書道検定の受験方法&合格するコツとは【毛筆書写技能検定】

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小学生の子を持つママ:
「子供に書道の検定を何かしら受けさせようと思っています。ネットで調べたら、毛筆書写技能検定ってのがありました。この試験の評判を知りたいな…。受験方法や合格するコツも教えてください」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 書道検定の受験方法&合格するコツとは【毛筆書写技能検定】

こんにちは、ヒデハルです。
子供教育に関心をもつ40代、2児の父です。

小学生の子を持つママさんのよくある悩みとして、「子供に書道の検定を受けさせたいけど、イマイチよくわからない…」という点があると思います。

ちなみに、あなたがネットで調べた毛筆書写技能検定に、私は4・3・2級に合格してます。娘2人は4級に合格しました。なので割とこの検定に詳しいほうです。

そこで今回は、毛筆書写技能検定について、実経験をもとに解説します。
参考になれば幸いです😌

書道検定の受験方法&合格するコツとは【毛筆書写技能検定】

本記事の内容は、以下のとおり。

毛筆書写技能検定とは

  • 概要
  • 対象
  • 受験日
  • 受験費用
  • 受験会場
  • 持ちもの
  • おすすめの級
  • おすすめの準備
  • 合格時のメリット

順に解説していきます。

概要:毛筆書写技能検定って何?

書道の世界には、「級位」「段位」というものが存在します。

でも、各教室や団体、流派によって、級位や段位を認定するときの基準がバラバラ…。全国的に統一された共通の試験というものはありません…

そんな中で、最もメジャーな試験が「毛筆書写技能検定」です。

本検定は文部科学省後援であり、言うなれば書道界の英検!
履歴書に明記できる日本で「唯一」の書道検定です。

書道教室の生徒さんだと、必ずこれを受けるべし、っていう指定があるでしょうが、それがなければ、本検定の一択ですね😌

受験できる年齢って?

誰でも受けられます。

受験日はいつ?

年に3回、休日に開催されます。
大体は1月・6月・11月ですね。
» HPでチェック

どこで受けるの?

その年によって会場は変わります。
各県に1〜2箇所、指定された会場で受けます。
» HPでチェック

正直、家が会場から遠いとツライかも…。

受験費用はいくら?

  • 5級:1400円
  • 4級:1700円
  • 3級:3100円
  • その他は、HPでチェック

必要な持ち物って何?

  • 受験票
  • 筆記用具(鉛筆・消しゴム)
  • 書道用具(普段使ってるのでOK)
  • 半紙(練習用。本番用は配られる)
  • 新聞紙(半紙を汚さないため)
  • 身分証明書(小6以下は不要)
  • スリッパ(会場による)

何級を受けるとよい?

ここがポイントですね😌

級は、「6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級」の8つ。
1級が最高位です。
このうち、準2級以上は本記事では除外します。かなり難易度が高いので。

【参考】私は2017年に2級に合格しましたが、やっとこさ、という感じでした…。小4〜高3まで習ってた技術の貯金があったのと、直前の2週間に、知識問題を詰め込んだおかげ。合格率が43%(2016年平均)ですから、それなりにハードルは高いです…

そして6級も除外します。あまりに易しすぎるから。

言い方はアレですけど、お金と時間のムダです…。HPを見ても、6級だけ受験者数が載ってないし…。

というわけで、受けるのは「5級・4級・3級」のどれかでしょう。
実際に受けてみた経験からすると、目安は以下のとおり。

5級・4級・3級を受ける目安

  学年(私の意見 学年(HPより) 合格率(HPより)
5級 小1〜小2 小3〜 94%
4級 小3〜小4 中学高校生 91%
3級 小5〜小6 中学高校生 70%
【感想1】HPに書いてある学年の目安は、実際の受験層よりも低いですね…。例えば5級は、小1〜2でも充分いけます。合格率94%がそれを物語ってるし。4級は小3〜4で充分イケます。中高校生で4級受けてる人はほぼ皆無でした…。ちなみに娘2人は小4で4級に受かりましたが、小3でもイケたはず。
【感想2】3級は少しレベルが上がります。なぜなら行書が登場するから。文字をくずして書くアレですね。長女は小5で3級を受けましたが、惜しくも不合格…。私的には受かったと思ったんですけどね…。でもやっぱり3級を受けるなら小5〜6が相応です。そんでもって小6までに3級を合格できればグッジョブ!ってホメてあげましょう😌

合格するコツとは?

もうひとつのポイント、受験対策について。

受験にむけてやるべき準備は、大きくは「筆の練習」と「知識問題の勉強」。出題内容をまとめると以下のとおり。

級ごとの出題まとめ

  大筆:
楷書
小筆:
楷書
筆:
行書
知識:
筆順
知識:
漢字
知識:
部首
知識:
読み
5級
4級
3級

これらの出題に対して、最も効率的な勉強法は、過去本をやることです。

過去本には実際に出題された「筆(実技)」と「知識問題」の両方が掲載されており、その問題を実際にやれば試験のイメージもつくし、本番さながらの練習を家でできるからです。

各級ごとの過去本は以下のとおり。

5級の過去本

» わかりやすい毛筆の基本

3級・4級の過去本

» 毛筆書写検定ガイド(実技3・4級)

私も娘もこの本を使って受験に備えました。この本を反復すればバッチリ😌

合格したらどんなメリットある?

毛筆書写技能検定のメリットは、HPにたくさん書かれています。「履歴書に書ける」「内申点にプラス」とか。

ただし、「履歴書に明記できる」ってのは、小学生のお子さんにはピンとこないですよね…。また「中学生には、合格級を高校進学時の内申書に記入でき、高校入試に役立ちます」と記載されてますが、その効果の程は私にはわかりません…。

私が思うメリットとは、書道検定の中で最も公的性が高く、実力が客観的にわかること。シンプルですけど、これに尽きます。

ちょっぴり補足、書道上達のコツ

書道の上達のコツは「とめ・はね・はらいといった基本技法」を正しく身につけ、反復することです。

もしアナタが書道が苦手なら、YouTube動画でお子さんに「正しい筆の運び」を見せてあげてください。今なら手本になるような動画がたくさんアップされてますよ。

このように「YouTubeで学ぶ→反復練習」をすれば、独学でも書道は上達していきます。書道を独学で練習して上達する秘訣|書道教室に通わなくてもOK」の記事もあわせてどうぞ。

というわけで、最後にまとめ

毛筆書写技能検定は、“書道界の英検”のような存在です。

会場が各県に1〜2個しかないのがネックになるかもですが、それがクリアできそうであれば、受験してみることをオススメします。

合格して得られる達成感は、かけがえのないものですから。

参考になれば幸いです😌

人気書道を独学で練習して上達する秘訣|書道教室に通わなくてもOK