オーディオブックとは?メリットデメリットをわかりやすく解説。

オーディオブックのメリットを知りたい人「オーディオブックって、最近よくネットでよく見かけるけど、何がいいの?本は活字で読めばいいのに、なぜわざわざ聴くんでしょうか?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
こんにちは、ヒデハルです。
毎日オーディオブックを愛用してます。
さて最近では、オーディオブックという文字をネットでちらほら見かけることもあるかと。
よって、「オーディオブックって何?」「なぜ本をわざわざ聴くの?活字で読めばいいじゃない」というギモンを抱くのも当然かと思います。
そこで本記事では、日々オーディオブックを愛用してる私が、オーディオブックのメリットをお伝えします。もちろんデメリットも。
この記事を読み終えるころには、オーディオブックのことがよくわかり、「ちょっと使ってみようかな…」という気になるはずです。
オーディオブックとは?

オーディオブックとは、主に書籍を朗読した音声コンテンツの総称です。
キャッチフレーズとして
・音声読書
・聴く読書
・耳で楽しむ本
なんて言われたりもします。
音声コンテンツとしては、書籍以外にも、
・語学の講座
・ラジオ番組
・いやし音楽
・対談
・落語
などバリエーションは豊富。
朗読は、
・プロのナレーター
・声優
・俳優
が行います。
よくある間違い
オーディオブックを販売するサービス名で、『audiobook.jp』というのがあります。
ネット記事のなかには、『audiobook.jp』のことを、単に「オーディオブック」と書いたりするものがあって、それが読者を混乱させてるのかと…。
- オーディオブック:主に書籍を朗読した音声コンテンツの総称
- audiobook.jp:オーディオブックを提供するサービス名
上記のとおりなので、混同しないようにして下さい。
オーディオブックのメリットとは?

オーディオブックのメリットを全て挙げると以下の5つ。
- その①:スキマ時間でスキルアップできる
- その②:スキマ時間を使って本を楽しめる
- その③:眠れない人には睡眠薬の代わりになる
- その④:子供の読み聞かせ・寝かしつけを任せれる
- その⑤:活字が苦手な人や視力の弱い人が本を楽しめる
上記のとおり。
ではそれぞれをご説明します。
メリット①:スキマ時間でスキルアップできる

オーディオブックのメリット1つ目は、スキマ時間で読書をして、スキルアップできることです。
ふだん忙しくてなかなか本を読めないビジネスパーソンは、通勤時間を使ってオーディオブックを聴くことで、スキルアップができます。
オーディオブックならイヤホンで聴くだけなので、歩きながらでもいいし、混雑したバス・電車の中でも大丈夫!スキマ時間を効率的に使えます。
おすすめのオーディオブック
ビジネスパーソンにおすすめのオーディオブックは以下で紹介していますので、参考にどうぞ。
» audiobook.jpでおすすめのビジネス本5選【オーディオブック】
» Audible(オーディブル)のおすすめビジネス書5選【2021版】
メリット②:スキマ時間を使って本を楽しめる

オーディオブックのメリット2つ目は、スキマ時間で本を楽しめることです。
趣味や娯楽として本を読みたいけど、ふだんなかなか本を読む時間をとれない方も、オーディオブックであれば、「ながら読書」で本を楽しめるのでおすすめです。
オーディオブックは、プロのナレーターや声優さんが朗読するので、活字の本には無い良さを楽しめます。
おすすめのオーディオブック
小説やライトノベルでおすすめは、Audible(オーディブル)のおすすめ小説・ラノベ5選【2021版】を参考にどうぞ。
ここまでは、オーディオブックのメリットとして、「ふだん忙しくて本を読めない方がスキマ時間を有効に使える」というお話をしました。
でもオーディオブックのメリットってそれ以外にもあるので、以降ではそのあたりを紹介しましょう。
メリット③:眠れない人には睡眠薬の代わりになる

