薄毛にならないための予防法10選
薄毛に関して悩んでいる人
「いま薄毛が進行中。これ以上薄毛にならないためにはどうれすればいいの?」
「いまは大丈夫だけど、この先薄毛にならないか不安。予防法をおしえて」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 髪に良い食事をする
- 食べ過ぎない
- 飲みすぎない
- タバコを吸わない
- 正しい洗髪をする
- 洗髪後はすぐに乾かす
- スマホを見すぎない
- 十分な睡眠をとる
- 帽子をかぶる
- 適度に運動をする
この記事を書いてる私は40代半ば。
薄毛にならないよう日々情報収集し実践しています。
そこで今回は、私がふだん気を付けている薄毛の予防法をお伝えしていきます。
1. 髪に良い食事をする

薄毛は髪の主成分である「タンパク質」が不足することで進行します。
そのため、タンパク質を作るのに欠かせない「ビタミン」や「ミネラル」などが多く含まれる食べ物をとることで、薄毛を改善する効果があります。
具体例を以下に示します。
髪に良い食品
- タンパク質‥毛そのものの成長に必要な栄養‥肉・魚・卵・大豆・乳製品
- ビタミン‥血流を促進させ頭皮環境を整える‥野菜・豚肉・レバー・大豆
- ミネラル‥髪を作る基本となる栄養‥レバー・カキ・魚介類
ちなみにワカメなどの海藻類を食べることで髪の毛はふえません。
たしかに、海藻類には毛の成長に欠かせないミネラルが豊富に含まれています。
しかし、そこから摂取できるのはごくわずかで、頭皮への栄養に回る量もわずかです。
反対に髪に良くない食品を以下に示します。
髪に悪い食品
- 糖分‥皮脂が過剰に分泌され、頭皮環境が悪化する‥チョコ・ケーキなど
- 塩分・脂肪分‥頭皮の血流を悪化させる‥スナック菓子・ファストフードなど
またキムチ、唐辛子などの辛いものを食べ過ぎるのもあまり頭皮によくありません。
適量であれば血行促進になり体にいいですのですが、食べ過ぎると交感神経が活発になり過剰に皮脂が分泌します。
皮脂がふえれば抜け毛につながります。
2. 食べ過ぎない

食べ過ぎて太ることにより、内臓脂肪が増え「PAI-1」という悪玉ホルモンが多く分泌されます。
PAI-1が増えすぎてしまうと血圧が上がったり、血流が悪くなります。
すると、頭まで栄養素がいかず髪にダメージがいきます。
また、食べ過ぎるとエネルギーになれなかった脂質はどんどん体に蓄積され脂肪になります。
その脂肪が頭皮にまで及び、毛穴をふさいでしまうことも。
毛穴がふさがると、髪に栄養が行き届かなくなるので、髪はやせ細り抜け落ちてしまいます。
食べ過ぎないように適度な量におさえましょう。
3. 飲みすぎない

アルコールが分解されたアセトアルデヒドという物質は、血液中の栄養素を消費します。
すると、頭皮に届くはずだった栄養素が少なくなり、薄毛を促進させます。
お酒は飲みすぎないように適度な量におさえましょう。
4. タバコを吸わない

タバコに含まれている成分のニコチンは血管を収縮させます。
すると、血流が悪くなって頭皮に栄養素がいきわたらず悪影響です。
世の風潮的にも薄毛にとってもタバコは百害あって一利なしかと。
5. 正しい洗髪をする

頭皮にやさしい洗髪の仕方
- シャンプー前に髪全体をお湯で洗い流す
- シャンプーを手に取り水を足して泡立てる
- 泡立てたシャンプーで指の腹を使って洗う
- 洗い残しの無いように根元から洗い流す
まず、シャンプー前に髪全体をお湯で洗い流しましょう。
髪についた軽い汚れやほこりを落とすことができます。
次に、シャンプーを手に取り水を足して泡立てます。
頭皮で泡立てると、頭皮の負担になります。
泡立てたシャンプーで指の腹を使って洗います。
爪を立てて洗うと頭皮に傷がついてしまいます。
このとき頭皮をマッサージすると頭皮が刺激され、血行促進につながります。
シャンプーの成分が頭皮の奥まで浸透しやすくなる効果があります。
最後に洗い残しの無いように根元から洗い流しましょう。
このときに洗い残しがあると頭皮のダメージになるので丁寧に流しましょう。
洗髪の注意点
そのほかに洗髪の注意点が2つあります。
1つ目は「洗い過ぎるのもよくない」です。必要な皮脂まで洗い流されてしまうからです。
2つ目は「朝シャンはよくない」です。朝は頭皮の毛穴が緩んでいるため、シャンプーのカスがつまりやすく薄毛の原因になるおそれがあります。
6. 洗髪後はすぐに乾かす

