『頭のいい子に育てる10歳までのハッピーバイブル』『天才は10歳までにつくられる』の概要

本の概要を紹介します。

  • 例外なくスーパー児童が育つ保育園の経営者による本
  • 男の子と女の子で育て方を変えよう
  • 3歳以上の男の子は抱きしめちゃいけない?今の子育ての常識を覆す1冊
  • 読み・書き・算数・運動を各20分。毎日続けることによって驚くほどの成果が上がる。子供には厳しく接し、自立を求めていく
  • 自分で考えさせ、安易に教えない。できるようになれぱ子供は自分から進んでやる。自学自習。子供に達成感を持たせるようにする
  • 子供の自発学習を後押しを親がしてあげれば自然と子供が学びたがる。保育園任せにせず、家でも出来ることをしてみよう

私が特に参考にした点

私が参考にしたところをジャンルごとに抜粋します。

人としての育て方

  • 「ありがとう」と言える素直な心を育てる
  • 3歳過ぎてからの「甘やかし」や「溺愛」は、子供の「成長したい」願望を否定する。3歳過ぎたら子供を抱きしめない。意図的にできるだけ突き放して、自立させて育てる

家族の中での育て方

  • 「しつけ」よりも「あいさつ」よりも大事なことは「親の言うことを聞かせる」こと

父親のあり方

  • 父親の子育ては「存在感」でする。父親は子供にとって「強くて怖い存在」であるべき
  • 父親は必要以上に子育てに参加しない。それより家族のために一生懸命働いている、と子供たちが思う方が、中途半端に父親が口出しするよりも良い影響がある

しかり方

  • 子供は甘やかさずにどんどん叱る。親の厳しさが子供を育てる
  • 体罰は小学4年まで。ただし「よほどのときのみ」「太ももやお尻を1度たたくのみ」

学習

  • 教えて育てる「教育」では育たない。自分で学ぶ「学育」が子供の能力を伸ばす
  • 幼児期は「読み書き・計算・体操・音楽・英語」の5項目に取り組む。3歳になったら読み書きの学習をスタートさせる
  • 「読み・書き・計算」は集中力を考えるとそれぞれ20分ずつ、合わせて1時間がちょうどいい長さ。2日置きに長時間やるより、少しの時間ずつ毎日やる方が効果的。学習が習慣になるから。

読書の大切さ

  • 1番大切にしているのは体操でも音楽でもなく「本好きの子供に育てること」。本好きな子供は、将来の高度な学習が苦にならないから
  • 医師や弁護士などの第一線で活躍されている人に「小さいときから勉強は好きだったか?」と話を聞いたら、勉強の好き嫌いは人によって差があったが、共通点は「本が好き」ということ。子供の時から本が好きだった人は、受験勉強も苦にならないし、専門的な学習も難なくこなせる
  • 本を読むことで「理解力」「思考力」を身につけることができる。頭のいい子に育てるためには、本好きな子にすることが重要
  • 本を読むことで、さまざまな文化、人生、生き方、喜び、悲しみ、怒り、とまどいを知ることができる。思いやりも優しさも、読書を通して自分で学べる。心を学ぶ上で、本に勝る先生はいない

生活

  • 4歳になったら「早寝早起き」の習慣をつけてあげる。食事の時間を早くし、お風呂も手早く済ませ、毎日夜の8時には寝かせることを最優先する

運動

  • 6歳までの運動で体の基礎をがっちりつくる。運動神経は6歳で臨界期を迎えるといわれる。基本的な運動神経をつけるために、とにかく走らせることが大切

七田さんと横峯さんの比較

上記で紹介した七田さんと横峯さんの本はどちらもおすすめですが、もちろん両者の主張はそれぞれ特徴があります。
両者を比較して、共通点と違いを私なりに以下にまとめたので、参考にして下さい。

私がそうしたように「ここはこっちの考え方の方がしっくりくる」というように両者をミックスしていくのがおすすめです。
順に説明します。

人としての育て方

横峯さんの「3歳過ぎたら溺愛しない。抱きしめない。自立させる」にはちょっと驚く方もいるかと思います。
いっぽう七田さんは「子供は認めて、ホメて育てるのがよい」と安心感のある内容です。ただし、七田さんも「ワガママに育てないことが1番大切」と仰っており、子供を甘やかさず育てる点では同じように感じます。

横峯さんの「男の子と女の子は違うので、性別に応じた育て方をすべき」という主張は、七田さんには無い考え方です。

家族の中での育て方

七田さん、横峯さんともに「親を敬うように育てる」「親の言うことを聞かせる」と述べており、主張は似ています。決して「友達のような関係」「子供第一優先」のような考え方ではありません。

父親のあり方

七田さん、横峯さんともに「父親に威厳や存在感が必要」と説いています。
ただし、七田さんは「父親がしっかり子供の相手をしてあげて」とありますが、横峯さんは「父親は必要以上に子育てに参加せずしっかり働く」とあり、ややスタンスが異なります。

ちなみに私はというと、30代は休日の大部分は子供のために時間を使ったので、七田さんよりですね。

しかり方

七田さん、横峯さんともに「いけないことをしたらきちんとしかる」の点は共通です。
ただし七田さんは「愛していることをまず伝え⇒厳しさ⇒信頼、の順で伝える」とあり、これを実践するのはハードル高いです(汗)。
いっぽう横峯さんは「甘やかさずにどんどん叱る。親の厳しさが子供を育てる」「よほどの時は体罰も辞さず」と結構スパルタです(汗)。

ちなみに私はというと、幼稚園生のころは七田さんモドキでしたが、小学生になったら横峯さん式になりましたね。やっぱりガミガミ言っちゃいます。難しいです(汗)。

学習

横峯さんは「読み・書き・計算」を20分ずつ合わせて1時間を毎日やること、とかなり具体的に説明しています。
この「ヨコミネ式」教育法によってスーパー園児が育っているので、説得力はあります。

注目ポイントとして七田さん、横峯さんともに「読書の大切さ」を最重要視している点です。
私は自身の経験と、両者のこの考えに強く影響をうけ、娘たちに沢山読書をさせて育てました。それに関しては、以下の記事で詳しく書いています。
>> 子供時代の読書が与える影響とは?|読書で得られる5つの効果
>> 子供を本好きに育てる8つの方法

運動・音楽

横峯さんは「読み・書き・計算」などの学習に加えて、幼少期の運動の大切さを説いています。
実際に経営する幼稚園の児童が「全員逆立ちで歩く」様子がテレビでも取り上げられていて、説得力はあります。
また音楽なども含め、多岐にわたって具体例が多いのが七田さんの本には無い特徴です。

まとめ:育児でおすすめの本

娘2人を育てるうえで、育児の本をいろいろ見比べて、実践してきた私の経験から、育児のおすすめ本を2冊紹介しました(横峯さんの2冊は内容はほぼ同じ)。

  1. 『できる子の親がしている70の習慣』 七田眞
  2. 『頭のいい子に育てる10歳までのハッピーバイブル』『天才は10歳までにつくられる』 横峯吉文
  3. 七田さんと横峯さんの比較

本記事を読んで、もし「もっと詳しく知りたい」と思われたなら、実際に本を購入することをおすすめします。
私は上記の本をマーカーをひきながら何度も読みかえしましたよ。

というわけで今回は以上となります。
育児を楽しみながら頑張ってください。