オーディオブックのメリット3つ目は、眠れない人には睡眠薬の代わりになることです。
そんな方にはオーディオブックがおすすめですよ。なぜかというと、眠れないときには、寝よう寝ようと意識するよりも、何かを聴いてる方がかえって早く眠れるからですね。
私も毎日やってますけど、部屋を真っ暗にして、目を閉じたまま聴けるので、単行本を読むよりもさらに早く眠りにつけます。
おすすめのオーディオブック
睡眠薬のかわりに聴くオーディオブックとしては、ズバリ「マジメな本」がおすすめ。授業中にウトウトする学生みたく、サクッと眠りにつくことができるので笑。
例えば、Audible(オーディブル)のおすすめ自己啓発本3選【人生の必読書】あたりはどうでしょうか?
メリット④:子供の読み聞かせ・寝かしつけを任せれる

オーディオブックのメリット4つ目は、子供の読み聞かせ・寝かしつけを任せれることです。
小さなお子さんに本を読み聞かせるのはとても大切なこと。例えば、
・親子のスキンシップになる
・子供の想像力が豊かになる
・子供が本好きになる
など、その効果は絶大でしょう。
・疲れていて気力がない…
・忙しくて時間がない…
など。
そんなときには、このオーディオブックはとても役に立ちますよ。子供の読み聞かせ・寝かしつけを任せれるわけですから。
しかもプロのナレーターの朗読はさすがだし、本によっては効果音や背景音楽つきなので、ワクワク感がアップします。
おすすめのオーディオブック
Audible(オーディブル)で読み聞かせ・寝かしつけにおすすめの5冊で紹介してるのでご覧ください。
メリット⑤:活字が苦手な人や視力の弱い人が本を楽しめる

オーディオブックのメリット5つ目は、活字が苦手な人や視力の弱い人でも本を楽しめることです。
・目が疲れるから、本を読むのを避けがち…
・視力が弱いから、読書はあきらめてた…
もしも上記にあてはまる方なら、オーディオブックがピッタリだと思います。オーディオブックは耳で聴くだけですからね。
活字が苦手で本をあきらめていたけど、オーディオブックに出会って本の楽しさに芽生え、「人生が変わったような感じ」とおっしゃる方もいます。(朝日新聞2021/1/28記事より)
オーディオブックのデメリットとは?

オーディオブックのデメリットも紹介します。ここでいうデメリットとは、紙媒体の本や電子書籍と比べたときに劣るところですね。
- その①:値段が高い
- その②:時間がかかる
- その③:線をひけない
- その④:読み返すのは不向き
上記のとおり。
カンタンにご説明しましょう。
デメリット①:値段が高い
オーディオブックは、紙媒体の本や電子書籍に比べて、総じて値段が高いのがデメリット。
Amazonを例にすると、書籍『嫌われる勇気』は、それぞれ以下の料金です。
単行本 | 1650円 |
電子書籍 | 1188円 |
オーディオブック | 2100円 |
※2021年3月時点
ちなみに、オーディオブックは紙の本のように、中古として売ることもできません。(これについては電子書籍も同じ)
ただし繰り返しですが、オーディオブックはスキマ時間を活用できること。「時は金なり」ですから、少し金額が高くてもその価値はあるかと。
それと上記の金額は、本単品で購入したケースであり、月額サービスに登録すれば、料金形態は異なります。月額サービスはのちほど紹介するのでそちらも参考にしてください。
デメリット②:時間がかかる
活字を読むのが早い人からすると、オーディオブックは、一冊を終えるのに時間がかかるのがデメリット。
活字だと、ななめ読みしたり、パッと全体を眺めてあまり有用じゃないなと思ったら読み飛ばしたりしますよね。
一方でオーディオブックだと、目次の先頭にジャンプすることはできても、各章ごとは全て聴くしかありません。
倍速で聴けたりはしますけど、同じ環境で読み比べるなら、やはり活字よりも時間はかかるでしょう。
デメリット③:線をひけない
オーディオブックは、紙媒体の本のように、線をひいたり、書き込んだりするのができないのがデメリット。
大切なところに印をつける(ブックマーク)はできますけど、紙の本にササッと書き込むのあの手軽さにはかないません。
※小説などは線を引かないので、デメリットではない。
デメリット④:読み返すのは不向き
オーディオブックは、紙媒体の本のように、読んでる途中で、前のページをもういちど見返すなんてのは不向きです。
もちろん、オーディオブックでもスライダーを操作して、巻き戻すことはできますけど、紙の本のあのフットワークの良さには劣るので、そこがデメリット。
オーディオブックを聴く方法とは?