髪の毛が半乾きだと雑菌が繁殖しやすくなり頭皮に負担がかかります。
さらには、自然乾燥だと水分が飛び過ぎてしまい、頭皮が乾燥状態になってしまいます。
頭皮にある程度水分がないと頭皮の温度が下がり血行が悪くなります。
そこでお風呂から出た後、まず髪の毛をタオルで包み、優しくたたくようにドライしましょう。
ゴシゴシすると髪の毛にダメージがかかり、切れ毛につながります。
次にドライヤーですぐに髪の毛を乾かしましょう。
7. スマホを見すぎない

長時間パソコンやスマホを使用すると目を酷使してしまうため、眼精疲労になります。
眼精疲労になると頭周辺の血行が悪くなり、頭皮まで栄養が行き届きづらくなります。
パソコンやスマホは必需品ではありますが、スマホでマンガをみたりゲームをする時間はなるべく減らしましょう。
また自分で目のまわりをマッサージするのもおすすめです。
※私自身、スマホを見る時間がとっても長いので、気をつけないといけません‥。
8. 十分な睡眠をとる

しっかり睡眠を取ることも、薄毛の予防になります。
中でも22時~2時までの4時間はもっとも成長ホルモンが分泌される時間帯。
この時間帯に眠りにつくと新陳代謝が活発になり、古い細胞が新しくなり、毛の発育にもいいとされています。
夜更かしせず早めに寝て、質の良い睡眠をとりましょう。
22時に寝るのは難しいという方は、少なくとも睡眠時間を十分に確保しましょう。
9. 帽子をかぶる

頭頂部は肌よりも多くの紫外線を浴び、老化が起きやすい場所です。
紫外線は毛穴の中にある毛根や毛母細胞にまでダメージを与えます。
そうすると抜け毛の原因となるだけでなく、毛髪が育たなくなり、薄毛の原因となります。
外出する際はなるべく帽子をかぶるもしくは日傘をするなどして、紫外線から頭皮と髪を守りましょう。
ちなみに、「帽子をかぶると薄毛になる」というウワサがありますが、帽子をかぶることが直接薄毛の原因になることはありません。
ただ、帽子などをかぶると頭皮が蒸れやすくなり、細菌が繁殖して頭皮環境が悪化する可能性はあります。
しかし適度に脱いで換気して汗を発散させたり、毎日シャンプーをしていれば問題はありません。
10. 適度に運動をする

運動不足になると血流が悪くなり、頭皮に悪影響を及ぼします。
適度に運動をすれば血行不良も改善できます。
気軽にできるウォーキングから始めてみることをおすすめします。
まとめ:薄毛にならないための予防法
薄毛にならないための予防法を10点お伝えしました。
いかがでしたか?
薄毛というと「アートXXチャー」といった植毛や「スカXプD」といった育毛剤が頭にうかぶかもしれません。
もちろんそういった手段も人によっては有効かもしれません。
私がお伝えするのは、食事・お酒・洗髪・スマホ・睡眠・運動といった「生活習慣そのものの改善」が薄毛予防に大切ということです。
「しみついた生活習慣を変えていくのは難しい」というご意見もあるかもしれません。
とはいえ、薄毛になって後悔しても遅いですよね。
本記事でのべた方法は、薄毛の予防のみならず「健康・ダイエット」にもつながる内容が沢山あります。
薄毛も予防できて健康にもなれば一石二鳥ではないでしょうか?
最後に薄毛予防法をもう1度おさらいです。
- 髪に良い食事をする
- 食べ過ぎない
- 飲みすぎない
- タバコを吸わない
- 正しい洗髪をする
- 洗髪後はすぐに乾かす
- スマホを見すぎない
- 十分な睡眠をとる
- 帽子をかぶる
- 適度に運動をする
というわけで今回は以上となります。
生活習慣を整えて薄毛予防を!
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