ここまでの説明で、オーディオブックの基本をご理解いただけたと思います。
続いては、オーディオブックを実際に聴く方法を解説しましょう。
オーディオブックを聴く流れ
オーディオブックを聴くには、おおなかな流れは以下です。
- 手順①:オーディオブックをサイトで選ぶ
- 手順②:オーディオブックを購入する
- 手順③:スマホ/PCで聴く
順に解説しましょう。
手順①:オーディオブックをサイトで選ぶ
まずは本を選ぶところから。電子書籍と同じように、ネットで購入します。
オーディオブックを提供しているサービスはそれほど多くなく、6つほどです。(2021年3月時点)
6つのサービスの比較は、2021年オーディオブック比較!おすすめアプリ・サービスはどれ?の記事をご覧ください。
この記事の結論を言ってしまうと、おすすめサービスとは「audiobook.jp」と「Audible」の2つということ。
よって手順①は、audiobook.jp もしくは Audibleのサイトから本を選べばOKです。
手順②:オーディオブック購入する
本を選んだら、オーディオブックを購入します。購入方法は以下の2パターン。
- 買い切り
- 会員になる
買い切りの場合
その本を定額で購入します。登録(無料)は必要で、クレジットカード決済が基本です。
会員になる場合
audiobook.jpもAudibleも月額会員になることができます。
audiobook.jpなら「月額880円と読み放題プラン」と「月額550円からの月額会費プラン」の2種類があります。
Audibleなら月額1500円。
それぞれの会員ごとに特典が違いますので、くわしく知りたい方は、2021年オーディオブック比較!おすすめアプリ・サービスはどれ?をご覧ください。
手順③:スマホ/PCで聴く
あとはオーディオブックを聴くだけです。
基本的には、オーディオブックは「スマホ」で聴くことが多いでしょう。
最初に一度だけ、オーディオブックのアプリをスマホにインストールしておきます。
手順②で購入したオーディオブックをスマホにダウンロードすれば、あとはいつでも再生することが可能です。
PCでも聴けます
オーディオブックはPCでも聴けます。
例えば「Amazon Audible」では、Mac,WindowsのどちらもでOKです。
» Amazon Audible (オーディブル)の使い方【2021年版】
なお「audiobook.jp」であれば、MP3形式でオーディオブックをダウンロードできるので、PCだけじゃなく、MP3プレイヤーで聴くことも可能です。
» audiobook.jpならオーディオブックをMP3でダウンロードできる!
以上、オーディオブックを聴く方法でした。
まとめ:オーディオブックとは?メリットデメリットをわかりやすく解説。

記事のポイントをまとめます。
- オーディオブックとは、主に書籍を朗読した音声コンテンツの総称
- オーディオブックのメリット:
・スキマ時間でスキルアップできる
・スキマ時間を使って本を楽しめる
・不眠症の方には睡眠薬の代わりに
・子供への読み聞かせを任せられる
・活字が苦手/弱視力でも楽しめる - オーディオブックのデメリット:
・値段が高い
・時間がかかる
・線をひけない
・読み返すのは不向き - オーディオブックを聴くには、audiobook.jpかAudibleのどちらかのサイトから購入するのがおすすめ
といった感じです。いかがでしたか?
無料体験のすすめ
もしオーディオブックの理解がいまひとつでしたら、ぜひ本記事を読みかえしてみてください。
ただし、もっとおすすめは実際に試してみることですね。audiobook.jpとAudibleのどちらも、1ヶ月の無料体験ができますから。
無料体験の始め方は、以下の記事でわかりやすく解説していますので今すぐどうぞ。
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それでは、良いオーディオブック生活を!